けんGブログ
2024年3月18日 : 不適切にもほどがある知事
一般質問で厳しく指摘したら、すぐに動いてくれました!!(^-^ゞ
静岡県は18日までに、静岡市葵区杉尾地区に無許可で造成された違法盛土約1万立方mを、約70kmも離れた牧之原市の民間の残土処分場に運ぶ行政代執行の『白紙撤回』を決め、牧之原市やワタシに報告しました!(^-^)v
撤去する土砂の搬出先を再検討したところ…杉尾地区の近隣には、ただちに土砂の再利用が可能な公共事業がなかったため、複数の民間施設に分けて搬出する方針を固め、調整を進めているそうです!(o^-')b !
議場で何度も何度も、誤りや矛盾や暴言を厳しく追及されても決して認めず、謝らず、言い訳や話のすり替え、居直りに終始している県のトップとはあまりにも対照的に…清々しささえ覚える交通基盤部の急転直下で、正しい対応です!(*´∀`)♪
この件の経緯とワタシの当該質問は…⇒ こちら!!
静岡県議会2月定例会は18日、総額1兆3160億円の新年度当初予算案等、92の議案・報告のすべてを可決して閉会しました。
その何倍も注目されていた先週末に飛び出した川勝知事の新たな問題発言への対応でしたが…会派の役員会では「県民の反応や感情を注視するべき」との意見が多数を占めたそうで、今回は知事への不信任決議案提出は見送られました。
代わりに、河原崎聖政調会長が議案への〝賛成討論〟の冒頭に語気を荒げ、激しく知事を非難しました。
河原崎県議:「文化が高いとか低いとかいう表現は、重大な差別表現です。あっちよりもこっちのほうが上という論法は、あの〝コシヒカリ発言〟と同じです。県民を分断するような発言については、強く戒められたのではありませんか? このような揚げ足取りに近い、粗探しが行われるようになったのは、御殿場コシヒカリ発言などにより、知事ご自身が招いた事態です。来客や聴衆などへのリップサービスのつもりで発言しているものが、得てして『〇〇より〇〇のほうが下』という、人を見下した形の表現になるため、周囲はそれに対して常に目を光らせております。そんな簡単なことが分からないのでしょうか?」
また、それに先立ち、公明党県議団の盛月寿美県議も、懲りない川勝知事を鋭く糾弾しました。
盛月県議:「車の両輪に例えられる知事と議会の信頼関係は回復するどころか、最後までガタガタと音を立てて崩れていく事態となっています。知事という立場にありながら、人や自治体を自分の勝手な基準で評価し、思いのままに発言し、行動する、こうした姿はもう見たくありません!」
まったくもって「その通り!」だと思いました!!
しかし本日は、知事が答弁や意見陳述に立つ場面はなく、議会はそのまま閉会しました。。「何だかなー!?」と思いました。
閉会後には、4月に任期満了を迎える出野勉副知事(72)と代わって副知事に就任する元県庁職員の増井浩二氏(66)、そして再任が決まった池上重弘教育長(60)がそれぞれ壇上に上がり、われわれ県議に向けて挨拶を行いました。
2024年3月17日 : 新茶祈願祭とタマリ千秋楽
始発の新幹線で静岡に戻り、牧之原市の『静岡牧之原茶 新茶祈願祭』(主催:牧之原市茶業振興協議会)に、今年も出席させていただきました!(^-^)/
例年、台地の上のJAハイナンの事務所の中で実施されることがほとんどでしたが、今年はい~らの舞台上。市内のお茶屋さんと菓子店がコラボする恒例の『牧之原コンチェルト』も、同時開催していました。
良質で美味しい牧之原のお茶の葉の順調な生育と市場での高価格、そして需要回復と販路拡大を祈念して、参加者全員で拳を突き上げ、「エイエイオー!!」と気勢を挙げました!!!(^-^)/
新茶祈願祭を終えると、再び東名を飛ばして静岡駅に戻り、スリル満点の新幹線とJRの乗り換えを突破して、開演直前に2日連続の川崎上陸に成功!(^^;)
マリアーノの舞台『タマリ』の千秋楽公演に滑り込みました。会場は超満員。牧之原・吉田から観光バスでやってきた50人のみなさんが、車内販売で購入してくれたピンクと水色の『マリアーノTシャツ』が咲き乱れる異様な光景でした!(*´∀`)♪
それ以外にも新婚の姪っ子夫婦や大学時代、記者時代、ボランティア時代、そして現職を通じての友人や知人、県議の先生まで…多種多様で華麗な『ケンジ人脈』のるつぼと化していて、思わず笑ってしまいました!(´▽`)
舞台は昨夜以上に盛り上がり、無事に大団円を迎えました。息子も感動を隠せない表情でした。「ありがとう! 今までの人生で今日が一番、健さんに感謝しています」と…今よく考えてみると「えっ! そうなの?(^^;)」と返したくなるようなお礼を言われました。
ワタシの甘言に誘われて、観劇ツアーに応募してしまった参加者のみなさんも、とても満足そうで良かったです。
筋金入りの親バカの大騒ぎに、最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました! 2往復目の帰路は、バスの最後列で幸せを噛み締めました。
2024年3月16日 : 息子の晴れ舞台を観劇!
今夜は、新幹線とJRを乗り継いで川崎まで、息子のマリアーノの舞台「タマリ」を独りで観に行きました。満席でした!
序盤にはなかなか登場しなかったので、ヤキモキしましたが…ちゃんと重要な役で、期待以上に活躍してくれました!
この年になってやっと痛感するのですが…舞台俳優のみなさんの発声と滑舌、記憶力と対応力、そしてチームワークは素晴らしいなと思います。そこらの政治家とは比較になりません!
いつまでもたってもその場しのぎ、人生のほとんどを行き当たりばったりのアドリブで過ごしてきたワタシには、とても信じられない世界です。
普通ではちょっとできっこない経験を積んでいる我が子を、誇らしく思いました。やりたいことは、やれるうちにとことんやることの大切さを再認識しました。
そして、小学生時代の彼に、俳優になることを勧めた亡き母に、今夜の演技を見せたかったです!(T-T)
朝は、牧之原市榛原地区グラウンドゴルフ協会の「年度末大会」に伺いました! 快晴微風の絶好のコンディションだと思いきや…
ものスゴい量の花粉が飛散していて、薬を飲んでいるのに、目はかゆいし、鼻水は出るし、ノドまでヒリヒリしてつらかったです。
泣きそうになりながら、いつものように待機中の参加者のみなさんに、ご挨拶を始めると…「テレビに出てたっけね!」「頑張ってるね~!」とうれしい励ましの声をあちこちからいただきました!
開会式では「花粉と女性には、からっきし弱いワタシですが…こう見えて、知事には強いんですよ!( -`ω-)キリッ」と話し出したら、珍しく大ウケしました!(笑)
2024年3月15日 : くふうハヤテベンチャーズ
長男の悠司マリアーノの舞台『タマリ』(神奈川・ラゾーナ川崎)が、いよいよ本日15日14時に初演を迎えました!! 後列右端で、何故かピストルを構えている怪しい若者です!(*´∀`)♪
とても評判が良かったようで…「上手くいった! ウケました!」(^-^)/」といううれしそうなLINEが届きました!!
おかげさまで…明後日までの3回の公演で、マリアーノの出る赤組のチケットは、前売りで「完売!!」という盛況だそうです!!(^-^)v
みなさん! ご協力・ご声援ありがとうございます! 観に行かれる方は、ご感想をSNSにアップしてくださいね?(^-^ゞ
今季から日本プロ野球機構(NPB)のウエスタン・リーグに参加した静岡県初のプロ野球球団『くふうハヤテベンチャーズ』の歴史的開幕戦(対オリックス)の行われる『ちゅ~るスタジアム清水』に伺いました!(^-^)v
ワタシは昨年から今日まで、この「2軍(ファーム)チームしか存在ない」新球団のことをブログやSNSで一切言及してきませんでした。。いくら活躍しても、スポットライトの当たる1軍への昇格がない選手たちは「(1軍のある)セパ12球団への移籍を目指して、毎日個人プレーに走るだろうし、応援する側もいついなくなるかわからない選手を応援しづらいよなあ」と思っていたからです。
しかし、よくよく聞いてみると、元NPB選手や外国人選手は7月末までは、NPBに移籍できるそうですが、それ以外の大部分のアマチュア上がりの若手選手は、他の地域の独立リーグの選手と同じように、最低1シーズンはこのチームでプレーして、10月末のドラフト会議で指名をうけなければ、NPB選手にはなれないということを知りました。
「だったらみんなチームへの愛着と忠誠心を持ち、一致団結して頑張ってくれるだろう!!」と考えを改めました。
これからは全力で「くふうハヤテを応援したい!!」と、スポーツを管轄する文化観光委員会の副委員長の肩書をフル活用して…1度しかない歴史的開幕戦をバックスタンドから観戦するはずだったのですが…
何度、地雷を踏んでも反省も謝罪もしない、唯我独尊のおかしな県知事に対する会派の役員会の対応の説明を受けるため、試合開始前に球場を出て、県庁に向かわけばなりませんでした! 本当に怒り心頭です!! 写真の半分(=試合中の)は、関係者からいただきました!
