フィリピンを慰霊訪問
羽田空港から約5時間、生まれて初めてフィリピンに来ました! 蒸し暑いです。マニラは人口が多く、活気に満ちています。
静岡県議会自民改革会議の『英霊にこたえる議員連盟』(英霊議連)の代表団の一員として、国内線でレイテ島に移動しました。
戦後60年を機に、当時の県議の先輩方が建立した静岡県戦没者慰霊碑『平和之碑』を県議会英霊議連と静岡市議会議員、神道政治連盟静岡県本部、そして自民党静岡県連青年部・青年局の代表者で参拝し、碑の管理状況の確認と現地のみなさまとの友好関係の再確認を行いました。
マニラから飛行機とバスを乗り継ぎ、3時間半かけてたどりついたブラウエンという町の外れの私有地に…2006年(平18)1月に建立された『平和之碑』がありました。題字は、石川嘉延元知事の揮毫です。
レイテ島では太平洋戦争末期に、米軍との熾烈な激戦によって、約1万4500人もの本県出身者が、尊い命を落とした悲劇の島です。英霊を弔い、不戦の誓いを新たにする静岡県議会議員有志の大切な慰霊の旅です。
この島には、戦後各地に慰霊碑が建立されましたが、厳しい熱帯の気象条件と、歳月の経過で劣化と荒廃が進んでいます。18年前に新設されたこの碑は、不定期に代表団が慰霊と状況確認のため訪問しています。
神事の装束に着替えた政治連盟のみなさまが、現地の方々が用意してくださった大きな魚やバナナ等の果物や野菜をお供えの形に整え、近くの木の枝から調達した巨大な柿の葉のような葉っぱを榊の代わりにして、厳粛な神事を執り行ってくださいました。
神事終了後は、全員で君が代と、唱歌『ふるさと』を唄いました! 顧問の植田徹県議によれば…2012年(平24)の慰霊訪問の際には、亡父哲司のハーモニカ演奏に合わせて訪問団のみなさんで「ふるさとを熱唱したんだ」そうです。
いろんな思いが去来して、胸がいっぱいになりました!