港湾議員連盟の視察
所属会派の『港湾議員連盟』の現地視察として、静岡市の清水港と富士市の田子の浦港に伺い、両港の特色とそれぞれが抱える課題について、国と県、そして業者の担当者から詳しい説明を受けました。
清水港では…①港の施設の概要説明 ②新興津岸壁延伸事業の説明 ③荷役機械の遠隔操作化に向けた取り組みの説明 ④新興津地区人口海浜・緑地事業の説明 ⑤コンテナ荷役の上京と整備状況の視察 ⑥クルーズ船の受け入れ環境整備お説明 ⑦日の出地区岸壁改良工事の説明 ⑧クルーズ船の受け入れ体制と整備状況の視察 ⑧日の出地区の津波対策と緑地整備の説明 ⑨同整備状況の視察
…をみっちり午前中いっぱい伺いました。
午後の田子の浦港では…①港内埋没対策と緑地整備の説明 ②同整備状況の視察…でした。
どちらも、静岡県を代表する港だけに、非常に重要で興味深い内容で感心しました。晴天であれば、富士山が美しい景観でしたが…本日は、雲が多くてまったく見えなかったことだけが残念でした。
一昨年の牧之原台地での竜巻災害の際に、すぐに駆けつけてくれ損壊した屋根の応急処置や修理に大活躍してくださった浜松市の『静岡県西部屋根工事業協同組合』の戸塚義裕理事長が本日22日、能登半島地震で壊滅的被害を受けた石川県珠洲市に向け出発しました。
竜巻災害を契機に、昨年施行された国の『住宅緊急修理制度』によって支給される『1世帯5万円以内』の補助金の範囲内で…被災した住宅の屋根や外壁に雨水が浸水することを防ぐブルーシート等での応急措置を、専門業者として請け負うそうです。
現地では今、被災者の不安に付け込んで、ブルーシート貼りだけで十数万円もの高額な費用を請求する、素人に毛が生えた程度の技術しかない悪徳業者が横行しています。
危険を伴い、専門技術が必要な作業だけにこの補助金は、一般のボランティアには支給されず…戸塚さんのような専門業者に行政が直接支払う形でしか請け負うことができない制度になっています。
戸塚さんら静岡県の専門家たちは、珠洲市役所建設課やボランティア団体と連携&協力して、2月中旬までの3週間、同市の旧小中学校を改築した簡易宿泊施設に寝泊まりし、被災家屋の屋根からの浸水を食い止める作業を一心不乱に専念するそうです。
「牧之原の時と同様に、提携しているNPOの依頼で現地に向かいます。着いたらすぐに、作業に取り掛かります。被災者を守り、被災者に負担のないように、全力で活動してまいります」と力強く話してくださいました。
静岡県の職人代表として、頑張ってください! 心から応援しています!!