今さら差別発言を撤回!?
静岡県の川勝平太知事(75)は本日5日、3日連続でマスコミの囲み取材に応じ…4月1日の県職員の入庁式での訓示で自らが発言したあからさまな〝職業差別〟表現の一説を撤回しました。
県庁には2300件を超える抗議が殺到。「絶対に差別ではない! 職種の違いを言っただけだ!!」と主張して、頑なに撤回を拒否してきた知事も、とうとう方針転換に追い込まれた形です。
「(報道等で)『職業差別ととらえかねない表現だ』となり、また『職業差別である』と理解している人が急速に増えてきた。そういう理解をしてもらうのは本意ではない。聞く耳を持っていただけない状態になったので、当該部分を撤回します。職業差別ととらえた方がいて、不愉快な思いをさせたことを申し訳なく思います」と憮然とした顔で話しました。
知事の当日の問題発言部分を切り取ることなく前文紹介すると…「新規採用職員を前に「実は静岡県、県庁というのは別の言葉でいうとシンクタンクです。毎日、毎日、野菜を売ったり、あるいは牛の世話をしたりとか、あるいはモノを作ったりとかということと違って、基本的に皆様方は頭脳・知性の高い方たちです。ですから、それを磨く必要がありますね」
これが、毎日野菜を売ったり、牛の世話をしたり、モノを作ったりしている方々は「知性が高くない」「県庁職員は、そういう人たちとは違うんだから知性を磨け」と言っているのだと受け取らない人がいたら、そっちの方が異常ですよね? 撤回はしても、態度と話しぶりから「差別発言なんかしていない」「自分は悪くない」「邪推して、切り取って報じたマスコミが悪い」「真意をしっかり理解して受け取らない県民、国民が悪い」という根底の考えは、まったく変わっていいないことは明白でした。
我が家の〝長老〟にして現役〝アイドル犬〟のカロ14歳も、川勝知事の醜態に呆れているみたいです!(*'ω'*)