
静岡空港周辺の6市2町(牧之原市、島田市、吉田町、川根本町、藤枝市、焼津市、御前崎市、菊川市)の商工会や商工会議所、青年会議所で組織する『令和7年度富士山静岡空港と地域開発を進める会』の総会に、今年も顧問の県議としてご招待いただきました。
この会を構成する地域の15の経済団体のうち、空港地元の牧之原市、島田市、吉田町の4団体が、2年交替の輪番制で総会を担当する規約のため…牧之原市商工会が当番だった4年前から、ずっとワタシが地域の10人もいる県議の代表として、来賓祝辞をさせていただいてきました。
総会前の基調講演で、県の空港管理課長による『富士山静岡空港の現状と取組』という、コロナ禍以降のインバウンド増やグローバル化の進展に伴う県の空港振興に向けた施策の説明がありました。また来賓祝辞のトップを切ってスポーツ・文化観光部の小野参事が、この魅力あふれる静岡県のド真ん中にある空の玄関口の活性化の必要性を強調してくれました。
にもかかわらず…2人目の来賓から「県には経済効果があるかもしれないが、周辺の自治体には正直言って、以前も今も何もいいことはない。県にはもっと、こじっかりやってもらわなければ、空港なんてもうどうでもいい!(=意訳ですww)」というようなトンデモ演説があったので、やっきりしました。
それでも次の来賓が、明るく元気に「空港新駅の実現を目指しましょう!」という熱意の籠った前向きな内容に修正してくれたので、ちょっと元気になりましたが…今年を最後に(…5年後までは)発言の機会のなくなるワタシも、言いたいことを言わせていただきました。
36年前の1989年(平元)に結成されたこの会の目的は、当時さまざまな障害や反対運動で暗礁に乗り上げていた静岡空港の早期建設、そして将来的に滑走路下のトンネルを走る東海道新幹線の新駅を設置することで…「静岡空港と地域開発を進めよう!」という民間団体の総意だったはずです。
ワタシのような非力な1県議が、県庁内や県議会の壇上で、どんなに空港駅の経済効果や必要性を訴えても…いつも担当部局から返ってくる答えは「大石先生! 我々も同じ思いです。しかし、巨額の県税を伴う事業やプロジェクトは、空港の地元自治体や地域の総意として機運が盛り上がって来なければ、話は前に進みません」と、いつもいなされるばかりです。
「まったく、その通りだ!」と、最近は思い始めました。諦めたら、そこで終わりなのです。お集りのみなさまには「どうか、先人が夢見た所期の目的に立ち返り、地元の政財界が一丸となって頑張りましょう!」と、今回もお願いしました。
