
『令和7年度榛原地区教育協会総会』に、ご招待いただきました!
榛原地区教育協会(会長:桜井真弓相良小学校校長)は、1951年(昭26)に「地域の教育振興に寄与する」ことを目的に創立された、旧榛原郡の1市2町(牧之原市、吉田町、川根本町)の小中学校の教職員やPTAのみなさまで組織する一般社団法人です。
少子化とそれに伴う学級減や学校再編、外国籍児童・生徒の激増による多文化共生の必然化、ⅠT化の進行等、劇的に変化する令和時代の複雑な教育環境の下、日々奮闘されている先生方の御尽力・御活躍に対し、心から敬意と感謝の思いをお話ししました。
年々苛酷さを増す先生方の労働環境や待遇の改善、時代に合った働き方改革を進めるため、静岡県議会では昨年12月議会で『公立の義務教育学校の適正な教員数の維持・確保を求める意見書』を全会一致で採択。衆参両院議長や内閣総理大臣、文部科学大臣らに提出しました。
これを受け、この春には県内の各市町議会でも続々と同様の意見書が可決されるなど…各地で喫緊の課題となっている今後の教育界を支える人材確保への取り組みが緒に就こうとしています。
私も地域を代表する県議会議員として、地元の教育界の現状をしっかりと認識し、行政や教育委員会や先生方と連携・協力し、諸課題、そして何よりも地方の宝である子どもたちの幸せと未来のために努力することをお約束しました。
総会後には、私が理事を務める『公益財団法人培本塾』による令和6年度の『教育功労賞』と『教育研究論文培本塾賞』の表彰が行われ、八木義雄理事長から、2名の代表者に表彰状と金一封が贈られました。

▼教育功労賞・岩本洋明さんの話
36年間の教職生活では、小中両方で素晴らしい経験をさせていただきました。大きな問題もなく、自分の責任を果たすことができました。4月から、新規採用を担当する部署で働いていますが、これからの先生方にも自分のように、楽しく充実した教員人生を送ってもらいたいと願っています。
▼培本塾賞受賞者代表・小塩聡子さんの話
このような賞をいただき、本当に感謝しています。担任する6年生たちに自己実現に向かう学校づくりに参加させる試みでしたが、職場の多くの先生方に支えられ、励まされたおかげです。組織を動かす難しさと、みなさんの協力で実際に動き出した時の強みを実感した1年でした。