試合は、オリックスが来週1軍開幕戦を前にエースの宮城投手を先発させたり、主力選手を調整出場させたりで…めちゃくちゃ強くて(笑)、1ー9の完敗でした。。でも、ワタシは試合前から0-10と予想していたので、1点取って2ケタ失点を許さなかったことはよかったと思いました。
2024年3月14日 : 川勝知事は悪徳不動産屋
昨日の知事の新たな不適切発言が、案の定、大きな波紋を巻き起こしています。地元テレビも新聞もこぞって、批判的に報じたことで、県議会も再び大揺れです。
訪問者やその場の人たちを褒めたり持ち上げるために…「他の人や地域を引き合いに出して、結果的にディスってしまう」という知事のお決まりの思考&発言パターンは、今の時代では絶対に許されないことをいつまでたっても学ばずに、同じ失敗を繰り返しているのです。
この流れの中、知事の最近の問題発言の代表例として、夕方の静岡朝日テレビの『とびっきり静岡』では、私が今月4日の一般質問で指摘した「静岡空港に新幹線駅はいずれ必ずできます。土地が上がります」という〝悪徳不動産屋説〟を大きく取り上げていただきました。
「何で今? どうしてとびっきり静岡??」と思ったのですが、朝日テレビさんは昨日の知事の定例会見で、しっかりこの件について知事に質問されていたことを先ほど、県のYouTubeで確認しました。
24分40秒付近からです!(^^)/↓↓↓↓
記者:
静岡朝日テレビの久須美です。リニアに関係するかわからないですけど、1月に「平太さんと語ろう」というのが吉田町で、牧之原市であったかと思います。その際に空港新駅に関する場面で、知事が「地価が上がる」っていうような…そういった発言をされたと。
YouTubeでも上がっているかと思うんですが、先日の県議会のでも指摘がありましたが、改めて「地価が上がる」っていう発言についての真意をお聞かせください。もう1点、一方で、空港新駅について市民からも期待の声が上がっていたと思います。改めて知事の描く展望をお聞かせいただければと思います。
知事:
はい、空港新駅についてはですね、そこに出席されている県議会の議員さんがいらっしゃいまして、公聴会、これがが始まる前にですね。「必ず空港新駅のことは言ってください」というふうに懇請されておりましたので、空港新駅のことをあえて触れたということでございます。
新幹線の駅ってのは例えば、そうですね、一番有名なところでは岐阜羽島っていう駅がございますけども、ここはもともと田んぼの中にあったわけですね。今は立派な街ができあがっておりますけれども。それはもう駅ができると人が集中しますので、従って地価が上がるという、これは当たり前のことを申し上げたわけでございます。
それからこの駅はですね、リニアとの関わりで言えば、リニアが全線開通した後、ダイヤが編成変えされますので、その時になると、国交省の諮問機関だった、交通政策審議会中央新幹線小委員会というのがありまして、そこで謳われてるわけですね、最終報告に。
新駅の可能性というのが謳われておりますので、従ってリニアの開通ができたときにはですね、空港新駅のことが公式にこの報告書に謳われております。この報告書を受けて国交大臣がJR東海に事業主体として認定したという経緯がありますので。そういうことを踏まえますと、新駅の可能性っていうのは、報告書にあるということから、可能性が高いというふうに思っております。
…………………………………………
記者さんは、知事にこの質問をぶつけた段階で、番組内でこういう形で取り上げることが決めていたようですね。それを知事や他社に気づかれないようにして、うまくコメントを引き出していました。
ちなみに、知事の言っている「公聴会が始まる前に、地元県議から『必ず空港新駅のことは言ってください!』というふうに懇請された」というのは、大筋で間違いではありませんが(笑)…その後の知事の発言は「空港に駅は必ずできるし、決まったらあっという間に地価が上がるから、今は(黙って)土地を持っておきなさい!」というニュアンスだったから、私は議会で「悪徳不動産屋じゃあるまいし…」と皮肉ったのだという事実を強調したいと思います!!
2024年3月13日 : またまた知事が不適切発言
川勝知事が本日13日、またしても県のトップの知事としては全くふさわしくない…いや、言ってはいけない不適切発言を行ったそうです。
以下、テレビ静岡のネット記事(→こちら!!)より
↓↓↓↓↓↓↓↓
3年前、御殿場市について「コシヒカリしかない」などと発言し、県内外から猛バッシングを浴びた静岡県の川勝平太 知事。しかし、その後も一向に失言癖は改善されることなく、またしても…という事態が起きた。
川勝知事の暴言や失言は枚挙にいとまがない。
古くは2013年。学力調査で小学6年生の国語Aの成績が全国最下位だったことを受け「先生の授業が最低ということ」と捲し立てたほか、2016年には当時の静岡市長を前に「政令指定都市としては失敗事例」と発言。
2019年には一部の県議を「やくざ」「ごろつき」と評し、翌2020年には時の総理大臣について「教養のレベルが図らずも露見した」「学問を本当に大切にしてきた形跡が見られない」と侮蔑的な発言をしたこともあった。
さらに2021年、御殿場市について浜松市と比較した上で「あちらにはコシヒカリしかない」「飯だけ食って、それで農業だと思っている」「あちらは観光しかない」と蔑んだ問題をめぐっては県内外から猛バッシングを浴び、県議会では史上初めて知事に対する辞職勧告決議案が可決されるに至った。
これを受け、川勝知事は“常時公人”を掲げ自らを戒めているものの、その発言が物議を醸すことは少なくなく、またしても…である。
3月13日午前。女子サッカー・なでしこリーグ1部所属で、磐田市を本拠地とする「静岡SSUボニータ」の監督や選手、チーム関係者が川勝知事のもとを訪れた。シーズン開幕を報告するためだ。
こうした中、川勝知事は面会の場で県内屈指のサッカー強豪校として有名で、数々の日本代表選手を輩出してきた一方、地区トップの進学校としても知られる藤枝東高校について「藤枝東はサッカーをするために入ってきている。学校もボールを蹴ることが一番重要なこと。勉強よりも何よりも」と述べたほか、ボニータのホームタウンが磐田市であることを念頭に「磐田というところは文化が高い。浜松より元々高かった」と口にしたという。
また、あわせて「侍ジャパンとか“侍”というでしょう。礼儀正しい、潔い、スポーツマンシップが身に付いている。それは、男の子はお母さんに育てられる。お母さんは持っている」との自説も論じたそうだ。
折しも同日午後には定例会見が設定されていて、記者から発言の真意を問われた川勝知事は「特段、他意はない」と強調。
現在、県教育委員会が特色ある高校作りを進めていることに触れ、「藤枝東はそういう意味では傑出していて、見事にサッカーを軸にしている」と褒めたたえ、「サッカー文化を大事にしている高校ということを強調するために、そういう発言になった」「サッカーを大事にしている学校であるということの別表現」と釈明した。
一方、磐田市に関する発言についても、かつて遠江国の国分寺が置かれていたことを例に挙げ、「それぞれの一番の中心地に国分寺を作った」と解説した上で「かつて磐田が遠州の中心地域の1つだったということを申し上げた」「歴史的事実を言っただけ」と主張。
ただ、浜松を引き合いに出した理由については複数回質問されても言及を避け、最後は「ちょうど(西暦)784年までは奈良が中心で、京都が田舎だった。それは京都を軽蔑することになりますか? 違うでしょ。歴史的事実。それと同じ」と、憮然とした表情で言い放った。
振り返れば“コシヒカリ”発言も、浜松市を持ち上げようとしたがために飛び出した発言だ。今回も磐田市の“魅力”を紹介しようと思っただけなのであろうが、そうであるとしても浜松を比較対象として持ち出す必要はないだろう。
川勝知事は「場を心得て話しているつもり。無礼を働いたとすれば問題があると思うが、そういうことはなかった」と話し、謝罪や撤回・訂正をする考えがないことを明らかにしている。
ここまで来ると、もう「わざと言っているんだろうな?」と思えて来ました。議会の会期末を控え、県議会の大多数を挑発して敵に回し、再び騒動を巻き起こし、2度目の不信任案を提出させようとしているのかと勘繰りたくもなります。「出せるもんなら出してみろ!」「通せるもんなら通してみろ!」と思っているかもしれません。
昨年の9月議会からは議会構成に変化はありませんが…最近は、知事与党のふじのくに県民クラブ内にも、性懲りもなく暴言・失言を繰り返す知事の人間性に怒りの声を挙げている議員もいるので…今回は、出席議員の4分の3で可決する不信任案が成立するかもしれません。
そうしたら、知事は自ら辞職せずに、県議会を解散する可能性が高いと想います。。さあ、その時、今の国政の大大大逆風の世論の中で、静岡県の自民改革会議は一致団結して選挙に臨む覚悟と準備ができているでしょうか。
そして、その関門を乗り越えた後は…当然、新議会で再び出される不信任案は過半数を超え…知事は〝失職〟するでしょうが…。さて我が軍は、出直しの知事選で確実に勝てる候補を擁立できるのでしょうか??
