韓国訪問最終日
静岡県議会の中沢公彦議長の観光公式訪問の最終日は、ソウルの中心部にある日本の『独立行政法人国際観光振興機(通称:日本政府観光局、略称:JNTO)』を訪問しました。
外国人の訪日旅行の推進を目的に、海外の現地目線に立った日本のプロモーション、マーケティングを行っている組織です。海外に25の事務所を持ち、ソウル事務所は1985年(昭60)に設置されたそうです。
①訪日旅行市場い関する市場分析やマーケティング。②海外現地旅行会社の訪日ツアー企画。販売の促進。③海外現地メディアを通じた日本各地の広告。宣伝。④ウェブやSNSを通じた訪日観光情報の提供。⑤国際会議(MICE)の誘致・開催推進。⑥受け入れ環境整備・工場促進…を主な事業としています。
清水雄一所長から、コロナ禍明けの韓国の最新の旅行事情や日本各地への旅行客誘致への取り組みについて、丁寧な説明を受けた後、前日のCLAIR同様に、静岡県、特に静岡空港に1人でも多くの韓国人観光客を呼び寄せるための施策について、意見交換を行いました。
以前から中沢議長が一貫して提唱、推進している温暖で景観豊かな静岡の多彩で魅力的なゴルフ場や温泉を活かした旅行会社のツアーの企画などで話が盛り上がりました。すると清水所長から…「今、韓国の若者に人気なのはファーフィンなんです。過去10年で競技人口・愛好者数が100万人近く増えたんですよ!」という興味深い話が飛び出したので、ワタシはすかさず「静岡空港から車で15分の位置に、サーフィンで大人気の海岸とアジアで唯一のサーフィン専用のウエーブプールがありますよ」とアピールしたところ…「私はサーフィンをしないので、恥ずかしながら知りませんでした。これから宣伝をします」と力強いお言葉をいただきました。
韓国訪問の最後は、静岡県の韓国事務所を訪問しました。静岡県のPRのために、日夜韓国内で頑張ってくださっている高橋誠所長と現地スタッフの本拠地です。入口に、県内各自治体のパンフレット、リーフレット類が展示されていました。特別に作成されたハングル版なので、全部で10市町ぐらいでしたが…しっかりと作られた牧之原市のものが一番目立つ場所に置かれていました。。「牧之原市は、こういうところでも頑張っているんだなー!」とうれしくなりました。
昼食を食べてから、仁川国際空港に移動。韓日の旅行客でごった返す荷物検査場や出国審査を1時間近くかけてやっと通過して…15時前に、ほぼ満席のチェジュ航空の静岡便に乗り込み、ひと眠りしていたら17時に静岡空港に到着。入国審査と荷物受け取りを10分で通り抜け…18時は牧之原市静波の自宅で風呂に入っていました。
大満足の4日間でした。