牧之原のちょっといい話
牧之原市の誇る〝アマチュア〟プロレス団体『牧之原プロレス』(MPW)が、なんと6年ぶりに復活しました!(^-^)v
113年前、世界で初めてビタミンB1(=オリザニン)を発見した鈴木梅太郎博士の故郷・地頭方の海浜公園で開催された『秋のビタミンマルシェ』に初参戦!
幼稚園児から高校生、そして一般市民による『ブレイキングダウン…もどき』(笑)に続き、団体の2大エースのハリケーン鬼刃(きば=48)と猪熊伸也(29)が、前回に引き続き30分1本勝負で激突!!
華麗な空中技あり、ド派手な場外乱闘ありの白熱の激闘の末、ベビーフェースの猪熊が11分20秒、コーナーポストからのボディープレスで鮮やかに勝利し、詰め掛けた観衆を大いに沸かせました!!
なお、ワタシは実況アナウンサーを担当しました。プロレス試合前の『ブレイキングダウン…もどき』では、ウチのネラさんがコスタリカの民族衣裳を着て、ラウンドガールを務めました!(´▽`)
◆牧之原プロレス(Makinohara Pro-Wrestling) 2010年(平22)8月、水道会社経営で元プロボクサーの沖本登志春代表(60)が「本当の強さとは、優しさである」を理念に設立した榛南地域初のローカル〝アマチュア〟プロレス団体。同年11月の「まきのはら産業フェア」が初興行。平日の19時から、プロレスだけでなく、総合格闘技、ボクシング、キックボクシングもトレーニングできる。他団体もうらやむ豪華なリングと練習道場、練習器具を誇る。選手・練習生は随時募集中。お問合せ先は有限会社トシズ(担当:沖本0120-15-1043 =平日9~17時)。道場は牧之原市堀野新田237-3。
牧之原のお茶屋さんが、福島のお茶屋さんに粋な善意のプレゼント!!(*´ω`*)
北関東から南東北にかけて記録的な大雨をもたらした今年9月の台風13号で、甚大な被害を被った福島県いわき市の茶小売店『柏俣園(かしまたえん)』に、牧之原市波津の老舗茶屋『相良物産』から、新品の20kg用茶箱10箱(約12万円相当)が贈呈されることとなり…
本日23日、仲介者であり、私の静岡県ボランティア協会時代の頼れる上司で、日本全国の被災地支援ボランティア界の〝元締め〟的存在である松山文紀さんに、相良物産の山本明男社長(67)から、出来立てホヤホヤの茶箱が直接、渡されました!!(^^)/
台風が直撃した9月8日から9日かけて、観測史上 1 位の 1 時間降水量を観測したいわき市では、1935年(昭10)創業の柏俣園の3代目当主の柏俣喬さん(74)の店舗兼自宅が床上60cmまで浸水し、店内の商品や備品が全滅してしまいました。
「移転新築となれば数千万円かかる」と業者に言われ「この年で借金はできない」と現在地での再建を決意しました。
それでも、改修工事で最低1000万円は必要と知り…「少しでも経費削減を…」と静岡市から支援に来ていた松山さんに「日本一の茶どころの静岡だったら、中古の茶箱ありませんか?」と相談したことで、先月私に依頼がありました。
そこで、普段から昵懇にさせていただいている牧之原市商工会副会長の山本社長に、恐る恐る話を切り出したところ…
「いいですよ! 今、まとまった中古の箱がないから、新品を差し上げますよ!」と笑顔で快諾いただいたのです!!(^-^)v
そして本日、発注から1カ月で納入された、内面ブリキ貼りの高級茶箱10箱の贈呈式が行われたのです!(私たち3人だけですが…)これまで縁もゆかりも取引もなかった東北のお茶屋さんの老店主のために…(*‘ω‘ *)
]創業がなんと江戸時代中期の1715年(正徳5)! 実に308年の歴史を誇る超老舗茶屋の第10代当主の山本社長は「ご高齢でも店舗を再建しようと頑張っているご主人の心意気に応えたい。同じお茶屋として、こんな形で協力できて喜んでもらえたら、うれしいです」と少し照れ臭そうに胸を張りました。
当初の想像をはるかに超える素晴らしい寄贈を受けた松山さんも、実に感慨深げ…。「ありがとうございます! 柏俣さんも感動すると想います。現地での反響を写真と一緒にご報告します」。
声を弾ませ、今月中に再び福島に赴く軽ワゴン車の荷台いっぱいに茶箱を詰めて、帰って行きました!(^^)/