国政同様、静岡県政も風雲急を告げてきました!!
昨夜ちょっと楽しく食べ過ぎて、飲み過ぎたので…今日はハードなトレーニングを課していただきました!(゚ω゚)
今は太ももとふくらはぎと腹回りが、つりそうです!(;´д`)
2024年3月12日 : 「道の駅さかべ」に交付金
牧之原市が令和7年度の開業に向けて、坂部区の旧JAハイナン旧坂部支店跡等に整備している『道の駅さかべ(仮称)』が、国の令和5年度2月補正予算で『デジタル田園都市国家構想交付金』に採択されました!! 内閣府副大臣の井林代議士から連絡をいただきました。約3億円の満額です。
この道の駅は…「坂部がつなぐ空と陸 食と自然で幸せ感じる 道の駅」をコンセプトとし…
①農業を中心とした持続可能な仕組みづくり
②交流人口拡大の拠点づくり
③食と自然から健康拠点づくり
を基本方針として、坂部の中心街から静岡空港に向かう交差点の手前(坂部582-1外)に建設される約6700平方mの複合施設です。
詳しくは…→ こちら!!
敷地内には、駐車場(小型車74台、大型車6台、おもいやり駐車場2台)、休憩施設(トイレ、ベビーコーナー)情報発信施設(道路情報、観光情報等)、地域振興施設(農産物直売所、飲食コーナー)が整備され、「お茶を中心とした地元農作物を扱う地域振興施設」「家族が安心できる空間」。そして「時の流れを創出するおしゃれ空間」が演出される予定です。
一方、『デジタル田園都市国家構想交付金』とは…内閣府が「デジタル技術を活用し、地方の活性化や行政・公的
サービスの高度化・効率化を推進するため、デジタル実装に必要な経費などを支援する」交付金で、 観光や農林水産業の振興等の地方創生に資する主にハード面の取組などに支給されるものです。
杉本市長や坂部区の板倉区長ら多くの関係者のみなさんからの熱い要望に、内閣府副大臣の井林代議士が応えてくださいました。本当によかったです。
今年も、牧之原市と吉田町のすべての小中学校に、卒業式で会場入口に掲示してもらえる卒業生へのお祝いメッセージをお届けしてきました!!(^^)/
2024年3月11日 : 13年後の「3.11」
あの日から13年後の本日3月11日、静岡市の常磐公園で『東日本大震災追悼行事 キャンドルナイト~未来へつながる希望のひかり』が、開催中です!
岩手県での被災者支援ボランティアを機に、あの年から2年間お世話になった特定非営利法人静岡県ボランティア協会の関係者や関連・協力団体、そして高校生のみなさんが、一心不乱に並べたキャンドルが静かな夜に輝いています。
貯まりに貯まっていた新聞社の公休と有休を使って、単身で3カ月も被災地でテント生活していたあの時の真摯な自分を「立場の変わった今こそ、見習わなければ…」と思っています。
本日11日配信のネットニュース『現代ビジネス』で、川勝知事批判の急先鋒のジャーナリスト・小林一哉氏(ウェブ静岡経済新聞)が、ワタシの4日の一般質問を取り上げてくれました。
小林氏は、古巣の静岡新聞ら地元マスコミが「正解な事実を伝えず、大きな混乱を招いている」と指摘した上で…
2月25日に開催された「リニアトンネル工事による水資源保全の問題を巡る大井川流域8市2町の首長とJR東海との意見交換会」終了後の島田市の染谷市長の「流域10市町の総意発言」等について…
「新聞が、意見交換会の内容を正確に伝えていないため、大石県議ら読者に決定的な誤解を与えてしまった」と嘆いています。→こちら!!
まあ、↑↑ の記事の終盤になって、ワタシの真意が書かれていたので安心しましたが…ワタシは、一部のマスコミ報道を「誤解する」ことはありません! 知事の主張ばかりを垂れ流し、トンデモ発言や失言等は自主規制して? 報じないことに憤ってはいます。
ワタシは、当日の再質問で…川勝知事の記者会見での発言の矛盾を尋ねました。しかし、なんと答弁に立ったのは、知事本人ではなく、腹心の石川政策推進担当部長でした。(。-ω-)
<再質問>
「総意」について伺います。「10市町の事務レベルで確認したところ」とのことですが、島田市の染谷市長が「10市町の総意」と言ったのは、全市長、町長がいる前です。どうして事務レベルにもう一度確認して、一から話を聞かないといけないのか?
石川政策推進担当部長:
私ども、染谷市長が言っていた総意というのを報道を通じてお聞きしました。実態として、会議でどういうお話がされていたか、どこまでを含めて、どういう形で総意だったかというのは、丁寧に聞かないといけないと思いました。
そこで、我々としては、関係の流域10市町に対しまして、その真意を確認して、さきほど、知事から答弁申し上げたような意思が確認できたということでございます。
質問の全文は…→ こちら!!
2024年3月10日 : 榛南ライオンズ日和
『第2回御前崎・榛南ライオンズ杯争奪中学女子ソフトボール大会』の開会式で、地元・牧之原市ソフトボール協会会長としてご挨拶させていただきました!(^^)/
榛原中、相良中、そして御前崎&浜岡中の新2、3年生のチームが、リーク戦方式で優勝を争いました。どの試合も、ハイレベルの素晴らしい内容でした。
榛南ライオンズクラブでは、本日『愛の献血奉仕事業』も実施しました!(^^)d
相良高校ボランティア部のみなさんも、頑張ってくれました。牧之原市細江区のMEGAドンキでは初めての開催でしたが…看板を見て、献血に来てくれる若者がとても多かったです!(o^-')b !
ワタシも、いつも通り400cc 提供しました!(^-^)v
最終的には、76名もの方々がお越しくださり、70名から献血いただきました!! ありがとうございました!!
