
静岡県の南駿河湾漁協自慢の〝波乗り鰆(サワラ)〟の漁師会(24人、藤田智浩会長)の『第7期決起集会』に、今年も御前崎市選出の河原崎全県議とともに、ご招待いただきました。
波乗り鰆とは、毎年11月から翌年2月まで、南駿河湾から遠州灘沖でのサワラ曳き縄漁で釣り上げられ、船上で万全の鮮度管理を施された上で、この漁協に水揚げされた高品質な鰆の中で…①重量2.5~4.0㎏未満 ②脂肪率10%以上の極上の魚体に、漁協が認定し、特別のタグを付けて市場に出している〝ブランド魚〟です。
この事業は2018年度から始まり、過去6年間で、県内ではすっかり定着しました。昨年度は、通常のサワラ(寒鰆)では1㎏あたりの平均価格が1807円だったのに対し、約1.86倍の同3359円/kgという高値で取り引きされました。最高値は6000円/kgを記録しました。
しかし、地球温暖化の影響で年明けから海水温が高かった影響からか、最盛期のはずの2月の漁獲量が例年の4~10分の1の21匹だったことで、漁師会のみなさんの表情には危機感が漂っていました。
私は一昨年末に、この会の藤田会長に誘われて、極寒の中での豪快なサワラ漁を初体験!昨年6月の県議会では「近海物の県内漁協への水揚量増加の取組について」という一般質問で「県内の漁業振興のため、波乗り鰆を手本にしたブランド魚を選定を!」と訴えました。
今回の決起集会では…①今年度も、漁獲後の脱血、脂肪量の測定を確実に行い、高品質の波乗り鰆を提供する。②Facebookを活用した波乗り鰆情報の発信を続け、各メディアの取材も積極的に受け入れ、知名度向上を目指す。③さらなる取り扱い店舗や「応援団」への加入店舗増加のため、飲食店への声掛けを行う…ことなどを決議!!
最後に、今回も出席者全員がガッツポーズで気勢を挙げました!!(^^)/
