
静岡県議会の『原子力発電調査研究議員連盟』の県外視察で、本日から九州に来ています。初日は、北九州市の『北九州エコタウン事業』を訪れました。
エコタウン事業とは、ある産業から出るすべての廃棄物を新たに他の分野の原料として活用し、あらゆる廃棄物をゼロにすることを目指し「先進的な環境調和型のまちづくりを推進すること」を目的として、1997年(平9)に、国が創設したものです。
北九州市は、長年にわたる『ものづくりのまち』としての産業基盤や技術力、公害克服の過程で培われた人材・技術・ノウハウ等を活かし、資源環型社会の構築を図るため…『環境保全政策』と『産業振興』を統
合した独自の地域政策として、1997年7月に国から、第1号の認定を受け『北九州エコタウン事業』を推進しているそうです。
臨海部の若松区の沿岸の広大な埋立地に、自動車、家電用品、建築廃材などのリサイクル工場、さらに研究施設等…27のリサイクル事業関連の25企業が集約され、1000名以上の雇用を産み出していました。
全国のエコタウンの中で最も早くスタートして、最も充実している北九州エコタウンの中核施設であるエコタウンセンターで、は、『リサイクル』や『循環型社会』などを学習。
私たちが「ゴミ」として出したものが、リサイクル工場で「資源」に生まれかわる様子や大規模な「自然エネルギー施設」を実際に見学し「ゴミを減らす意識」や「エネルギーの大切さ」など、改めて実感できました。
北九州エコタウン事業の特徴は…
①産・学・官の強力な連携
②既存産業集積地や学術研究都市が近接
③広域的に廃棄物を取扱うことが可能
④エコタウン内企業、市内のリサイクル産業、区域内の管理型処分場との連携・活用により安全・確実な処理が可能
⑤情報の公開に努め、市民との双方向のリスクコミュニケーションを構築
⑥市窓口の一本化による手続きの迅速化
⑦原料となる廃棄物の確保や再生品の活用を効率的に支援
⑧環境未来技術開発助成制度により、環境分野の実証研究、社会システム研究、FS研究を支援
…とのこと。
静岡県も見習うべき内容ばかりでした!! どこに建設すればいいのかという課題はありますが…