
静岡県議会『令和7年2月定例会』は、本日3月3日も、4名の県議による一般質問が行われました!
ワタシが長年に渡り大変お世話になっている藤枝市選出で、会派の同期9人の頼れる〝姉御〟西原明美県議(63)は、以下の通告質問を引っ提げて、先陣を切って登壇しました。
1 知事の政治姿勢について
(1)人口減少社会への対応
(2)中期財政計画の実効性を確保する取組
2 地域の守り手である建設業者の確保について
3 大阪・関西万博を契機とした本県の情報発信について
4 避難所運営における総合防災アプリの活用促進について
5 農業水利施設の保全管理について
6 しずおかバーチャルスクールと社会的自立について
朝からの大雨にもかかわらず、藤枝から観光バス3台で駆け付けた約70人の大応援団が傍聴席で見守る中、鈴木知事、関係部局長、そして教育長を毅然とした物言いで問い質しました。
このうち、全国・全県的に懸念が拡大している2番目の「地域の守り手である建設業者の確保について」の質疑と答弁をご紹介します。
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【西原県議】
社会基盤の「守り手」としての建設産業の役割は今後ますます大きくなっていく一方、資機材や労務単価の上昇、担い手不足など、建設産業を取り巻く環境は年々厳しくなっています。
建設業者数は長期にわたって減少傾向にあり、最近では、入札の不調・不落により事業実施が遅れることが多く見られます。今後、人手不足や物価高騰などの影響により、さらに増加することも懸念されています。
また、入札への参加業者数を確保するために他地域の業者も含めて入札した結果、地域にある建設業者の維持や育成が十分に進まないといった課題も生じています。
建設産業が持続的に担い手を確保し、経営を安定的に継続していくためには、従業員の働き方改革を進めるとともに、適正な利益を確保することが不可欠です。
そのために、公共工事においても、積算基準の見直しや資機材や労務単価の実勢調査を継続的に行い、適正な予定価格を設定することが求められます。
また、地域の工事は地域の建設業者が受注できるよう、入札制度の改善も進める必要があります。
そこで、地域の守り手である建設業者の確保について、県は今後どのような対策を行っていくのかを伺います。
【森本交通基盤部長】
地域の守り手である建設業者の確保についてお答えいたします。
建設産業はインフラの整備や維持管理等の担い手であり、災害時には「地域の守り手」でありますが、近年では、資材価格の高騰や担い手不足等、厳しい経営環境を受けて、建設業者数は減少傾向にあり、議員御指摘の地域に根付いた建設業者の確保が喫緊の課題となっております。
こうした課題に対して、公共工事にあっては、受注者が適正な利益を確保することができる予定価格を算定するとともに、競争性を確保しつつ地域の建設業者が受注しやすい仕組みも必要であります。
このため、県では独自の価格調査も行い適正な市場価格の算出に努め、急激な価格高騰にはスライド条項の適用で対応しております。
また、技術者等の計画的、効率的な配置が可能な工事着手日を選択できる制度を拡充したほか、来年度から、地元の工事を地元の建設業者が受注できるよう、入札参加できる業者数を改善するなど、入札制度の見直しも随時、行っております。
県といたしましては、持続可能な建設産業の実現を目指し、引き続き、入札をはじめとする諸制度の見直しを行い、地域の守り手である建設業者の確保に取り組んでまいります。
<その他の一般質問>
【赤堀慎吾(66=自民改革会議)】
1 医療提供体制の確保に向けた公立病院の役割について
2 消防力の強化について
3 企業局における市町と連携した工業用地開発の推進について
4 ウエルビーイングに関する市町との連携について
5 中期財政計画に定める目標の考え方について
6 三次元点群データを活用した災害対策について
7 県警察における交通死亡事故の抑止対策について