<3月4日の一般質問の全文紹介⑥=完>
6 小規模な県立高校の学校運営について
最後に小規模な県立高校の学校運営について伺います。
先日、令和6年度公立高校の生徒募集計画が発表されました。全日制の募集定員は451学級で1万8010人となり、本年度より23学級920人の減少と6学級260人の減だった昨年度と比べると、今回は大幅な減少です。
一方、私学の全日制39校の募集定員は、本年度と同じ1万1640人です。
少子化で中学の卒業予定者が減少し続けており、今後も学校規模が縮小していくことは、いたし方ない部分もあるとは思いますが、学校にとって1学級の減少は、単純に考えると教員の定数配置が2人減ることであり、3年間では学校全体で少なくとも3学級分6人の教員が削減されてしまいます。
現在、県立高校において1学年3学級以下の募集の学校は、分校を含め15校あります。私の地元では、牧之原市の相良高校も、3年前から1学年3学級となりました。吉田高校は10年前に焼津市の大井川高校と合併して清流館高校となりました。旧吉田高校の校舎は現在、吉田特別支援学校として活用されていますが、今では人口2万9000人の吉田町に全日制高校は1つもありません。
昨年のこの2月定例会で私が取り上げた相良高校は、ここ数年、県の重要方針である「魅力ある学校づくり」に積極的に取り組み、短期間で目覚ましい成果を出していた地域に愛されている素敵な高校です。しかし、単純な「志願者減」を理由に例外なく学級と常勤教員を減らされ続けたことは「県の『誰一人取り残さない』という教育方針と矛盾するのでは」と質問させていただきました。
そして、とうとう今回、人口4万3000人の牧之原市に、もともと2つしかない高校のもう1校、私の母校・榛原高校も学級減と発表され、令和6年度の1年生は4学級(160人)となりました。今年で学校創立124年。最盛期には9学級、私の在籍時も8学級あった伝統校が、わずか25年間でまさに半減です。
今回の生徒募集では静岡市内、浜松市内の数校も学級減となりますが、これまでは一貫して、都市部から離れた地域にある学校の学級減が顕著でした。新年度からは、熱海高校や川根高校のように1学級だけになってしまう学校もあります。
「これでいったい学校の運営が成り立つのか」「地域力がダウンしてしまわないのか」という危惧の声が、県内全域にあふれています。都市部でない地域の学校は、少ないマンパワーで学校の魅力化を劇的に向上させるには限界があると考えます。学級減は、そのまま教員の減となり、生徒の士気を削ぎ、地域の活力を確実に失わせます。
今回のような大幅な学級減が進んでいけば、極端な小規模学校が増えていくことは間違いありません。いったい県はこれから、小規模校の学校運営をどのように考えているのか、またどのように支援していくおつもりなのか伺います。
池上教育長: 小規模な県立高校の学校運営についてお答えいたします。近年、生徒数の減少が続き小規模化する高校が増加しております。
こうした学校は、地域の活性化に不可欠な存在として、地元と密着した教育活動を積極的に行っており、その存在感はこれまで以上に増してきております。各校では、探究学習等において地域の温かい協力を得ながら学校運営を工夫し、特色ある教育活動の実現に取り組んでおります。
一方で議員御指摘のとおり、小規模化すると教員数が減少したり、教科や部活動に制約が生じるなど、その運営と魅力化に苦労しているのも事実であります。こうした期待と課題が交錯する中、小規模校の今後の在り方を考える上では、中長期的展望に立った取組と、今対処すべき取組を同時に進めていく必要があります。
中長期的な展望に立つ取組につきましては、各地区で開催する「県立高校の在り方に係る地域協議会」において、地域の皆様と共に検討してまいります。
この中では、地域の生徒にとって望ましい学びを実現するため、カリキュラムの編成や、学校の規模と配置に関する考え方などについて協議することとしており、小規模校につきましても、各学校の特色化をはじめ、配置の適正化や学校間連携を含めた大局的な視点による検討など、あらゆる可能性を排除することなく議論し、最適解を導き出してまいります。
また、今対処すべき取組として、課題に直面している小規模校の魅力化の支援は、未来への展望につなげていく上でも大変重要であります。このため、本議会でお諮りしている「行きたい学校づくり推進事業」において、1学級の募集となる熱海高校や川根高校をサポートするメニューを設けたり、小規模の学校を探究拠点校として支援するほか、「DXハイスクール推進事業」の指定校として、理数系人材を育成するカリキュラムを新設してまいります。
さらに、遠隔授業配信センターを開設し、モデル校において専門的な指導の充実を図るなど、小規模校の特色化をこ
れまで以上に推進いたします。県教育委員会といたしましては、地域の核となる小規模校の魅力化・特色化を推
進し、生徒や保護者の期待に応えることのできる学校づくりを実現するため、地域と一体となって学校運営を支援してまいります。
以上であります。
2024年3月9日 : 近所の2カ所でテープカット
牧之原市静波区内に完成した『ジャック・スケートボードパーク』のオープニングセレモニーと『都市計画道路 静波1号幹線』の開通式に、相次いで参列しました!(^^)/
方向は違いますが、どちらもワタシの自宅から徒歩4分!(笑) 県の補助金や事業に密接に関わるし、犬たちとのお散歩コース上にあるので…ずっとずっと以前から工事の進捗状況は、気になっていました。
スケートボード場は、県のふじのくにフロンティア推進エリア形成事業補助金がフル活用されています。これまでのボウルエリアとアールエリアに加え、新たにストリートエリアが新設されました。
静波1号幹線は、県道菊川榛原線を国道150号に、まっすぐに合流させる最南端部分として、なんと旧榛原町時代の1967年(昭42)に「都市計画決定」されましたが、静波区の閑静な住宅地を貫くルートだけに、なかなか地権者の理解が得られず、土地取得が進まず、長い間暗礁に乗り上げていました。
150号に接続する最後の200m区間は、①周辺の渋滞緩和 ②歩道の整備による通行の安全性向上 ③電線共同溝による無電柱化の3つのメリットを活かすため、2018年(平30)度に事業認可され、近年は着実に工事が進められてきました。
出野副知事や交通基盤部の酒井理事らにお礼を言ったり、県政の最新情報を交換したりさせていただきました。
それにしても、初めて同じ日に家の近所で、テープカットをさせていただき、感激しました。
午後は、い~らで開催された『令和5年度牧之原市教育委員会表彰』と『山﨑こども教育賞表彰式』にご招待いただきました。
Facebook に現れた12年前の本日3月9日と今の庭の様子です!(゚Д゚)!!
子どもたちとサクラは、どんどん成長し、ワタシは年を取りました!(。-ω-)
12年で、いろいろ変わりますね? でも、元気が出ました。今日は大変忙しい日でしたが…明るく楽しく頑張れました。
2024年3月8日 : これが川勝知事の恐ろしさ
これが川勝知事の恐ろしさ!(+o+)
昨日7日の静岡県議会2月定例会の文化観光委員会で、川勝知事の計算高さと狡猾さ、危険性を証明する質疑がありました。
静岡市葵区選出の遠藤行洋委員(62=無所属)が、今年1月5日に静岡市のグランシップで開催された『静岡市商工会議所2024年新年賀詞交歓会』での知事の来賓祝辞を取り上げたのです。
約800人の聴衆を前に、川勝知事はこう話したそうです。「切り取り」だと批判されるので、問題個所の書き起こしを全文紹介します。
「これは、みなさま方の賛同を得られれば、と思いますが…草薙の球場。あそこは野球の聖地なんですね。沢村投手が、ベーブルースと対決し、三振を取ったわけです。
ベーブルースを抜いたのは誰でしょうか? そうです。大谷翔平さんです。ですから、なんと今年のメジャーのですね、開幕戦が韓国で行われると。。『なんで、ウチでないのか?』と、私は思っておりまして。
何とか、大谷翔平さんのいるドジャースを静岡県に招きたいと思っています。そして、あそこの球場で投げていただきたい。みなさん、行かれましたでしょうか? ベーブルースと沢村投手の銅像が建っているんですよ!
〝野球の神様〟ベーブルースを抜いたのは翔平さんです。それを抜いたんですから、あそこに銅像を建てたいと思うんですよ。野球の神様を抜いたこの選手が(草薙で)プレーするのは、最高だと思うんですが…ご賛同いただけますでっしょうか?
(会場から大きな拍手)
ありがとうございます。賛同多数として、みなさんとともにここを野球の聖地にしていきたい。あの球場は、野球の聖地としての存在価値がある。
それをするのに、一番効果的なのは、ドジャースの開幕戦を迎えること。(静岡商工会議所の)岸田会頭、なにとぞご尽力のほど、よろしくお願いいたします。
県としても、野球ファンとともに、そういうことが可能になるようにやっていきたい。ご賛同賜り、ありがとうございました」
………………………………
元静岡朝日テレビの人気スポーツアナウンサーだった遠藤県議は苦笑いを浮かべながらこう指摘しました。
「これって、川勝知事による大谷翔平選手の明らかな〝政治利用〟じゃないですか? あたかも県が、商工会議所と組んで、ドジャース戦を草薙に持ってくるかのような話しぶりで、その場にいる方々を喜ばせていますが、そんなことは絶対にできない。
静岡県でもっとも公の立場にいる知事が、公の場で堂々と荒唐無稽なウソをついている。テレビや新聞では、この発言はほとんど、いやほぼまったくニュースになりませんでした。マスコミ的にはあり得ない話だし、記者は『また知事のホラ話だよ』と判断したから…
しかし、この知事の本質を知らず、あの場に居合わせた市民、県民は、全員『おー! 大谷のドジャースが草薙に来たらいいなあ』と思ったはずです。こういう知事のトンデモ発言を、誰が止められるんですか? どうやって諫めたり、謝罪や修正をさせたり、できるんですか?」
これに対する部長答弁は…「私もその場で聞いておりました。実は、年末から知事は同様の話をわれわれにも、他の場所でも同様の話を、再三口にしております。われわれもいろいろ調べました。ちゃんとコミュニケーションは取れております。知事には『草薙ではドジャース戦はできません。今まで日本でメジャーの試合が開催されたのは、ドーム球場だけですよ』とは伝えあっります」でした。絶対に「雨天中止」が許されない興行ですから、当然ですよね?(笑)
質疑の趣旨と答弁がずれていましたが…まあ、県の当該部の対応は、今までよりはよいでしょう。しかし、草薙には大谷は試合に来ないことを承知していながら、平気でとてつもない大花火を打ち上げるこの知事は、はっきり言ってとんでもない〝詐欺師〟です!
