
静岡県議会超党派の『浙江省友好交流団』(団長:落合慎悟議長、総勢18名)の省都杭州訪問最終日は…午前中に『浙江省立中医薬文化デジタル健康生活館』を訪問しました。
『中医薬』とは、約2700年前の古代中国時代から伝統医学で扱われている薬の総称です。日本で言う漢方薬ですが、歴史も使用する材料や効能成分も格段に多いそうです。
このデジタル健康生活館は、昨年1月に新しい中医薬文化体験のできる施設として、浙江省中医院国医館内にオープンした新しい施設でした。
AIが訪問者の要望に合わせた〝最適な香り〟を調合し、その場でブレンドしたオリジナルの香りを放出するコーナーや、伝統医学の理論をベースにした裸眼3D技術による健康運動システム、そして中国伝統医学の知識やデータを完備した医師ロボットが、即座に利用者の健康状態を把握して、健康管理や服薬のアドバイスを行う『ロボット健康相談コーナー』が秀逸でした。
昼前からは、浙江省人民代表大会副主任の呉晶敬女史主催の歓迎レセプションと昼食会に臨みました。訪問団団長の落合慎悟議長以下、われわれ県議15名も浙江省の地域外交部の静岡県担当のみなさんと、ランチをともにしながら活発な意見交換をさせていただきました。
お昼過ぎに昼食会が終わると、そのままパスで空港に直行。入国時と同じ、特別待遇で貴賓室でお茶を飲んでいる間に出国手続きは終了! そのまま飛行機に搭乗しました。3時間強のフライトで18時には、無事に帰国しました。
