
今年も、吉田町片岡の林泉寺の『令和7年度 第29回長藤保存会総会』に、ご招待いただきました!
先代の御住職が1967年(昭42)に、ワタシの家から徒歩3分の東光寺の長藤の1枝を譲り受け、境内の山藤に接ぎ木して58年。見事に成長しました!
ちなみに…この林泉寺は1900年(明33)に、私の母校・静岡県立榛原高校の前身である堰南(えんなん)学校が、本堂を仮校舎にして開校されたという縁もあります!
以前は、GW期間が見ごろでしたが、地球温暖化で年々開花時期が早まっていて…今年は、今日で4分咲きぐらいです。
長年に渡り、保存会の会長や相談役を歴任された吉田町議会の河原崎曻司元副議長(享年81)が、先週末に大動脈解離で急逝されたことを悼み、出席者全員で黙祷しました。
総会の途中から、藤棚の下から牧之原市勝間田区出身の著名な尺八演奏家の縄巻修巳 さんご夫妻による素敵なミニコンサートの美しい音色が、流れて来ました。
昨秋逝去した西田敏行さんの『もしもピアノが弾けたなら』と、先月に亡くなったいしだあゆみさんの『ブルー・ライト・ヨコハマ』を聴きながら、独りで口ずさんでいたら…不覚にも涙が止まらなくなりました。

河原崎さんの葬儀に参列しました。8人のお孫さんたちのお別れの言葉が、とても感動的でした。

夕方から〝本家〟東光寺の長藤にも行きました!ヽ(´▽`)/
1915年(大4)に当時の住職が、豊田村(現磐田市)の行興寺にある有名な『熊野(ゆや)の長藤』の1枝を持ち帰り、境内の山藤の木に接ぎ木したものです。
今年で、ちょうど110周年です! 経緯から全て、林泉寺と同じですね。日本では大昔から、こんな形で美しい藤や桜が全国に広まっていったんですね?
高貴な藤の香りの漂う中、名物の『長藤おでん』をつまみに、気の置けない仲間や知人のみなさんと、美味しいビールやお酒を飲みました。(´- `*)
カロの息子で、ネロの双子の兄のアンディーに会えました!(*^^*)