しかし、川勝知事が野球や大谷に興味があったなんて…ワタシは今まで、まったく知りませんでしたよ!( ゚Д゚)
晴れたので、我が家のガチャポンを始動させました!!(^-^)v
電動ポンプも新品になりました。庭の2カ所の蛇口らからも、新鮮な井戸水がジャンジャン出るので、メダカたちもうれしそうです!(o^-')b !
災害時の備えは万全になりましたが…普段から井戸水を使用しないと、何だかもったいないなあ~!(^^;))
<3月4日の一般質問の全文紹介⑤>
5 「海業」の振興に向けた体制整備と取組支援について
私の地元である牧之原市の地頭方漁港では、毎年定期的に、ビタミン学の世界的権威である鈴木梅太郎博士にちなんだイベント「食と活力の祭典 ビタミンマルシェ」が開催されており、地場産品などを目当てとした市内外からの来場客で大変な賑わいを見せています。
また、15kmある海岸線に目を移せば、静波や須鹿島、須々木といった数多くのサーフポイントに加え、令和3年にオープンした日本初の大型人工波プール「静波サーフスタジアム」も、四季を問わず県内外からの愛好家で活況を呈しています。日本や米国の五輪代表チームの強化合宿地としての実績から、昨年度にはスポーツ庁からサーフィン競技のナショナルトレーニングセンターに指定されました。
そのほかにもウインドサーフィンや水上バイク、サップやカヤック等のマリンスポーツ・レジャーの〝聖地〟としても知名度は年々上昇を続けています。市では「仕事でも遊びでも波に乗れる場所」という願いを込めた「RIDE ON MAKINOHARA ~夢に乗るまち 牧之原~」を合い言葉に、移住定住やワーケーション拡大の取組も進めています。このように、地域の強みを活かしながら交流人口を増やし、沿岸部を活性化させる取組の強化は全県的にも必要であると考えます。
一方、本議会において度々取り上げられております「海業」については、漁港施設や地域の魅力ある資源を活かすことで、漁村の活性化や水産業関係者の所得向上を実現し、厳しい局面にある本県水産業の再興の切り札として大いに期待するものです。また、海業の推進には、観光業やマリンレジャー産業等の他産業との連携や協働が不可欠であるため、沿岸地域の総合的な産業としての今後の発展が期待されています。
国は、令和8年度までの海業取組件数の目標値を500件と定め、昨年度には全国で12のモデル地区を選定し、本県からも地頭方漁港と沼津市の戸田漁港の2つが選ばれたところです。両地区には、専門家が派遣され、関係者の協議のもと、海業の事業計画の骨子の策定が進められていると聞いています。
このように、海業の振興は本県水産業の再興や沿岸地域の発展に大変重要であり、県下全域でもモデル地区に見られるような海業の動きを本格的に進めるべきタイミングにあるものと考えますが、海業の振興に向けた推進体制と取組支援について、県の見解を伺います。
櫻井農林水産担当部長:「海業」の振興に向けた体制整備と取組支援についてお答えいたします。長引く水揚量の低迷や漁村の人口減少が深刻化する中、多様な水産物や美しい漁港景観、漁村ならではの伝統・文化といった地域資源を活用し、新たな価値やサービスを提供する海業は、水産業者の所得向上や漁村の活性化を実現する重要な取組と考えております。
このため、県では、海業振興モデルに選定された漁港の計画づくりを重点的に支援しており、地頭方漁港では、マリンレジャー事業と連携し、地元水産物を提供するマルシェやバーベキュー施設などが検討されております。また、戸田漁港におきましては、海の駅の認定を契機としたプレジャーボートやヨットの係留施設のほか、特産の深海生物を活用した体験ツアー等の検討が進められております。
今後は、こうした先導的取組の具体化や、海業の動きを県内全域で本格化させるため、海業の専門家等を委員とした静岡県海業推進本部を設置し、国や他県の情報収集、水産業者等への情報発信や指導・アドバイスなどにより、推進体制を強化してまいります。
さらに、来年度は、漁協が中心となった海業のスタートアップや、水産業者が行う異業種連携の取組など、水産イノベーションを加速する支援制度について、関連予算を本議会にお諮りしているところであります。
県といたしましては、こうした支援制度を効果的に活用し、水産業と多様な産業が連携した海業を推進することにより、本県水産業の振興と漁村地域の発展を実現してまいります。
以上であります。
2024年3月7日 : 「タマリ」まであと1週間
本日から、静岡県議会2月定例会の常任委員会の質疑が始まりました。副委員長として、そしてこのメンバーで行われる今年度最後の文化観光委員会です。
私は、①富士山静岡空港の国際線の回復状況と、台湾・高雄チャーター便の現状と定期便複便への取り組みについて ②「スポーツコミッション Shizuoka」の新しい助成制度について ③「東アジア文化都市2023」の総括と新年度の文化都市だった石川県での開催中止について…等を質問しました。
ウチの長男マリアーノの舞台『タマリ』(3月15~17日、神奈川・ラゾーナ川崎)が、いよいよ近づいて来ました! 毎日、楽しく充実した稽古に励んでいるそうです!(^-^)/
牧之原からは観劇ツアーのバスを出しますが…首都圏のお友達も、ぜひぜひ遠慮なくお越しください!(^-^)v
さらにご協力いただける方には、こんな特典もありますよ!(^-^ゞ ⇒ こちら!!
