
静岡県議会自民改革会議の『観光産業振興議員連盟』の有志14県議の県中部地域視察2日前は、川根本町の寸又峡温泉をスタートに大井川流域を南下しました。
寸又峡は、南アルプスの静岡県側の入口です。この一帯は奥大井県立自然公園に指定されていて、さらに2014年には『南アルプスユネスコエコパーク』に認定された地域の一部です。
寸又峡温泉はpH値8.9のアルカリ性単純硫黄泉です。かすかに硫黄臭があり、お湯の中には触るとぬるっとするお湯でした。源泉温度は43.7度、湧出量は毎分540リットル。源泉から約5km下流の寸又峡温泉街には現在、1軒の町営日帰り風呂と数件の温泉宿があります。
宿から30分ほど歩いて到達した南アルプスから流れ出る大間川と寸又川の合流地点に、水力発電を目的に1965年(昭38)に作られたダム湖『大間ダム湖』に架かる有名な『夢のつり橋』からの幽玄な景色に感動しました。
寸又川の水は、微粒子やプランクトンが極めて少なく、水の底まで大変きれいな水だそうです。そのような水に光が差し込むことで、波長の短い青い光だけが反射され、真っ青に見えます。これを『チンダル現象』というそうです。
南北に長い静岡県中部(そして榛原郡!!)の山の魅力を堪能し、沿岸部の牧之原市・吉田町に繋がる交通アクセスの再整備(&復旧)の重要性を改めて実感しました。
昼前から、島田市金谷町の大井川鉄道本社に伺い、同社の鳥塚亮社長(65)による「大井川鐡道大井川本線全線の運行再開に向けた整備に関する要望」という切実なお話を拝聴しました。
今年で創立100年を迎えた大井川鉄道は、3年前の2022年9月の台風15号により甚大な被害を受け、全線の運休を余儀なくされました。国や静岡県、島田市の支援を得て、一部区間の運行は再開していますが、いまだに39.5kmの本線の約半分、『川根温泉笹間渡駅』以北の19.5kmが復旧できていません。
1世紀に渡り地域住民の重要な公共交通であるとともに、SLや「きかんしゃトーマス号」の運行を通じて、県内外から多くの観光客を誘致し、奥大井の魅力の紹介と地域の活性化に貢献してきた貴重で異色の小さな歴史ある…唯一無二のステキな鉄道会社の復活にかける鳥塚社長の熱い情熱と使命感がひしひしと伝わってきて、感動しました!!
これまで日本各地の特色ある鉄道会社を盛り立て、立て直して来られた実績をお持ちのアイディアマンの鳥塚社長は、発信力に優れたインフルエンサー(ブロガー)でもあります。今日の興味深い講演の内容も、すでにご本人のブログにしっかりアップされていますので…ご興味・ご関心を持たれた方は、ぜひご覧ください!!
『大井川鐵道社長 鳥塚亮の地域を元気にするブログ』は…→ こちら!!