
ワタシが理事を務める牧之原市静波の公益財団法人培本塾で、今年も本日4月3日『勤労観音供養祭』が行われました。
今からちょうど90年前の1935年(昭10)4月12日、当時15歳の旧制榛原中学4年生だった東萩間出身の藤野道雄少年が、この場所で不慮の死を遂げました。
塾舎建設予定地で、仲間の学生たちと山肌の切り崩し作業中に、突然落ちてきた大きな石が頭を直撃。直後に崩れた土砂にも埋もれて、亡くなられたのです。
培本塾は「勤労を通して人を創る」教育の道場として、1936年(昭和11)1月に完成しました。創設者の当時の榛原中(現榛原高)の校長だった小田原勇氏は、藤野少年の霊を慰めるため『勤労観音』を建立。以来、塾関係者は毎年、4月のこの時期に慰霊祭を続けています。
時代も世代も教育も替わり…当時の勤労学生たちの塾舎や畑は、もう跡形もありません。そしてこの場所が、学校の校外授業や行事で使われることもなくなりました。
あいにくの雨のため、大江の平田寺の竹中智厚住職による法要は、培本塾会館内で行われましたが…今年も塾の敷地内のグラウンドで日々練習している榛原高校野球部のみなさんも参列してくれました。
慰霊祭終了後、会館内の小会議室で他の理事のみなさんとお茶とお菓子をいただきながら雑談をしたのですが…壁に掛けられた『培本塾の設立者たち』というボードに、かつて榛原郡川崎町と呼ばれたこの町の名物町長だった曾祖父・大石仙作の名前を発見し、うれしくなりました!(´- `*)

『第14回大川会(井林たつのり榛原後援会)グラウンドゴルフ大会』に、ご招待いただきました。
雨のためスタートが予定より1時間遅れましたが、無事に開催されました。ただし…主催者の井林代議士は公務のため開会式の前に上京のため静岡駅に向かいました。参加者は110名でした。