富士山静岡空港直下の牧之原市坂部区で、自動車整備や中古車販売業を営み…特に身体運動能力上障がいのある方の運転補助ために一定の改造を施す『福祉車両』の分野で急成長中の『有限会社山下オート商会』（山下佳敦社長＝42）が、今度は空港を舞台に画期的な新規レンタカー事業を９月からスタートさせることになりました！！(^^)/
静岡空港株式会社と提携し、空港西側展望広場駐車場に10台分のスペースを確保。新たに開発した独自の専用アプリを駆使して、県内４拠点（空港、静岡、浜松、三島）での格安なレンタカー事業を展開していくそうです。
国内外からの利用者との契約等は、すべて事前にパソコンやスマホで完結し、貸し出す車両も携帯のナビで案内するため…、空港内には受付窓口や係員、案内掲示板などは一切不要。。同社は普段から、空港会社の業務用車両の点検や修理を請け負っていて、緊急時等には「すぐに対応が可能」だということです。
コロナ禍が終わり、空前の円安の後押しも受けた今年の日本への海外からの旅行客は、史上最高を更新することが確実視されています。しかし、以前から中心だった中国便の完全復活が実現していない静岡空港は、まだその恩恵を受け切れてはいません。観光客を呼び込むためには、官民がスクラムを組んでこれまでになかった〝挑戦〟は不可欠です。
新進気鋭の若き山下社長は「インバウンドには地方格差があります。先日、河口湖を見に行きましたが、近くの御殿場駅や三島駅の比ではないくらいの外国人旅行客であふれかえってました。単純に『この一部でも静岡県に流れ込んでくれれば、静岡県が盛り上がるのに…』と思ったのがきっかけです。静岡の魅力を発信し、より多くの方に静岡を知っていただける、もっと気軽に静岡を満喫してもらえるようなレンタカービジネスを展開していきます」と鼻息荒く抱負を語ってくれました。