<3月4日の一般質問の全文紹介④>
4 榛南水道と大井川広域水道の事業統合について
県は一昨年の令和4年9月、現在は牧之原市と御前崎市が水道用水の供給を受けている「榛南水道」を廃止して、大井川広域水道企業団と統合するための実施協定を、両市と企業団との間で締結しました。県が現在所有し、吉田町川尻の地下水を汲み上げて運用している榛南浄水場は廃止され、5年後の令和11年度から島田市の相賀(おおか)浄水場で取水している大井川の表流水に一本化される計画です。
自前の水源を持たない牧之原市と御前崎市は、水道用水の供給を両水道に依存してきました。水資源課のホームページにある「静岡県の水道の現況」によれば、2つの水道と契約している牧之原市の水道料金は、10立方m使用時で1760円、同15立方mで2722円、20立方mで3685円といずれも県内で一番の高額です。ちなみに沼津市は10立方mで480円、小山町では15立方mで680円です。牧之原市の市民は、沼津市の3.7倍、小山町の4倍もの水道料金を問答無用に支払っているのです。
私は昨年の2月議会でもこの統合を取り上げ、知事の言う「大井川の命の水」である水道水の安定供給の継続と事業統合に伴う施設の整備や今後の展望について質問しましたところ、「今回の統合により、約160億円のコスト削減が見込まれる」との答弁がありました。
あれから1年が経過し、来年度から榛南水道と大井川広域水道を連結する管路の整備工事に着手する予定であると伺っていますが、基幹の水道管の敷設や接合、撤去等の基盤整備の経費は「原則、全額受水者の負担です」という説明を何度も受けました。2つの水道の合併に伴うすべての工事費用は巨額です。改めて、榛南水道の受水2市の負担をどのように軽減していくのか伺います。
小野田企業局長: 榛南水道と大井川広域水道の事業統合についてお答えいたします。水道事業については、人口減少により水需要が減少する一方で、施設の老朽化に伴う更新費用の増大が全国的な課題となっており、国では、事業統合や施設の共同化、管理の一体化など、広域化や広域連携の取組を促進しているところでありま
す。
榛南水道と大井川広域水道は、それぞれ牧之原市及び御前崎市に水道用水を供給していますが、共に水需要の減少や本格的な施設の更新という課題を抱えております。このため、令和11年度に榛南水道を廃止し、大井川広域水道に一本化することで、更新費用を削減し、2市の将来負担の軽減を図ることといたしました。
2市の負担の更なる軽減については、これまでも広域化に係る水道基盤強化のための支援制度の充実について、国に要望してきました。令和6年度から、水道整備・管理行政が国土交通省に移管される予定ですが、引き続き、両水道を接続する管路の整備や、統合に伴い不要となる施設や管路の撤去への財政支援の拡充につい
て、要望を継続してまいります。
また、来年度から、企業局が行う連結管路の整備工事では、複数年度にわたる工事を一括発注することで、コストの削減を図ります。さらに、不要となった管路を撤去せず、充填処理する取組を進め、極力、道路を掘り起こす工事を行わないことで、渋滞の緩和等の社会的コストの削減にも努めてまいります。
企業局といたしましては、これらの負担軽減に取り組むとともに、事業統合後も、安定的な用水の供給と、施設の効率的な利用による負担軽減が図られるよう、企業団への円滑な事業引継に努めてまいります。
以上であります。
2024年3月6日 : 災害時に井戸水提供します
改修中の庭の井戸の脇に、50年ぶりぐらいにガチャポン(=手押しポンプ)が、復活しました!(^-^)v
これで我が家は、災害時でも飲み水や生活用水の心配がなくなりました。敷地が広いので、民間の自主避難所としても開放できそうですが…
東南海の巨大地震が来たら、たぶん築百年超の家屋敷は倒壊していまうと想うので…どうなることやら…(^^;)))
それでも、とにかく先週から議会で忙しくて、触れなかったので…雨上がりに「そろそろ水出してみたいな~(^^)d」とワクワクしていたのですが…
帰宅する前に「コンクリートが固まってないから、まだ使用禁止!」というお達しがありました!(*T^T)
今夜は、牧之原市ソフトボール協会の『令和5年度総会』でした。昨年から協会会長の重責を拝命していますが、自分の所属していたチームが、部員不足で消滅してしまったので、最近はプレーできていないことが残念です!(*T^T)
本日は、たの会議もあったので、冒頭の挨拶だけで中座する予定だったのですが…仕切り役の理事長さんの病欠で、急きょ総会の議長に指名されてしまい…大変でしたが、頑張って乗り切りました!(^-^)v
<3月4日の一般質問の全文紹介③>
2 東海道新幹線静岡空港新駅の設置について
知事は去る1月25日、富士山静岡空港を擁する牧之原市坂部区で開催した知事公聴会『平太さんと語ろう』で、またしても不適切な発言をされました。30年以上にわたり、空港建設と空港を基盤とした地区の発展に尽力されてきた元区長さんから、県との長年の約束が果たされていない道路整備とともに「空港新駅を早期に実現してほしい」と要望されたことに答え…
「空港新駅は、いずれ必ずできます」「こちらの地域の発展は新駅が担っています」「(新幹線駅が)できると決まったらどうなりますか。あっという間に地価が上がりますよ。だから前もって、いろいろな計画と信念を持つことが大切です」と力強くお答えになりました。
県のトップが公の場で「地価が上がりますよ」なんて悪徳不動産屋みたいなことを言うのもどうかと思いますが…空港周辺での知事の同様な発言は、これまでも枚挙にいとまがありませんし、好意的に解釈すれば、発言の真意自体に私も異存はありません。
確かに従来からの知事の持論の通り、将来的にリニア中央新幹線が開通し、のぞみの機能がリニアに移るタイミングでは、ダイヤ編成にも余裕が生まれて、JR東海も静岡空港の滑走路の直下を走る東海道新幹線の利便性を活かした新駅の設置に踏みきることでしょう。
ただし今回は、これまでとは全く事情が異なります。知事は年初から記者会見や各種マスコミとのインタビューの中で「JR東海は2027年の品川―名古屋間のリニア開業の旗を降ろした」「南アルプスのトンネル工事は、2037年の大阪までの全線開通時に完了していればいい」と繰り返しています。
1月末の空港地元での発言が、選挙時のようないつもの空手形でないのであれば、知事の言う「空港新駅は、いずれ必ずできる」の〝いずれ〟は、最悪「13年後の2037年以降」という長期的な見通しであり、今まで通り知事は「その原因や責任は、すべてJRにある」という観点から、「県としては事態の推移を見守るしかない」「県として新駅設置のための新たなアクションはおこさない」というお考えなのでしょうか。ご説明ください。
森貴志副知事:東海道新幹線静岡空港新駅の設置についてお答えいたします。東海道新幹線静岡空港新駅は、本県の空の玄関口となる富士山静岡空港に、新幹線が加わることで、利便性が飛躍的に向上します。
空港から新幹線を経由し、首都圏等に直結でき、セキュリティー上安全な交通網として、要人や富裕層のインバウンド対応も可能となるなど、高速交通の更なるネットワーク強化につながるものであります。
また、大規模な広域防災拠点に位置付けられた空港と連結することにより、激甚化、頻発化している災害に対し、被災後の国内外の交通網の多重化効果もあります。
防災拠点としてのポテンシャルが高まることが期待されます。新駅は、国家的見地においても重要な社会基盤となるものであります。「公益のために、なるべく早く実現させたい」という考えは、これまでと変わっておりません。
新駅の設置に関しましては、県独自ではありますが、設置の可能性を確認するための技術的検証を既に済ませております。また、周辺道路への影響を確認し、その対策についても検討を行ってまいりました。
需要喚起につながる環境づくりとして、島田市、牧之原市、吉田町が進めている、新幹線新駅を想定した取組にも協力しております。
それは地域の活性化に向けたにぎわい拠点等の整備やデマンド交通や新たなモビリティ導入などです。加えて、機運醸成を図るため、周辺住民や関係者の皆様とこれまでも意見交換を重ね、新駅設置に向けた準備を着実に進めているところであります。
今後は、こうした取組に加え、県全域に機運を一層高めるため、東部・伊豆地域や西部地域などにお住まいの皆様に対しても、空港へのアクセスが格段に向上し、国内外への移動が容易になるなどを、SNS、PR動画など様々な手段を用いて広報してまいります。
地域の皆様や関係団体などと連携を図りながら、新駅が地域にもたらす効果の具体化や諸課題の対策など、一日でも早い、早く新駅設置が実現できるように取り組んでまいります。
以上であります。
<答弁漏れ指摘>
答弁漏れです。知事の言う「〝いずれ〟はいつか」を聞いている。
森貴志副知事:当初から「いつまで」という期限は切っておりませんので…
2024年3月5日 : そりゃないぜ!朝日新聞
本日5日の朝日新聞の静岡版で、昨日の私の一般質問に対する答弁を基にした2つのニュースが、大きな記事になっていました。
他の新聞では、私の質問は雑報扱いだったので、大変ありがたいことです。議員冥利に尽きます!!(*´ω`*)
だが、しかーし!! 2本の記事のどこを読んでも、探しても…ワタシの質問の内容はおろか、名前すら載っていません! いや、そもそも県議会で一般質問があったのかどうかも、わかりません!(゚ω゚)
