産業委員長として直談判!
牧之原市沿岸全域の松林(防災・保安林)で、マツクイムシによる枯死が急速に進行している異常事態を受け、本日19日午後、牧之原市の杉本市長や担当課の職員とともに、静岡県庁の産業経済部を訪れ、田保農林水産部長に県費による伐採を緊急要望しました。
風光明媚な15kmの海岸線を誇る牧之原市ですが、江戸時代から防風・防砂対策に植えられてきた約11ヘクタール(県有林7ha、市有林3ha、国有林1ha)もの松林のうち、静波海岸から相良・須々木海岸にかけて、現在800本近くがマツクイムシにより真っ茶色に枯れてしまっています。
「市としても、伐倒や薬剤散布等、被害拡大防止に努めていますが、歯止めが効きません! ぜひとも県の支援をお願いします」という杉本市長の必死の要望に対し…
県当局は「これはひどい。早急に対応しなければなりませんね。新年度予算で、枯れた松はすべて伐倒、除伐できるように手配します」と回答してくださいました。
松枯れ対策に引き続き、静岡県…そして牧之原市の基幹農産物であるお茶の『海外戦略展開支援事業』についても、田保農林水産部長と担当課長への直談判に臨みました。
私が委員長を務める産業委員会でも、国内の流通額のシェア(55%)に比較して海外輸出額では、わずか22%と極端に低い静岡茶の世界市場開拓の必要性やそのための施策が話題に上りますが…まだまだ十分ではありません。
県では10年後の2035年度までに〝オール静岡〟を標榜したブランド名を構築した上で、海外で人気の有機栽培茶や碾(てん)茶の生産量を増大し、県内各地で共同輸送体制を構築し、輸出額シェアを35%まで引き上げることを目標にしているわけですが…
その今後の目玉事業において、明治時代から牧之原台地の中心で静岡のお茶産業の屋台骨を担ってきたはずの「日本一の荒茶生産地・牧之原の影が薄いのではないか?」「もっと連絡、連携を密にしていただきたい!」ということを杉本市長と一緒に、強く強く要望しました。
産業経済部お茶振興課は、われわれの期待にきっと応えてくれると信じています!!
【会派代表の相坂摂治幹事長のFacebookの記事です】
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
自民改革会議より鈴木知事へ
来年度予算編成に対する
要望書を提出しました。
所属県議41名
県内自民党の68支部
市町行政首長
農林水産・中小企業・厚生の3分野60団体から
政策・予算要望を聞き取り、
党県連政務調査会、
組織委員会にて精査し、
56の新規要望を含む、
重要事項の6テーマと、
8つの政策分野の要望事項にまとめました
物価高騰、人手不足、
災害激甚化などの社会情勢を踏まえ、
特に生活環境の改善に関連する、
命と財産に直結する災害対策、
社会インフラの整備の改善、
県内産業の集積と発展に貢献する
施策の財源については、
特に実質的な予算額の堅持を求めました
この取りまとめをしてくれた
政務調査会長の坪内秀樹県議、
副会長の小沼秀朗県議、
大石健司県議、
望月香世子県議、
岩田徹也県議、
組織委員長の江間治人県議、
本当にお疲れ様でした
今後は2月議会で予算額を確認し、
一年を通じて予算額の執行率を追いかけ、
要望くださった県民の皆さまに、
どのような変化が生じていこうとするのか、
レビューの仕組みを創りたいと思います。