
本当に惜しかった。堂々の全国3位だ!
<第48回全国中学校軟式野球大会>
◇21日◇島根・浜山公園野球場ほか◇準決勝2試合
高知 00000001|1
牧吉 00000000|0
【高知】森田翔(西村)ー大谷
【牧吉】藤瀬(森田)ー森田(藤瀬)
榛南球児たちの長くて熱い闘いの夏が、ついに終わった。牧之原市の3校(牧之原中、相良中、榛原中)そして吉田町立吉田中の計4校の合同チームが、四国王者の強豪・高知学園高知中に、惜しくも0ー1で敗れて準決勝で姿を消した。
試合ごとに目覚ましく成長を遂げた控えを含めた15人全員が心を1つに、粘って粘って最後まで、地力に勝る優勝候補を苦しめたが、最終7回についに1点を奪われ力尽きた。
誰もが同点、そして逆転サヨナラ勝ちを信じていた最終7回裏の1死一塁だった。痛烈なセカンドライナーに、飛び出した走者が戻れない。ダブルプレーで試合が終わった。
6回から登板したエースの森田紘貴投手(相良中③)はベンチ前で崩れ落ち、主将の植田紘太遊撃手(牧之原中③)は天を仰いだ。「最終回に相手のバントを二塁で刺せず、失点につながってしまったのが悔しい。最後の最後に、ミスしてはダメです」と、森田は肩を落とした。
2試合ぶりに登板し、相手強力打線を5回5安打無失点に抑えた藤瀬勇吹捕手(牧之原中③)は、表彰式が終わっても号泣していた。「勝ちたかった。それだけです」と、一番最後まで泣いていた。
故郷を沸き立たさせる快進撃だった。地区大会からここまで16試合、常に二転三転のシーソーゲームを繰り広げながら進化を続けた。保護者を歓喜させ、それぞれの学校の在校生や卒業生を興奮させた。ちょうど1年前、未曾有の竜巻災害に襲われた市と町の住民に、大きな勇気と感動を与えてくれた。
歴史も作った。日本中学校体育連盟(中体連)に加盟する全国の軟式野球部の数は、2年前の統計では7706校。少子化の進む近年は、チーム数も部員も年々大幅に減少し、部活動の地域以降やクラブチーム化は時代の流れだが…『公立校4校の合同チーム』での全国3位は前例がない。まさに快挙だ!
静岡県と東海4県のすべての中学生球児、そして甲子園の高校生を含めても、一番長かった夏が終わった。「最後まで、自分たちの野球ができて楽しめました。ボクたちは最高に幸せです。応援ありがとうございました!」。25人の全部員を代表して、植田主将が爽やかに振り返った。


涙、涙の試合終了からすで7時間39分。ワタシは今もまだ、島根県出雲市の漫画喫茶の個室にいます。
とりあえず、今日も元プロとしての最低限の〝仕事〟は済ませたし、いつ帰路に就いてもいいわけですが…正直、燃え尽き症候群…というか、実際には疲労困憊で、帰りたくないわけです。
月曜の夕方に牧之原市の自宅を自家用車で出た時には、まさかこんなに長居をすることになろうとは想ってもいませんでした。最後の記事でおわかりのように、たくましくも可愛らしい榛南の中学球児たちの頑張りに、涙が出るほど感銘しました。
この5日間の地元の盛り上がりと、ワタシのSNSのバズりぶりは異常でした! 期せずして15年ぶりに、最前線のスポーツ記者に戻った感じですが…加齢による体力の衰えをこの15年間のIT技術の進化が、見事に補ってくれました。
今回は、一切自腹での個人的な応援旅行だったので、初日は兵庫県内のSAで車中泊、2日目からはチームの試合会場に合わせて、米子、松江、そして出雲の安宿を転々。毎日、静岡からどんどん遠くなる日程に苦笑していました。
試合が終われば、いつも満喫に直行でした。(どこにでもある快活CLUBは神!) 個室でメモリーカードの写真をパソコンに取り込んでから、暗くなるまでいろいろ書いて、SNSやブログに投稿していました。
静岡では、寂しがり屋で有名なワタシが、夜になっても1人ぼっち。見慣れたすき家や餃子の王将、バーガーキングを渡り歩く5日間でした。宿の大浴場でのひとときが唯一の癒しでした。
ワタシは、政治家とは『サービス業』だと思っています。特にワタシのような地方議員は、スケジュールさえ調整できれば…今回のように、一般の方々が行きたくても行けない時期に重要な場所を訪れて、期待に応える情報を発信できるのです。
蛇足ですが…静岡県が「2年ぶりに鹿児島県から荒茶生産量で日本一を奪還した」というニュースが流れた夜、松江のひなびた温泉宿の枕元に…『深むし静岡茶』のティーバッグがあったことがうれしかったです! 静岡のお茶業界は、頑張っているのです。
さあ、そろそろ出発します。高速道路上で深夜0時を迎えれば…深夜割引で高速代が30%も安くなるのです!(*^^)v