答弁に立った「川勝平太知事」や「勝又泰宏・交通基盤部長」…そして以前から、違法盛り土問題で県に苦言を呈している「牧之原市の杉本基久雄市長」の御三方は、コメントともにフルネームで登場しているのに…!(°_°)
全ては、知名度も報道価値もきっと低~い(笑)ワタシ自身が悪いんですが…「ちょっとこの書き方は、悲しいな~!( ノД`)」と思ってしまいました。
マスコミ系、特に朝日新聞関係のお友達のみなさんは、どう思われますかね?(^^;)
とにかく、ワタシはこれを発奮材料に、また一から頑張ります!( ^ω^ )
とりあえず…今日は、朝日新聞が食いついてきた『静岡市葵区杉尾地区の不適切盛土の行政代執行に伴う残土処理について』の実際の質問と答弁をご紹介します!(^^)/
3 静岡市葵区杉尾地区の不適切盛土の行政代執行に伴う残土処理について
静岡市葵区杉尾にある違法に造成された盛り土を撤去する県の行政代執行を巡り、「県は1月下旬から撤去した土砂1万立方mを静岡県牧之原市にある残土処分場へと搬出する予定だったが、周辺の住民が反発していることから見通しが立たない状況となっている」とのマスコミ報道が、1月末にありました。
また、現在はネット上から削除されていますが、他の報道では、「住民たちは土砂の汚染を懸念しているが、県の調査では化学物質は検出されていない。県は引き続き住民への説明を行う方針だが、理解が得られない場合の対応も含め検討している」という内容のものもありました。
県には「搬出先の住民の懸念をぬぐいきれなく、土砂搬出が見通せないので、処分場を変更するかもしれない」という考えがあるようですが…、私にはとても理解できません。地元県議の私が知る限り、「牧之原市に搬入する土砂に汚染物質は含まれていない。鉛の検出された土は産業廃棄物として専門の処分場に運ぶから心配ない」という県の説明を、地元住民は理解しており、現時点で報道であるような「事業の見通しを立たなくする」ほどの〝住民の猛反発〟など存在していないからです。
静岡市内の杉尾地区と日向地区の2カ所に業者が違法に盛り土した残土の下流域には住宅があり「土砂が流出する危険がある。急いで行政代執行をして撤去したい」という県の方針には、何ら異存はありません。ただ、静岡県はこれまで、公共残土は「有効利用を図ることを原則」としてきたはずです。
昨年6月に県が公表した「建設発生土の処理に関する基本方針」では、県の土木事業により発生した土は、県の他の公共事業への利活用や、民間との情報共有による再利用等に努め「発生土の有効利用率80%を令和9年度末までに達成する」と書かれています。
緊急を要する事例とはいえ、杉尾地区で発生する残土については、「建設発生土の処理に関する基本方針」に則り、公共工事への利活用も含めた対応が必要と考えますが、今回、「70kmも遠方にある民間の処分場に運ぶ」ことを即断した経緯、今後の処分方針をご説明ください。
勝又交通基盤部長: 静岡市葵区杉尾地区の不適切盛土の行政代執行に伴う残土処理についてお答えいたします。
今回の行政代執行は、通常の公共事業とは異なり、早急に住民の安全を確保するため、事業者に代わって県が実施するものであります。搬出する大量の土砂処理に当たっては、直ちに再利用が可能な現場周辺の公共事業が見受けられませんでした。
このため、5000立方メートル以上の処理が可能な民間施設を抽出し、処理費と運搬費を勘案した結果、牧之原市内の民間施設を選定いたしました。工事着手に当たり、搬出する土砂は土壌汚染のおそれがないことや、搬出頻度や経
路などについて、牧之原市や地元住民へ事前に説明すべきでありましたが、先行して新聞等で報道され、皆様に御心配をお掛けしたところであります。
今後の残土処理につきましては、土砂撤去の工程に遅れが生じないよう、1カ所に集中して処理するのではなく、改めて、公共事業又は民間工事への利活用や、小規模な民間施設など受入れ可能な搬出場所を選定し、迅速かつ適切な残土処理を進めてまいります。また、搬出先となる市町や地元住民に対しまして、事前に丁寧な説明を行ってまいります。
県といたしましては、杉尾地区の安全・安心を一日でも早く確保できるよう、引き続き、行政代執行に伴う適切な残土処理に取り組んでまいります。
<再質問>
静岡市にも牧之原市にも、一切事前に説明がないまま行われたことを問題視しています。リニア問題については、JRに対しては盛土の問題であれほど「地元自治体にしっかり説明しろ!」と言っている県が、どうして今回の行政代執行では、まったくそういうことをせずにどんどん進めてしまったのでしょうか? ダブルスタンダードではないですか?
勝又交通基盤部長:再質問にお答えいたします。われわれ県のですね。通常の公共事業はですね。建設残土の運搬処理施設に運ぶ際にはですね。受け入れ先の自治体には通常相談することはしてございません。
ただですね。今回の行政代執行という重要な事案につきましてはですね。事前に、牧之原市と静岡市に情報提供しておかなかったのはですね。われわれのすごい反省点でございます。
今後はですね。先ほど答弁しました通りですね。丁寧にですね。市町、地元住民などに対してですね。説明してまいりたいという所存でございます。
<4~5日の一般質問>
【大石健司(58=自民改革会議同志)】
1 知事の政治姿勢について
o リニア中央新幹線整備の対話に関する進捗と今後の対応
2 東海道新幹線静岡空港新駅の設置について
3 静岡市葵区杉尾地区の不適切盛土の行政代執行に伴う残土処理について
4 榛南水道と大井川広域水道の事業統合について
5 「海業」の振興に向けた体制整備と取組支援について
6 小規模な県立高校の学校運営について
【藤曲敬宏(57=自民改革会議)】
1 公文書等の管理に関する条例について
2 盛土規制法の運用に向けた規制区域の指定について
3 能登半島地震を教訓とした本県の防災体制について
(1)伊豆半島地域における木造住宅の耐震化の推進
(2)災害関連死の判定
4 伊豆半島の修験の道などの古道を生かした誘客、周遊について
5 伊豆湘南道路の実現に向けた取組について
6 県庁内のガバナンス機能における副知事の役割について
【沢田智文(54=ふじのくに県民クラブ)】
1 有機農産物の需要と供給の拡大に向けた取組について
2 県立三方原学園の環境整備について
3 ふじのくにジュニア防災士の活躍の場の創出について
4 障害者雇用における企業の理解促進について
5 不登校児童生徒への学びの保障と社会とのつながりによる支援について
6 磐田市に新設される特別支援学校について
7 浄水発生土の有効利用の取組について
【鈴木利幸(67=自民改革会議)】
1 農林業の振興に資する研究体制の充実について
2 国産の飼料及び肥料の生産拡大について
(1)飼料高騰対策
(2)下水汚泥等の肥料活用
3 浜名湖のアサリ復活に向けた稚貝の育成について
4 遠州灘海浜公園(篠原地区)野球場について
5 開発の進む地域における水災害への対応について
6 水需要の減少への企業局の対応について
【相坂摂治(50=自民改革会議)】
1 知事の政治姿勢について
(1)知事の暴走を抑止できない県庁組織の問題
(2)災害発生時の知事の職責
2 リニア中央新幹線開通に向けた県の協力の在り方について
(1)リニア中央新幹線開通の評価と総合計画への反映
(2)本県の事業への協力の在り方
3 災害に強いまちづくりについて
(1)浸水対策
(2)海づくり県民税の創設
4 静岡市との関係について
(1)東静岡駅周辺のまちづくり
(2)三保飛行場跡地利用とエアモビリティーの産業化
【山本彰彦(59=自民改革会議)】
1 リニア中央新幹線の部分開業について
2 県と政令市の関係強化について
(1)県と政令市の新たな関係
(2)政令市の静岡市と浜松市からの予算要望
3 防災・減災対策について
(1)県と市町の災害対応力の強化
(2)航空消防防災体制
(3)静岡市内の急傾斜地崩壊対策
【阿部卓也(57=ふじのくに県民クラブ)】
1 物流産業の確立について
2 リニア中央新幹線に関する生物多様性専門部会の今後の進め方について
3 南アルプスの自然保全と登山施設整備について
4 スポーツの価値観刷新とスポーツビジネスの推進について
5 浜松市沿岸域防潮堤の管理及び利活用について
6 馬込川及び安間川の流域治水の推進について
【中谷多加二(73=自民改革会議)】
1 森林施業集約化の促進について
2 在宅医療の強化に向けた取組について
3 ジュニア世代の効果的な競技力向上策について
4 今後の県の観光振興策について
5 県立高校における適材適所の人員配置について
2024年3月4日 : 消化不良の一般質問
今年度2回目の一般質問が終わりました。いつも以上に気合を入れて、論理構成を考えて、入念な準備をして臨んだつもりでしたが…最初の原稿に思いの丈を書き込んでしまったことで、必然的に文字数が増えすぎてしまい…25分の持ち時間をうまく使い切ることができませんでした。
加えて、知事や副知事、何人かの部長の不誠実で不明瞭な答弁を聞いて頭に血が上り、用意していた再質問や意見・要望の3分の1も言えませんでした。本当に残念です。それでも「よく頑張った」「川勝県政のダブルスタンダードな現状がわかったよ」などと優しい声を掛けてくださった多くのみなさまに、心から感謝いたします。
量が多いので、今晩は一番最初のリニア問題に関する質問と答弁の書き起こし文を掲載します。
1 知事の政治姿勢について
○リニア中央新幹線整備の対話に関する進捗と今後の対応
知事の政治姿勢についてのうち、リニア中央新幹線整備の対話に関する進捗と今後の対応について伺います。
