産業委員会の県内視察初日
静岡県議会産業委員会の県内視察1日目に、御殿場市と富士宮市を巡りました。初めての委員長として…訪問先でその都度、挨拶や司会をし、集合写真の撮影では真ん中に立たなければならないので、本当に疲れました!(笑)
最初に、地元の農業者との連携や観光の相乗効果を狙う国や県が推進する、行政と農・商・工が連携した『地域循環型経済』のモデルとなる酒造事業に取り組む『富士御殿場酒造』を視察しました。
約550年前に今川義忠に敗れた『勝間田氏』の末裔が移り住んだという史実で、牧之原市とも縁の深い御殿場市印野地区で…今年末から製造販売を開始するという真新しい酒蔵を訪問。
御殿場の誇る富士山の伏流水やブランド米「御殿場コシヒカリ」や酒米「令和誉富士」などの最高の素材を生かし、純米吟醸や純米大吟醸を、顧客ニーズやトレンドに合わせて生産する一大プロジェクトの詳細を伺いました!
午後は富士宮市に移動して、昨今の物価高騰の中、自前の飼料収穫や土壌改良工事などで…自給自足の畜産モデルの確立に成功している『富士丸西牧場』。そして、酪農家や農業団体が出資して立ち上げ、生産から製造、加工、販売まで全てを自力で展開する地域の牛乳ブランド会社『富士の国乳業』の最高品質の牛乳工場を視察しました。
昨日7月23日(火)朝に発生した牧之原市細江区の榛原総合病院(許可病床397床・指定管理者:医療法人徳洲会)の停電について…森田信敏病院長が本日午前、記者会見を行い「通常どおりの診療を再開した」と、発表しました。
森田院長によると…①24日未明午前2時ごろに、東館以外の停電が解消 ②本日の診療は、外来、手術、救急患者の受入れを「通常どおり再開した」そうです。
冷房が切れていた間は、牧之原市及び中部電力が用意した発電機によるスポットクーラーを活用。停電による入院患者の健康被害や転院希望は、ありませんでした。
停電の原因は、受電設備のコンデンサーの絶縁低下とみられますが、電気設備の法定点検は、毎年実施していました。
今後は「再発防止に向け、計画的な点検と修繕を専門家に相談しながら、受電設備の交換等について、病院開設者である榛原総合病院組合(牧之原市、吉田町)と相談したい」とのことです。
【続報】病院の東館についても、本日14時に停電が解消されました!