
静岡県議会令和7年6月定例会が本日6月18日、開会しました!! 鈴木康友知事は財源不足が判明した新たな静岡県立中央図書館の整備事業について…「一旦立ち止まって整備方針を見直すことにしました。年内を目途に方向性を示せるよう、庁内に部局横断的なプロジェクトチームを立ち上げ検討を進めていきます」と明言しました。
JR東静岡駅周辺に整備する計画の県立中央図書館は、国の交付金が当初の想定より約100億円も減額となることがここに来て判明し、財源不足が生じる見通しとなっています。急きょ、本日の定例会開会前に県教育委員会の池上教育長や幹部が、自民改革会議の議員総会を訪れ、これまでの経緯を説明し、不手際を謝罪しましたが…
質疑応答の中で、知事や副知事、教育長ら県幹部が今年の2月議会での当初予算案可決前に、交付金が大幅に減額されるという内示を把握しながら、その状況を公表せず、議会には一切、連絡をしていなかった由々しき新事実が明らかになりました。
我々、自民改革会議では「議会軽視も甚だしい!!」「この事態に陥ったプロセスや責任問題をはっきりさせてほしい!」という声が続出しており、今後は県議会の本会議や管轄の文教警察委員会で、経緯や今後の対応などが厳しく問われることになりそうです。

一方国会では、衆議院に野党7党が共同で提出した「ガソリンの『暫定税率廃止法案』の審議入りに応じなかった」として、財務金融委員会委員長で、静岡2区(志太榛原地域)の井林辰憲代議士(48=自民党静岡県連会長)の解任決議が、野党の賛成多数で可決されました。
井林委員長は本会議後、記者団に「野党が数の力を笠に着て、横暴を行うということを国民のみなさまに白日のもとに知らしめることができた。政治家冥利に尽きる」と話しました。