リニアトンネルの山梨側
静岡県議会会派の議員有志13人で、山梨・早川町の『リニア中央新幹線南アルプストンネル工事(山梨工区)』の最前線の現場を初めて視察しました!
山梨工区のリニアトンネルは、掘削総延長約20kmのうち、すでに約13kmの掘削が完了しています。進捗率65%という現実を知り、驚きました。
本坑の20m横にある先進坑や地質や地下水の状況を事前に把握することを目的にした『高速長尺先進ボーリング調査』も、粛々と進められています。
坑内の現場写真はお見せできませんが…世界最先端の土木工学技術が駆使された巨大なトンネルの内部は、本当に壮観でした。
機材や作業員、発生土が出入りする約4kmの広河原斜坑(=作業坑)をマイクロバスに乗って下り、地表から900mのボーリング実施箇所を視察。。その後は、掘削済みの先進坑と連結されている本坑も通って、トンネルの現状をじっくりと確認してきました。
JR東海の説明では…①高速長尺先進ボーリング調査により、トンネル計画位置の地質、湧水量、水質を事前に把握し、先進坑の安全な施工に役立てている。
②高速長尺先進ボーリングは、8月31日時点で静岡県境まで残り316mまで削孔し、平均湧水量は毎分20.8Lと、当初の想定よりずっと少ない。
③今後は大井川流域市町の要請を踏まえ、県境を越え、静岡県内の未調査区間300mのボーリング調査を行い、県境付近のデータを取得・公表し、関係者のみなさまの不安解消に努める
…とのことでした。見ること聴くこと全てが新鮮で、とても勉強になりました!!
そして私は、地続き(=地下続きww)の同じトンネル工事の現状や工法を説明する山梨県側(山梨工区)の資料が、今まで見てきた静岡工区のそれとは、コンセプトや重点を置く内容が全然違っていることが、とても興味深かったです。
昨日から御前崎海岸で、今年もサーフィンの素晴らしい国際大会が開かれています!
当たり前のことですが…一番盛り上がるのは、明後日7日(土)の決勝日です! みなさん、是非是非足をお運びくださいな!(^-^)/