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少子高齢化の進む典型的な地方の田舎だけど…美しい海が、山が、川が、大茶園が、富士山静岡空港がある。
素晴らしい伝統行事も、貴重な文化遺産、斬新なイベントもいっぱいある。
このかけがえのない最高の故郷を、もっともっと活気に満ちた魅力あふれる地域にしたい…。
さあ、みなさん! 私、大石けんじと一緒に、新時代の榛南(はいなん)を開拓しましょう!

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かけがえのない家族と風習

かけがえのない家族と風習

- 2024年2月10日 -



本日2月10日は、我が家のアイドル犬・カロの誕生日です! 14歳になりました! ウチの子ですから(笑)…ミックスです。世界中で、他のどこにもいない風貌です!(^^)/

2010年の6月に、三重県鈴鹿市で保護されていた捨て犬のお母さんが産んだ4頭の赤ちゃんのうち、最後まで引き取り手が見つからなかったこの子を『里親募集サイト』で発見!(写真上段左)

「雑種だけど、テリア系のちっちゃな犬だろうなー!」とワクワクしながら、今は亡き母と引き取りにいったら…見事に和洋折衷の(笑)かなり大きな子犬でした。そして、初めて乗った車の中で、思い切りゲロを吐きました。(。-ω-)

ゲロ…じゃなくてww「カロ(CARO)」とは、イタリア語やスペイン語などのラテン語で「高貴な」「高価な」「親愛なる」「素晴らしい」「懐かしい」などのステキな意味があります。(^-^)v

その名の通りの愛らしさと性格の良さが、SNSの飛躍的な発展とマッチして…2010年代の激動の大石家に、極上の癒しと幸せをもたらしてくれました。彼のおかげで、数え切れないほどのたくさんの友達ができました。(*^o^)/

人間でいえば、70歳過ぎの老犬になってしまいましたが…いまだに可愛さは変わらず、食欲も旺盛で元気です!(^-^)v

息子のネロと兄妹のように仲のよい愛猫のリラともに、これからもずっと平穏に、楽しく過ごしてほしいと願っています。(^^)d

昔の写真を中心に、ずらりと並べてみましたが…1枚だけ、先週のものがあります。どれだかわかりますか? 若いですよね? 変わりませんよね?(*´ω`*)



午前中は、今年も牧之原市菅山区菅ケ谷で、平安時代から伝承されている『一幡(いちまん)神社の御榊(おさかき)神事』に伺いました。

類似する行事は、全国でも数えるほどしか残っていない極めて珍しいこの神事は、静岡県の無形民俗文化財に指定されています

第69代朱雀天皇の御代の長暦2年(1038)に建立されたという歴史ある一幡神社を舞台に、3日間に渡って行われるこの神事は…古来『二十八名(=みょう。苗とも表記)』と呼ばれていた28戸の名家が持ち回りで28年に1度、自宅で祭りに付随した儀式を執り行ってきましたが…

近年の急激な過疎化や少子化で名家の断絶や辞退が相次ぎ、ついに5年前から、保存会のメンバーが協議してみんなで一緒に、全ての儀式を一幡神社で実施することになりました。

加えて3年に及んだコロナ禍で、行事はさらに簡素化。榊の葉をくわえた7人の若者がついた餅を賽の目に切って簀子(すのこ)に包む『御榊様(おさかきさま)』は、作りますが…氏子に配っていた牛の舌の形のお餅作りは、なくなってしまいました。

私が取材するようになったこの6年間で、神事の内容は大きく変貌しましたが…今回初めて学んだ新事実がありました。餅つき役は、必ず神聖な左手を前にして杵を持たなければならないそうです。剣道の構えとは逆です。知りませんでした。

保存会のみなさんが…①輪切りしたダイコンに楊枝を刺した栗、いずれも糸で榊の葉っぱでくるんだり、巻き付けた②ミカン③干し柿④昆布…そして、現代では苦くて渋くて誰も食べない⑤トコロイモ(トロロイモではありません!)の『五菜』を15セット作成し、神棚に備えました。

「この伝統の風習を、14年後の神社建立千周年まで守り抜きたい!」という保存会の長老の熱い決意の言葉を、地域代表の政治家として直立不動で胸に刻みました。



夜には牧之原市中里区蛭ケ谷(ひるがや)の蛭児神社に、こちらは800年以上前から伝わる奇祭『蛭ケ谷の田遊び』を観に伺いました! 18時30分から22時30分まで…5時間にも及んだ演目を始めて、全部見届けました!!(^-^)v

私は市議会議員になる前の10年以上前から、雨の年も極寒の年も、毎回楽しく取材しています。コロナ禍で、史上初めて2年連続で中止となり、一時は祭りの存続が危ぶまれる事態に陥りましたが…地区のみなさんの団結力で昨年、見事に復活!

この時期にしては暖かい今年は、市内外からの200人以上のギャラリーが訪れて、大盛況です。テレビ静岡と静岡朝日テレビ、静岡第一テレビの3局の取材クルーが、熱心に撮影していました!

2012年に国の『重要無形民俗文化財』に指定されたこの奇祭は、平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて始まったと言われ、演者の唱え(=台詞)だけで、楽器の伴奏や囃子がありません。

境内に積み上げられた丸太に火をつけ、これをかがり火として、蛭ケ谷地区(38戸)の青年たちが、秋の「豊作」や「子孫繁栄」を祈って、古式ゆかしく幻想的な舞や所作を演じます。素晴らしい伝承文化に、ただただ感服するばかりです。

かつては、番外2番を含めた17演目21役がありましたが、近年は簡素化が進み…今年は15人の若者が、4時間もかけて13演目を演じます。前半は神々を呼び寄せ、太刀や木刀を使って場の清めを行う儀礼的な演目。後半は「田打ち」「田植え」「稲刈り」など、稲作を模した演目です。

牧之原市って、地域ごとに伝統ある独自の文化やお祭りが現存する本当に素晴らしい日本の田舎です!(*^o^)

◆蛭ケ谷の田遊び(ひるがやのたあそび) 蛭ヶ谷地区(38戸)の青年たちが、年の初めに稲作の工程を模擬的に演じて、秋の豊作を祈願する民俗芸能。「御田打祭(おたうちまつり)」「ほた引祭(ひきまつり)」とも呼ばれる。始まりは12~13世紀の鎌倉時代とされる。
約5時間にも及ぶ演目中は、楽器は一切用いられず、演じ手の掛声や唱え、所作によってのみ進行する。1981年(昭56)に静岡県指定文化財。2006年(平18)に文化庁から「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」に指定され、国庫補助により調査事業がスタート。2012年(平24)3月8日に、国の重要無形文化財に指定された。
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