
昨日は、沖縄県恩納村にある『沖縄科学技術大学院大学(OIST)』にも伺いました!! 産業界との連携や起業を通じて、沖縄および日本の経済成長を加速させ、世界の優秀な起業家を沖縄に惹きつけて多様な産業を創出し、イノベーションの拠点を形成することを目指しているそうです。
この大学は、文部省管轄ではなく、内閣府所管の国際大学院大学です。理工学分野の『5年一貫制博士課程』を置く学際的な大学院大学です。特定私立学校法人ですが、資金の大半が日本政府より交付されています。学生には年間60万円の授業料と、240万円の生活費が支給されています。
世界の科学技術に貢献するとともに、国内外の優れた研究者を招へいして質の高い研究を行い、世界最高水準の研究拠点を形成し、沖縄の技術移転と産業革新を牽引する知的クラスターの形成を図ることを目的として、2011年に日本政府によって設立されました。
教員・学生の半数以上を海外から採用しており、教育および研究は全て英語で行っています。今年9月末現在で、54カ国から303人の学生、73の国と地域から1159人の教職員が集まっています。学部を設けておらず、博士課程コースも一分野に限定していません。研究テーマの名称は、各教員が決めています。
キャンパスは、ダイビングやシュノーケリングで有名な恩納村の丘陵地区に広がる約200ヘクタールの亜熱帯林の中にあります。近未来的な沖縄のお城をイメージした建物で、高くそびえるスカイウォーク、きらめく湖、美しい森を見下ろす外壁、なだらかな岩壁が特徴的です。
「なんだこりゃー!?( ゚Д゚)」と思いました。日本政府も、将来の我が国の科学の発展のための人材養成機関として、画期的で素晴らしい投資を行っているんだと感動しました。。しかし、私自身は恥ずかしながら、この大学のことを今まで何も知りませんでした!!
もし、私が高校生に戻れたら…「こんなステキな環境で、大学生活を送りたいなあ~」と夢想しました。絶対に、進学できる頭脳も才能もスキルもありませんけど…。あっ! そもそも文系だった!(* ̄∇ ̄*)

先ほど、静岡県議会産業委員会の県外視察を終え、沖縄から富士山静岡空港に帰ってきたわけですが…その足で、今年度は自民会改革会議の政務調査会長を務める藤曲敬宏県議(熱海市)とともに牧之原市細江区の竜巻被災地に直行しました。
藤曲県議は先月の竜巻直後にも、壊滅的な被害を受けた細江区の住宅街を訪問し、いち早く県に対する綿密な会派要望を取りまとめてくださったのですが…
早くも12月定例会に向け…「被災者、特に事業者や農業関係者に対する支援は不可欠。今度は国に対して、議会から要望書を出したいんですよ」と、さらに前向きに動いていただいています。
総面積1万8000㎡の広大な敷地内の35棟の園芸用の花と野菜の苗、約100種類50万本を栽培していたビニールハウス30棟が倒壊。残った5棟もビニールがボロボロに破れる等、数億円規模の莫大な被害を受けた細江区時ケ谷の『㈱はなここ』『㈱F・ブラッド』に案内しました。
農林水産省の岩間大臣官房審議官や関東農政局の加藤局次長以下、国の職員14名と静岡県の浅井農林水産統括部長や中村志太榛原農林事務所長ら県職員8名の現地調査に、牧之原市役所の5名の担当職員が対応していました。
昼前まで静岡県から1400kmも離れた晴天の沖縄で公務の研修をしていたのに…午後には雨の牧之原の被災地を視察できる!! あらためて自分が、普通ではあり得ないほど便利で、価値ある場所に住んでいることを実感しました!!
ボランティアさんたちの活動写真は、先週末に再び首都圏から140人体制で、農場に支援に訪れてくださった『NPO法人国際ボランティア学生協会(IVUSA)』の斉藤君からいだだきました!