
静岡県議会2月定例会は2日目の本日19日、国の緊急経済対策等の補正分など「早期の対応を要する」として、昨日18日に7つの常任委員会で先議&承認された『2月補正予算案』の一部等、関連3議案について、委員長報告後に全会一致で可決しました。
産業委員長であるワタシの委員長報告は、以下の通りです。
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産業委員会における審査の概要と結果について御報告いたします。
今回、当委員会に付託されました案件は、第49号議案『令和6年度静岡県一般会計補正予算』であります。
委員から「LPガス料金高騰対策緊急支援事業費助成に関し、LPガス協会や販売事業者を通して支援する理由」や「支援単価及び対象期間の設定根拠について」質したところ…
当局から「協会や販売事業者を通すことで消費者の申請手続きを要さず速やかな値引き支援を受けることができる」こと「支援単価は国の都市ガス支援単価と同程度とし、国が支援対象期間としている令和6年8月から10月利用分と令和7年1月から3月利用分を対象期間とした」との答弁がありました。
そのほか『中小企業等支援関連事業を補正により前倒しで行う理由』や『FAOIプロジェクト推進事業費に関し、3次元点群データの解析で取得する高精度森林情報の内容』等についても質疑がありました。
以上が当委員会における審査の概要でありますが、果といたしましては、議案第49号は全員一致をもって、原案通り可決すべきものと決定いたしました。

今日は期せずして、午後から時間が空いたので…ずっと気になっていた話題の映画『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』を観に行きました。
平日の昼下がりだったせいか、観客は約20人。そのほとんどはワタシよりかなり年上のシニア世代の方々でした。
まさかまさかの2度目の大統領選挙当選後、ワタシもトランプ氏の一挙手一投足を瞠目しながら眺めているわけですが…この映画で、20代からの彼の大躍進の理由と内幕が理解できました。
稀代の怪物を創り上げた悪名高き敏腕弁護士が授けた3つのルール…①攻撃。攻撃。攻撃 。勝つためには何でもやれ!②自分の非を絶対に認めるな! ③負けていても自分の勝利を主張し続けろ!…を、忠実に実行したことで、今のトランプがあるということは間違いありません。
権力を得るまでは「付和雷同」とか「長いものには巻かれろ!」といった下積みや従順さ、我慢や辛抱が必要とされたこれまでの日本では、ちょっと通用しないやり方だったでしょうが…
過激なまでの上昇志向を抱いた若者が、米国社会の裏の裏まで知り尽くした黒幕の Apprentice(=弟子)として、あっという間にのし上がっていくアメリカンドリームに、ある種の羨望を覚えたことは事実です。
攻撃するのは大の苦手だし、いつも自責の念に駆られてばかりのワタシにはとても真似できないサクセスストーリーを、エンターテイメントとして堪能しました。