【伊藤和子(67=ふじのくに県民クラブ)】
1 無形民俗文化財の情報発信等の取組について
2 富士山静岡空港を身近に感じてもらう取組について
3 避難所における生活環境の改善について
4 県有施設における新たな官民連携手法の活用について
5 要介護・要支援認定審査の迅速化について
6 ふじのくに出会いサポートセンターの今後の取組について
7 病院総合診療医の育成について
【飯田末夫(63=自民改革会議)】
1 本県の情報システムの最適化について
2 防犯アプリどこでもポリスの普及促進について
3 地震・津波対策アクションプログラム2023の目標達成に向けた取組について
4 建築工事の入札不調の要因分析と対策について
5 次世代に引き継ぐ平和への思いについて
6 地方創生の実現に向けた行財政改革について

やりました! 勝ちました!! ワタシがずっと注目し、大騒ぎしてきた〝牧之原市の大谷翔平クン〟が、ついに最初の日本一のタイトルを獲得しました!!(*^^)v
牧之原市からレスリングと相撲の二刀流で、世界を目指す〝スーパー中学生〟松本衛君(13=焼津ジュニアレスリングスクール&牧之原市立榛原中1年)が昨日2日、東京・板橋区立植村記念加賀スポーツセンターで開催された『第3回 U‐13(13歳以下)ジャパンオープン・レスリングトーナメント』の110㎏級で見事優勝し、日本のチビッ子レスラーの頂点に立ちました!!
格闘技の二刀流の松本君は、小学生時代から十数回も県大会を制し、静岡県代表として全国大会に出場していましたが、過去最高は準優勝と、ずっと悔しい思いを重ねてきました。
今大会はルール上、85kgから110kg未満までの選手が出場可能な階級のため、体重90kg弱の松本君の相手はすべて自分よりデカい強敵ばかりでしたが…相撲の立ち合いで鍛えた瞬発力を存分に発揮して、過去に苦杯をなめたライバルを〝押し出し〟て、雪辱を果たしたそうです。
レスリングは中学生になると競技ルールが替わり…「相手が場外に出る」と自分にポイントが入ります。相撲の押し出しで、大きな相手から続々とポイントを稼ぐことができたのだそうです。
「今までなかなか取れなかった1位がやっと取れたのでうれしいです。普段、練習でやっていることができました。
次は相撲でメダルを取れるように頑張ります! これからも応援してください!」と、またあどけない顔をほころばせて喜びを爆発させました。
3年前の元旦のことでした。初日の出の昇るバカ寒いさがらサンビーチの砂浜で、ワタシは静岡県のチビッ子相撲チャンピオンだった当時川崎小4年の松本君と真剣勝負で三番稽古を行いましたが…惜しくも1勝2敗で負け越しました!(-ω-。)←マケズギライ
ワタシも50年近い前は、川崎小の相撲クラブの東横綱だったので、マジで悔しかったのですが…同時に、地元に出現した最強のスーパー小学生を全力で応援することを誓ったのでした。
今回、相撲より先にレスリングで日本一となったことは、大谷翔平ばりに難しい二刀流継続のモチベーション維持のために、とても素晴らしいことだと思います。
これからもさらに高みを目指して努力を続け、どちらも頂点を極めてくれることを祈っています!!(´- `*)
◆松本衛(まつもと・まもる) 2012年(平24)1月31日、牧之原市生まれ。すすき幼稚園で「初めて知ったレスリングで負けなしだったので…」興味を持ち、焼津ジュニアレスリングスクールで本格的に始める。その後、相撲好きの祖父の影響で、やいづ少年相撲クラブにも通うようになる。相撲の実績は、小学時代は県大会十数回優勝。東海大会は5、6年時に個人2位。全国少年相撲選手権大会3年連続出場。榛原中に進んだ今年度は、静岡県中学生相撲選手権1年生の部で団体優勝。中体連県大会団体2位で東海大会出場。レスリングでは、全国少年レスリング選手権大会を川崎小5年で準優勝、6年時は3位。全国少年選抜レスリング選手権大会も5年時準優勝、6年時3位。昨年のU-13ジャパンオープンレスリングの85kg級は準優勝。166cm、90kg。