カドル君とのスゴい再会
スゴい再会でした!! 静岡駅前の地下街のエスカレーターに乗っていたら、何者かに生暖かい何かで太もも辺りを触られました! ち、痴漢?(*゚Д゚*)チジョ?
生まれて初めての体験(笑)に、ギョッとして振り向くと、そこにはウチのカロ……ではなく…6月議会の産業委員会前にご紹介した(こちら!!)目の不自由な県庁職員・岩本多加臣(たかおみ)さんの盲導犬・カドル君(2)が、涼しい顔で鎮座していました!(´▽`)
びっくりして「岩本さん! お久しぶりです。大石です! 今、カドル君に鼻でお尻触られましたwww」と声を掛けると「あ~! 大石先生ですか? すみません! 普段より1段上に座ったんで、変だと思ったんですが…(^^;」
「ワタシを覚えていてくれたのかな? それとも、こういうイタズラが好きなのかな?(笑)」と問いかけると…「私は見えないので、それはわかりません。でも、コイツはまだ2歳の若い犬なので、やってるかもしれませんね!(((^^;)」
この表情からして…間違いなく、時々やってますな!(。-ω-)ツカマルナヨ!
それでも、岩本さんとの3カ月の電車通勤で完璧に道を覚えたカドル君は、期待以上の優秀な盲導犬として、岩本さんを支えてくれているそうです!(^-^)v
「杖で通ってたころより、すいすい歩けて快適です。カドルに出会えてよかったです」と満面の笑みで話してくれました!(´- `*)
ちなみに…盲導犬の電車の運賃はタダ! 「だってボクらは、2人で1人ですから!(^-^)v」
心がほっこりしましたが…最後にまた、死んだウチのカロのことを思い出しました!(*T^T)
静岡県議会『令和6年9月定例会』は本日25日から、各会派の代表質問が始まりました。われわれ最大会派の自民改革会議は、ワタシの同期で政調会副会長の小沼秀朗県議(50=掛川市)が初登壇。以下の13の質問を鈴木知事を始め、各担当部局長に問い質しました。
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1 知事の政治姿勢について
(1)地域の産業を支える中小企業への支援
(2)リニア中央新幹線の整備
ア 水資源の利用に影響が出た場合の対応
イ メリットの実現に向けた市町の意見の集約
(3)南海トラフ地震対策
(4)インドとの交流
2 官民連携手法の展開について
3 組織としてのパワーハラスメント対策について
4 核燃料税について
5 県民の命と暮らしを守る道路や河川の整備について
6 途切れのない犯罪被害者等支援施策の早期実現について
7 移住施策の推進による定住人口の増加について
8 こども・若者に対する施策について
9 次代を担うアスリート輩出のための取組について
10 農業の担い手の確保育成について
11 静岡茶の振興対策について
12 県民にとって魅力ある新図書館づくりについて
13 道路交通の安全確保に向けた信号機のLED化と設置方針について
このうち、川勝前知事時代から県民やマスコミがもっとも注目してきた『リニア中央新幹線整備』についての質門&答弁は以下の通りでした。
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(2)リニア中央新幹線の整備
ア 水資源の利用に影響が出た場合の対応
【質問】知事は、リニア中央新幹線の整備の推進と、水資源及び自然環境の保全との両立を堅持することを、基本姿勢として表明し、6月定例会においても、信頼関係を前提として、スピード感を持って取り組んでいくとの答弁をしたと承知している。
しかしながら、今月6日の専門部会で、JR東海がツバクロ発生土置き場の直下に断層がある可能性について認識していながら、議論の俎上に上げていなかった事実が判明したことは、信頼関係を損ねかねないものであり、大変残念なことである。
さて7月10日には、リニア中央新幹線静岡工区の工事予定地である南アルプスを訪れ、発生土置き場予定地や田代ダムなどを視察された。JR東海から説明を受けたと思われるが、今回の現地視察を踏まえ、今後の水資源問題などの課題解決に向けた意気込みを伺う。
一方、リニア中央新幹線整備における、最大の懸念とも言える大井川の水資源の問題については、これまでのJR東海との対話により、導水路トンネルの計画や田代ダム取水抑制案等、中下流域への影響回避に向けた対策が示されてきた。
しかし、大井川中下流域への水資源への影響は、何十年も後になって発生することも考えられる。大井川流域住民からは、将来、次世代において大井川の水資源に影響が出るのではないか、といった不安や懸念の声が聞かれている。
このような流域住民の不安や懸念を払拭するためには、水資源の利用に影響が出た場合の対応について、事業者であるJR東海が、補償を含めた適切な措置を講じることを着工前にしっかりと担保しておく必要があると考える。また、そのためには、県だけでなく、国による積極的な関与を引き出すことも必要になると考える。
そこで、将来的に水資源の利用に影響が出た場合の対応について、知事の考えを伺う。
【知事答弁】リニア中央新幹線の整備についてのうち、水資源の利用に影響が出た場合の対応についてであります。
