ありのままの議会討論
<「知事には組織を統率する能力がない!」と断言した伊丹県議>
本日8日の一般質問で、我が会派で同期の伊丹雅治県議(47)が、川勝知事のいわゆる〝東アジア文化都市レガシー発言〟について、知事を厳しく問い質しました!
知事が、独断&一方的に「詰めの段階」だと宣言したあげく、白紙撤回に追い込まれた『東アジア文化都市発展継承センター(仮称)』の建設予定地だった三島市選出の伊丹議員は…「私は今回の出来事から、知事は『自分が一番の人』『人から何か言われたくない人』『自分の考えを曲げたくない人』だという印象を改めて受けました」と厳しく指摘。
その上で「もし県庁の職員の中に『あの程度の発言はいつものこと』『下手に諫言(かんげん)すれば 飛ばされる』というような意識が醸成されているとしたら…県庁組織は壊れかけていると言わざるを得ません。知事は県庁という組織のトップとして、ご自身に組織を束ねる能力があると考えているのか問います」と質しました。
憮然とした表情で起立した川勝知事は…「私は統率しようという意思よりも自由放任でやってきました。『アナと雪の女王』の映画の主題歌は『レット・イット・ゴー』。ありのままということですね」「好きなようにやらせる…と。ただし、徹底してやる気を起こさせる。それには長けてきたと思います」「私の誤った考えや行動については、躊躇せずに諫言するように求めています。『上にはへつらわず、下には威張らず』が基本です」等々…いつもの「はあ? どの口が言う?」とやじりたくなるような(笑)自画自賛で言行不一致の答弁を延々と繰り返したので、議場のあちこちで失笑が起こりました。
これには伊丹議員も、あきれ顔で「私が聞いているのは…そういう知事のスタンスではなく、知事として県庁組織を統率する能力があるかどうかということです」と再質問すると…
知事は「こういう仕事は 結果が全てです。それは議員の方で ご判断いただければと思う」と明言を避けました。結果が出ないことばかりだから、いつも揉めているのに…
<義憤に満ちた伊丹県議の熱い質問原稿(本人提供)>
この時期に、いつも投稿している気がしますが…
今朝も、静岡市からの委託を受けた業者さんによる、お堀の落ち葉&ゴミ回収作業が行われていましった。「寒い中、ありがとうございます!!」と心の中で呟きました。(^-^)/
歴史的な美しい景観を行政が大切に維持し続ける…実に日本的で正しい税金の使い方だと思いました!
<8日の一般質問>
【伊丹雅治(47=自民改革会議)】
1 知事の政治姿勢について
o 知事の県庁組織を統率する能力
2 新しい資源を活用した地域循環共生圏の形成について
3 有機農業をはじめとする環境への負荷軽減につながる農業の推進について
4 静岡県健康福祉交流プラザにおける今後の取組について
5 サウナを活用したウエルネスツーリズムについて
6 プロ野球新球団との連携について
7 大場川の増水時の安全確保について
【野田治久(66=自民改革会議)】
1 観光立県しずおかの復活に向けた新しい施策展開について
2 コンパクト・プラス・ネットワークの推進と静岡県の都市づくりについて
3 修善寺駅周辺の渋滞対策について
4 有害鳥獣対策の推進について
(1)カワウ対策
(2)ニホンジカの捕獲対策
5 宗教法人平和寺本山への対応について
【鈴木唯記子(48=ふじのくに県民クラブ)】
1 ビーチ・マリンスポーツによる地域活性化について
2 健康寿命の延伸に向けた取組について
3 ケアマネジャーの確保、定着について
4 災害時におけるペット対策について
5 水平リサイクルの推進について
6 県立高校におけるインクルーシブ教育の推進について
【天野多美子(51=自民改革会議)】
1 若者や子育て世代をターゲットとした人口減少対策について
2 NPO活動の担い手確保の取組について
3 中山間地や過疎地域の交通手段に関する課題への対応について
4 オクシズ地域の優良農地の確保について
5 水害から地域を守る麻機遊水地の整備の進め方について
6 子どもの権利である養育費の確保の推進について