
牧之原市の『榛原グラウンド・ゴルフ協会秋季大会開会式』に、伺いました。
当初の予定が、雨で1週間延期になったこともありますが…参加者は、いつもより30~40人も少ない約90人。それだけ多くの方々が先月の竜巻に被災されたか、大会に来れる状況でないことがわかりました。
顔見知りの参加者のみなさんとの雑談の話題は、竜巻当日の様子と今日までの苦労話…そして、市の要請にかかわらず、被災現場に自衛隊が派遣されなかった件ばかりでした。
朝一番、幼稚園児のころから大変お世話になっている細江区のSさんに、気安く「竜巻、大丈夫でしたか?」と尋ねたら…「車が壊れちゃった! 運転してたら凄い雨風になって…後ろから車が飛んで来て、ぶつかったの。死ぬかと思ったわ」
来賓祝辞で、今まで以上に神妙に力を込めて、突然の災害に対する心構えと県の対応状況、復旧と復興に向けた覚悟と決意をお話しさせていただきました!

牧之原市社会福祉協議会主催の『被災された住民の方に向けた生活再建説明会』に、伺いました。
被災地支援活動では日本屈指の専門家である静岡県災害ボランティア本部情報センターの松山文紀さんと『災害救援レスキューアシスト』の川島浩義さんが講師でした。
9月5日の竜巻で被災した家屋の修繕に活用できる制度、罹災証明の判定の見方、ブルーシートや土嚢袋の使用時の留意点等について、懇切丁寧に説明していただき、住民の方の相談にも乗ってくださっていました。
また、会場には14年前の東日本大震災の支援活動時に、無職の素人市民ボランティアだった私をスカウトし、松山さんらに引き合わせてくれた恩人の、NPO法人静岡県ボランティア協会の鳥羽茂事務局長の姿がありました。
あの時、私が岩手・遠野で鳥羽さんに出会ったことが、その後の松山さんたちとの日本全国での被災地支援活動、そしてここ数年の牧之原市での度重なる竜巻災害時の自分の対応に繋がっていることを改めて実感し、とても感慨深かったです。