まず、解決に向けた意気込みについてであります。私は、自分の目で現地を確認することが必要と考え、7月10日にリニア中央新幹線静岡工区を視察いたしました。
大井川上流部の豊かな水資源と南アルプスの自然環境の素晴らしさを目の当たりにし、改めて水資源と自然環境の保全の必要性を強く胸に刻んだところであります。
私は、リニア中央新幹線の必要性は理解し、推進する立場であるものの、水資源と自然環境の保全はないがしろにはできません。
リニア中央新幹線の整備と大井川の水資源及び南アルプスの自然環境の保全との両立を目指し、JR東海との対話をスピード感を持ちながらも、丁寧に進めてまいります。
次に、水資源の利用に影響が出た場合への対応についてであります。
大井川の水資源への影響については、JR 東海から示された田代ダム取水抑制案が、県専門部会において妥当であるとされ、また、流域市町や利水者が了解したことで対話が大きく進捗しました。
今後は、残された課題であるリスク管理やモニタリングについて、対話を進めることになりますが、対話を進めるに当たっては、流域を中心とした、県民の皆様が理解し、納得できる結果になるよう努力してまいります。
また、将来、水資源の利用に影響が出た場合に備えて、補償等の対応を担保しておく必要があると考えております。このことは、7月に開催した、大井川中下流域の首長との意見交換会において、複数の首長からも同様の御意見を頂いたところであります。
こうした御意見も踏まえ、あらかじめ、JR東海との間で、影響の評価方法や回避する対策、補償の内容を定める協定等を締結し、その際には、国の関与もしっかりと引き出していくことが必要であります。
今後は、補償等についての協議の進め方についても、流域の意向も踏まえて、しっかりと検討してまいります。
県といたしましては、利水者や地域住民の皆様が、将来の水資源に対し、不安を残すことのないよう、全力で取り組んでまいります。
イ メリットの実現に向けた市町の意見の集約
【質問】リニア中央新幹線の整備について、幅広い県民の理解を得るには、水や環境の問題をクリアすることに加えて、本県にとってのメリットを明確に示すことが必要である。
しかし、このメリットについては、県内の関係者により認識やイメージが異なるように思われる。東海道新幹線こだま・ひかりの停車数の増、のぞみの停車、新幹線新駅など、リニア開業後のメリットは様々なものが考えられるが、新聞報道などによる県内の市町長の反応を見る限り、必ずしも意見の一致が見られていない。
一方で現在、自民党総裁選に立候補している本県選出の上川陽子代議士は「リニア中央新幹線の開業前倒しを後押しする」と述べている。
リニア中央新幹線の早期開業に向けて、県民の皆様の御理解を得るためには、県の総意としてコンセンサスを得た上で、JR東海との交渉に当たっていく必要があるが、県はどのように市町の意見を集約していくのか、今後の進め方について伺う。
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【森本交通基盤部長答弁】知事の政治姿勢についてのうち、リニア中央新幹線の整備についてお答えいたします。
メリットの実現に向けた市町の意見の集約についてでありますが、リニア開業に伴う本県のメリットの実現を求めていくことは、県民の理解を得ることにつながるため、極めて重要であると認識しております。
本県にもたらすメリットにつきまして、JR東海が、東海道新幹線「ひかり」「こだま」の運転本数と停車回数を増やす可能性を示しており、国土交通省も昨年10月に東海道新幹線の利便性向上のポテンシャルについて、取りまとめております。
その他のメリットにつきましては、新幹線の沿線市町に限らず、各市町に様々な御意向や御要望があると考えられることから、新幹線、在来線や駅周辺のまちづくりの課題など、関係する市町の御意見を丁寧に伺っていくこととしております。
本県としての考えと意見を取りまとめた後、JR東海に対し要請を行ってまいります。
県といたしましては、リニア中央新幹線の整備と大井川の水資源や南アルプスの自然環境の保全との両立を目指し、スピード感を持ってJR東海と対話を丁寧に進めるとともに、本県のメリットの最大化を目指し、県民の理解を十分得ることができるよう、取り組んでまいります。
ワタシ個人的には『東海道新幹線の静岡空港新駅』という小沼県議の示唆した最大のメリットについて…当局の答弁で、一言も言及がなかったのが、不可思議というか、残念無念でした!!
<その他の代表質問>
【良知駿一(42=ふじのくに県民クラブ)】
1 若年層の県外流出対策について
2 リニア中央新幹線整備に関する課題解決に向けた取組について
3 外国にルーツを持つ子供たちの活躍支援について
4 県行政におけるAIの活用について
5 ふじのくに防災情報共有システムの運用について
6 観光マーケティングへの人流データの活用促進について
7 運転免許事務のデジタル化の取組について
8 本県の地域公共交通への関わり方について
9 災害時における要配慮者の避難について
10 農福連携の推進について
11 浜名湖花博2024を契機とした花卉産業の振興について
12 アニメなどのコンテンツツーリズムの推進について
13 これからの職業教育について