敷地川災害復旧工事視察
静岡県議会自民改革会議の政務調査会の正副会長5名で本日、磐田市から袋井市を流れる二級河川敷地川の災害復旧工事現場を視察しました。
両市では、一昨年9月の台風の記録的豪雨により、5カ所で護岸の崩落や決壊が発生。周辺では床上床下浸水家屋が79戸。田畑も広範囲に渡り、甚大な被害を受けました。
さらに、県が緊急復旧工事を実施していた矢先の昨年2月から6月にかけても、集中豪雨で同じ箇所からたびたび出水が発生し、再び大変な被害を出しました。
現在は、出水期前の護岸破損部の被覆や鉄板や土のうの設置等の再発防止対策を行いながら、水流を増やすための河床掘削や堤防の耐久性を強化する護岸整備工事を迅速に進めています。
2カ所の現場でも袋井土木事務所をはじめ県の担当部署のみなさんがパネル等も駆使して丁寧に工事の進捗状況や、住民との対話の内容を詳しく説明くださり、とても勉強になりました。
来年度予算向けての県当局との折衝が、年明けからいよいよ最終局面に入りますが…坪内会長率いるわが会派の政調会は、こうした災害対応、そして県民の生命と財産を守るインフラ整備の重要性を訴え続け、必要な予算確保に全力を尽くします。
今朝の静岡新聞の1面トップで、富士山静岡空港西側に広がる未整備の県有地を活用する動きが本格化してきたという記事が出ていました。私も、先週末に県の担当課から同じ説明を受けました。
この先、空港の利便性向上やインバウンドの激増対応、さらには周辺地域の活性化には不可欠な構想&事業だけに、地元県議としても大いに期待しています。願わくは、今回の記事にも県の資料にも載ってない「〝新幹線空港新駅〟とセットになった県有地活用の流れが生まれて欲しい!!」と祈るような気持ちです