浜松初開催の全国お茶祭り
令和6年度『第19回牧之原市文化祭』にご招待いただきました! いつものことですが…幼稚園児からシニアまでの老若男女の市民のみなさんの力作が、所狭しと並べられていました!(´▽`)
榛南地域の秋祭りの掉尾を飾る牧之原市静波区の服織田神社の例大祭の神事に、今年も地元県議として参列しました!!
今年の祭典当番は、一丁目と六丁目です!
正午から、神様を載せた神輿が静波区全域の町内会を巡る『お渡り』でした。例年、私も夕暮れまでの全行程を歩いて帯同するのですが…
今回は、県議会の産業委員長としての公務と重なり、無念の不参加でした! 雨が降っていたからではありません!
『第78回全国お茶まつり 静岡大会』に県議会産業委員長として出席しました。
鈴木康友知事、日本茶業中央会会長を務める上川陽子前外相、落合愼悟県議会議長らそうそうたる来賓と同じステージ上だったので、とても緊張しました。
お茶関係の全国大会の静岡開催は珍しくないですが…『浜松初開催』という触れ込みだったので、開会式前に舞台裏の廊下で鈴木知事と雑談中に「やっぱり知事が替わったからですかねえ?」と尋ねたら…
「あはは…! そう思われちゃうかな? 私が、浜松市長時代に誘致活動したんですけどね」と笑顔で応えてくださいました!(笑)
同時開催の『第78回全国茶品評会』で、7つの茶種に全国20都府県からの787の出品の中から選考された①大会会長賞②産地賞③特別賞の上位入賞者や茶業功績者の表彰が行われました。
我が牧之原市からは、特産の『深蒸し煎茶の部』の大会会長賞で、須々木茶業研究会の渡辺知泰会長と鈴木昌男代表が、5人が選ばれた一等賞を獲得。続く二等賞に至っては、そのうちの実に11名を牧之原勢が占めました!
運営も盛り上がりも素晴らしい式典でしたが…1つだけ、個人的に残念に思ったことがありました。会場内では、出品されたり入賞したお茶を試飲する機会がなかったのです。
議会の委員会で出される静岡茶のスチール缶やペットボトルさえどこにもありませんでした。
『普通煎茶』『深蒸し煎茶』『かぶせ茶』『玉露』『てん茶』『蒸し製玉緑茶』『釡炒り茶』の7つの茶種の違いが、ちゃんとわかっていないお茶の産地の人は、決して私だけではないでしょう?
日本のありとあらゆる緑茶の産地の最高の茶葉が集結する晴れの舞台で、専門家や茶商や生産者以外のほとんどの来場者は、表彰式を見ながら、それぞれの美味しさを勝手に夢想するしかなかったのです。
もちろん「表彰された全部のお茶を淹れて出して欲しい」と言いたいわけではありません。。何にもなかったのが残念なのです。全国の茶所のプライドを考慮しかのかも、公平を期したのかもしれません。
しかし、今回は静岡大会なのですから、静岡茶を呈茶するコーナーを1つ2つ作ってもよかったと思いました。喜ばれこそすれ、誰も嫌がらなかったでしょう。
ちなみに牧之原市では、市内で大きなイベントが開催される際には、県内外からの選手や観客、来場者に…いつも冷たい深蒸し煎茶を無償、または安価で提供しています。