波乱の年の静かな閉会日
静岡県議会12月定例会は本日21日、物価高騰対策を盛り込んだ約426億円の補正予算案など44の議案を可決して閉会しました。
この1年、川勝知事のお得意の失言、暴言、不適切発言は、これまで以上にエスカレート。議会との対立は一層深まり、6月議会では不信任案可決まで「あと1票」という事態にまで陥りました。
今定例会でも、10月に知事が突如ぶち上げた三島市の国有地に東アジア文化都市の発展的継承センターを巡る〝詰めの段階〟発言等で拡大した騒動が、俎上に上がりましたが…知事から「(発言は)訂正しないが白紙にする」という玉虫色の答弁で何とか沈静化。。4月の県議選以降では初めて、最終日が午前中に終わりました!
12月議会閉会後、静岡県議会水産議員連盟の『水産施策に関する勉強会』に、初めて参加しました。
水産業が盛んな全県の15人の県議と9人の国会議員(含代理)、県庁部局の管理職らが一同に会し、各地の漁協や観光協会等の代表者から、漁業や海に関わる観光業の取り組みを伺いました。
主催の県水産振興推進協議会の薮田国之会長は、御前崎市から私の地元・牧之原市~吉田町の海の漁業を一手に担う『南駿河湾漁協』の漁協長にして、県漁連の会長です。
そういう背景もあり、南駿河湾漁協の松本匡広課長による『海業振興計画~静岡・地頭方漁港~』という画期的で将来性豊かな『海業』の構想と新しい取り組みの詳細を大変興味深く拝聴しました。
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◆海業(うみぎょう) 海や漁村の地域資源の価値や魅力を活用する事業。国内外の多様なニーズに応えることにより、地域の賑わいや所得と雇用を生み出すことが期待されている。