榛南の応援団巡り
本日は、知事選に立候補を表明している元副知事の大村慎一さん(60)の後援会副会長である静岡鉄道の酒井公夫会長(69)と一緒に、吉田町と牧之原市の企業や団体を回りました。
大村さんが副知事だった14年前から親交があり、大村さんの人柄や能力に惚れ込んでいたという酒井会長は「有力な候補者は2人ともよく存じ上げておりますが…真の〝オール静岡〟の大村さんか、〝オンリー浜松〟になりそうなもう一方か…。答えは大村さんの一択です」と語気を強めて力説していました。
ラグビー元日本代表でリーグワンの静岡ブルーレヴズは2日、元日本代表SH矢富勇毅選手(39)の今季限りでの現役引退を発表しました。京都府出身の矢富選手は京都成章高から早大、そしてブルーレヴスの前身のヤマハ発動機で切れ味鋭いステップを武器とする「9番」として活躍してきました。
早大時代は大学選手権優勝2回など、FB五郎丸歩さん(現静岡ブルーレヴズCRO)らとともに、ワセダの黄金時代を築きました。2007年にヤマハ発動機に入社すると、その年のフランスW杯出場を果たしました。
2011年に右ひざ、翌年に左ひざの前十字じん帯を断裂するという2度の大ケガを〝不撓不屈〟の座右の銘を胸に、長いリハビリ生活を乗り越えて復活! 2015年には、ヤマハ発動機の日本選手権初優勝に貢献しました。
プロクラブ化した静岡ブルーレヴズでも主力として活躍し、2021年には、プレイングアドバイザーに就任。17年目となった今シーズン、三重ホンダヒート戦でクラブ3人目となる公式戦通算150試合出場も果たしました。
私は、日刊スポーツの静岡支局でラグビー担当だった2009年からの2シーズン、当時全盛期だった矢富選手には大変お世話になりました。練習取材に行くたびに、いつも明るい関西弁で面白いコメントをくれました。楽しい写真も撮らせてくれました。
クラブのHPに掲載された公式の引退発表のリリースの写真の片隅に、ワタシが当時撮らせてもらった練習後の肉体ケアのための〝氷風呂〟の冷たさに耐える25歳当時の矢富さんの雄姿を加えさせていただきました。違和感ないですよね??
矢富さんの引退で、ついに私がヤマハ発動機担当だった時の選手は全員いなくなりました。時の流れの切なさと諸行無常の現実をかみしめています。