昨年12月に、国の有識者会議が環境保全に関する報告書を取りまとめ、有識者会議での議論が一区切りしたことを受け、県は2月5日、令和元年9月に県専門部会においてJR東海と「引き続き対話をする事項」として取りまとめた47項目のうち、30 項目が未了である。つまり「解決していない」と公表しました。
そもそもこの47項目については、私が昨年6月の一般質問で取り上げたように、知事は昨年5月の建設促進期成同盟会総会で突如、「田代ダムの取水抑制と、燕沢の盛土360万立方メートルと藤島の要対策土10万立方メートルの2つの課題を合理的に解決すれば、何の支障もない!」と豪語しました。
私は、これを受け「以前は47項目を『全部やんなきゃいけない』って言ってた知事が、リニア沿線の東京から大阪の知事たちがいる中で『静岡県は大賛成です』『この3つが解決すれば、何の問題もありません』だなんて、なんで大見えを切っちゃったんですか」という再質問をしました。
すると知事のお答えは「トンネルを掘れば水が出ます。トンネルを掘れば発生土が出ます。ですからこれが一番大きな全てのものの原因になります。この2つの問題がほかの問題と全て関係しております。ですからこの2つの問題が解決できれば他の問題も自動的に解決できるというふうに私は考えております」でした。
それが何ですか。今になって、また「課題は47項目だ」と言い出した上に、未解決だという残り30項目(約64%)とこれまでの対話で出てきた論点をこねくり回して、それらをまた新たに9区分に分け、事態をさらに複雑化、混迷化させてしまいました。
県が「未解決だ」という課題の中には「田代ダム案の実施前に実行すべきこと」や「ボーリング調査の実測データを用いての再解析」等、今すぐJR東海にはできないことや、まだ行う必要のないと感じられる項目も含まれていますが…先日の県の会見では、新たに整理した「今後の主な対話項目」の全てが解決できない限り、着工は認めないことになりました。
生物の予測・評価について県が「実施すべき」と主張している調査や検証の項目は、日本全国や世界中のどこを探しても、大規模な鉄道や高速道路事業で実施された例のない綿密にして厳格な素晴らしい内容ですが、静岡県の行ったり、関わったりする他のインフラ事業で、同じ基準では絶対に実施されていません。私はそのことも昨年、三遠南信道路のトンネル工事への県の無関心ぶりを例に挙げて強く指摘しました。
知事はことあるごとに「南アルプスはユネスコエコパークである」と強調し、自然保護を重要性ばかりを力説しますが、エコパークとはそもそも自然と人の調和と共生を目的とした地域の呼称であり、その地域全てを人が開発できない聖域(サンクチュアリ)のことではありません。
静岡県が一方的に47項目を取りまとめてから、4年半余を要しても未だに36%程度の進捗率にとどまっていることについて、建設促進期成同盟会の副会長という立場でもある静岡県知事としてどう評価しているのでしょうか。
また、知事は残り1年4カ月あまりの任期中に今回新たに示した9つの解決すべき事項について、リニア中央新幹線を促進する立場から、区分ごとにいつ着手し、いつまでに終わらせるのかという具体的で明確な時間軸で、いくつ解決する決意を持っているのかを伺います。
そしてさらに、水資源に関わる看過できない問題も新たに露呈しました。新聞報道によれば、先月25日の大井川流域10市町の首長とJR東海・丹羽社長との意見交換会で「田代ダムでは2月から来年11月までの予定で、山梨県にある田代川第2発電所の設備更新工事に伴い、取水を止めている」ことが判明したのです。
意見交換会後、島田市の染谷市長は、意見交換会では流域市町の意見として「たとえ工事期間中にボーリングで水が山梨県側に流出しても、取水中止でそれ以上の水が大井川に戻されるのであれば、流れた分を後で返さなくてもいい」との10市町の総意をJR東海に伝えたそうです。
一方、知事は先月26日の記者会見でこのことを問われると「10市町あります。総意と言われているが、そこを1つ1つ確かめる必要もある。今、事務局で関係者にお聞きしている」と発言しています。1週間が経過しました。そこで改めて知事に伺います。大井川流域市町に確認した結果はどうであったのか明確にお答えください。
川勝知事: 大石健司議員にお答えいたします。私の政治姿勢についてであります。リニア中央新幹線整備の対話に関する進捗と今後の対応についてでありますが、まず、進捗に対する私の評価であります。
県は、令和元年9月に「引き続き対話を要する事項」として47項目を取りまとめ、JR東海との対話を進めてまいりました。これまでの対話では、「水資源」「生物多様性」「トンネル発生土」の分野により、進捗度合いに差が見られますが、総じて着実に進捗していると評価しております。
特に、「水資源」では、JR東海から示された田代ダム取水抑制案が、影響を回避する保全策として了解できる段階に至ったことなどにより、26項目中17項目、約7割が終了いたしました。今後の主な対話は、リスク管理とモニタリングの段階に移ることとなります。
一方、「生物多様性」及び「トンネル発生土」は、進捗しているものの、対話が終了した項目はありません。全て継続中です。今後は、国有識者会議に意見をいたしましたものの、反映されなかった生態系への影響の予測・評価などについて、対話を進めてまいります。今回整理いたしました「今後の主な対話項目」に基づき、既にJR東海と事務レベルでの意見交換を複数回行っております。準備が整い次第、速やかに県専門部会を開催いたします。
次に「今後の主な対話項目」を、いつまでに、いくつ解決する決意か、についての御質問であります。課題解決には、「水資源」の分野で、田代ダム取水抑制案が提案されましたように、事業者であるJR東海から、県民の皆様が理解し、かつ、納得できる環境保全策を示していただくことが大前提であります。その上で、県としましても、関係者と十分に連携し、速やかに対話を進めてまいります。
「いつまでに、いくつ解決できるか」は、JR東海の取組によるところも大きく、私ども県だけで、時期等を示すことは難しいと考えますが、これまでと同様、スピード感を持って、JR東海との対話を進めるなど、全力で取り組んでいく決意であります。
流域市町長さんとJR東海との意見交換会について、市町に確認した結果であります。大井川流域の市町の総意について、事務レベルで確認いたしましたところ、現時点で、9の市町から回答がございました。多くの市町の回答は、「山梨県側への流出量が、発電所の工事中、取水停止により大井川で増加する水量の範囲であれば」という前提条件を付けておられます。
その上で「流出する水を戻さなくても良い」とのことでした。また、「この件を県と協議する必要がある」という複数の意見がございました。さらに、「湧水量を戻さないという考えに反対はしない」という消極的意見もございました。意見交換会では、山梨県側への流出量や大井川での増水量の確認の具体的な方法等については、説明や議論はなかったとも伺っております。
加えて、山梨県側への流出量が、田代ダムの取水抑制を上回った場合、補償をどうするのか、更にまた、その場合の責任の所在はどこにあるのかといった、極めて重要な議論も無かったという印象を受けております。こうした点も含めて、大井川利水関係協議会やJR東海と、しっかりと対話をしてまいりたいと考えております。
<再質問>
「総意」について伺います。「10市町の事務レベルで確認したところ」とのことですが、島田市の染谷市長が「10市町の総意」と言ったのは、全市長、町長がいる前です。どうして事務レベルにもう一度確認して、一から話を聞かないといけないのか?
石川政策推進担当部長:
私ども、染谷市長が言っていた総意というのを報道を通じてお聞きしました。実態として、会議でどういうお話がされていたか、どこまでを含めて、どういう形で総意だったかというのは、丁寧に聞かないといけないと思いました。
そこで、我々としては、関係の流域10市町に対しまして、その真意を確認して、さきほど、知事から答弁申し上げたような意思が確認できたということでございます。
今朝の中日新聞の朝刊で、私が一昨年からずっと追いかけていた尊敬する26歳年下の後輩、故榛葉達也さん(享年32)を特集していただきました。
達也さん本人が生前、YouTubeや講演で積極的に自身の生きざまや熱く思いを自らの言葉で語っていたし、彼のバイタリティーと家族愛にあふれた言動は、テレビ静岡さんや第一テレビさんが密着取材して、何回もドキュメンタリーの特集にまとめてくれていたこともあったのでしょう。
これまでは、新聞の記事としてこれほど大きな扱いで報道されたことはありませんでした。そのことが、映像や音声ではなく、この世の中の森羅万象を文章で表現することが生きがいである私には、じれったいというか、ずっと残念に思っていました。
今の私がどんなに気合を入れて彼の思いや遺志をSNSやブログに書き連ねても、拡散力など知れたものだったからです。なので今回、中日新聞の小倉記者から「榛葉さんの闘病と〝生涯教師〟を貫いた講演活動を紹介したい」と相談を受けたことがうれしかったです。
早朝に連絡を受け、急いでコンビニで買い求めた小倉記者渾身の記事は、簡潔にして丁寧で、読者の心を揺さぶる素晴らしいものでした。そして、私はやっぱり「紙の新聞が好きなんだなあ~!」ということを実感しました。
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