
牧之原市の誇る歴史的偉人、江戸幕府の老中として君臨した遠州相良藩主田沼意次侯の〝顕彰展〟『意次と定信~海開く相良と陸結ぶ白河~展』のオープニングセレモニーに、地元県議としてご招待いただきました!
市制施行20周年の昨年1年間、NHK大河ドラマの〝べらぼう効果〟で全国的に脚光を浴び、大いに盛り上がった地元の〝意次ブーム〟を、一過性なもので終わらせることないように…と田沼意次侯顕彰協議会(今野朝子会長)が、企画した展示会です。
意次侯は、相良藩で『道路や港湾の整備・拡充』『地場の農業・産業・漁業、商業の振興』『文化・芸術の推奨』『防火・防犯の街づくり』等の数々の善政を実施しましたが…現代の総理大臣にあたる老中の激務に追われて、公式記録では1度しか領地入りをしていません。
今回は、意次がその生涯で最初で最後に相良を訪れた1780年(安政9)4月13日からの11日間のお国入りの行程に着目。領民との交流の内容の詳細や知られざるこぼれ話が、新たに発見された貴重な史料とともに展示されています。
相良周辺にとどまらず、江戸への帰路に通った柏原(現静波区)や小山(現吉田町)等の記述や、江戸から明治、大正、昭和の各時代の現牧之原市全域の古地図や写真がふんだんに飾られ、郷土史愛好家はもちろん、老若男女の全市民が興味深く楽しめる素晴らしい展示会です!
また、意次の政敵として〝田沼時代〟を終わらせた後任の老中・松平定信との政策や領地の比較展示のコーナーは、大河ドラマが縁で、今年4月に『観光文化連携協定』を締結した定信の地元・福島県白河市から史料の提供を受け、とても充実した内容になっています!
展示会は、12月27日まで牧之原市役所相良庁舎隣の牧之原市史料館で開かれています。入場は無料、月曜休館です! 全県、全国、全世界のお友だちのみなさ~ん! ぜひぜひ、牧之原市までお越しくださ~い!(^o^)/

昭和101年、そして戦後81年の終戦記念日の本日は『静岡県護国神社英霊顕彰祭』に、県民の代表たる県議会議員として参列させていただきました。
今年も正午から境内での号砲に合わせて、全員で黙祷を行った後、本殿内に流れる昭和20年8月15日の昭和天皇による『大東亜戦争終結ノ詔書』のラジオ音声の録音を垂れて拝聴しました。
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【終戦の詔書】(現代語訳)
私は、深く世界の情勢と日本の現状について考え、非常の措置によって今の局面を収拾しようと思い、ここに忠義で善良なあなた方国民に伝える。
私は、日本国政府に、アメリカ・イギリス・中国・ソ連の4国に対して、それらによる共同宣言(=ポツダム宣言)を受諾することを通告させた。
そもそも、日本国民の平穏無事を確保し、すべての国々の繁栄の喜びを分かち合うことは、歴代天皇が大切にしてきた教えであり、私が常々心中強く抱き続けているものである。
先にアメリカ・イギリスの2国に宣戦したのも、まさに日本の自立と東アジア諸国の安定とを心から願ってのことであり、他国の主権を排除して領土を侵すようなことは、もとより私の本意ではない。
しかしながら、交戦状態もすでに4年を経過し、我が陸海将兵の勇敢な戦い、我が全官僚たちの懸命な働き、我が1億国民の身を捧げての尽力も、それぞれ最善を尽くしてくれたにもかかわらず、戦局は必ずしも好転せず、世界の情勢もまた我が国に有利とは言えない。
それどころか、敵国は新たに残虐な爆弾(=原子爆弾)を使い、むやみに罪のない人々を殺傷し、その悲惨な被害が及ぶ範囲はまったく計り知れないまでに至っている。
それなのになお戦争を継続すれば、ついには我が民族の滅亡を招くだけでなく、さらには人類の文明をも破滅させるに違いない。そのようなことになれば、私はいかなる手段で我が子とも言える国民を守り、歴代天皇の御霊(みたま)にわびることができようか。これこそが私が日本政府に共同宣言を受諾させるに至った理由である。
私は日本と共に終始東アジア諸国の解放に協力してくれた同盟諸国に対して、遺憾の意を表さざるを得ない。日本国民であって戦場で没し、職責のために亡くなり、戦災で命を失った人々とその遺族に思いをはせれば、我が身が引き裂かれる思いである。
さらに、戦傷を負い、戦禍をこうむり、職業や財産を失った人々の生活の再建については、私は深く心を痛めている。考えてみれば、今後日本の受けるであろう苦難は、言うまでもなく並大抵のものではない。あなた方国民の本当の気持ちも私はよく分かっている。
しかし、私は時の巡り合わせに従い、堪え難くまた忍び難い思いをこらえ、永遠に続く未来のために平和な世を切り開こうと思う。
私は、ここにこうして、この国のかたちを維持することができ、忠義で善良なあなた方国民の真心を信頼し、常にあなた方国民と共に過ごすことができる。
感情の高ぶりから節度なく争いごとを繰り返したり、あるいは仲間を陥れたりして互いに世情を混乱させ、そのために人としての道を踏み誤り、世界中から信用を失ったりするような事態は、私が最も強く戒めるところである。
まさに国を挙げて一家として団結し、子孫に受け継ぎ、神国日本の不滅を固く信じ、任務は重く道のりは遠いと自覚し、総力を将来の建設のために傾け、踏むべき人の道を外れず、揺るぎない志をしっかりと持って、必ず国のあるべき姿の真価を広く示し、進展する世界の動静には遅れまいとする覚悟を決めなければならない。
あなた方国民は、これら私の意をよく理解して行動してほしい。
御名御璽
昭和二十年八月十四日