異文化交流の大切さ
本日も、米マイアミ在住コスタリカ人のリンド夫妻を静岡の魅力あふれる観光地に案内しました。妻と次男の晃司アントニオと一緒に、久能山東照宮→日本平夢テラス→三保の松原→エスパルスドリームプラザというコースでした。
最初は、富士山の近くまで行こうと思ったのですが、全員ラテンの人なので(笑)…出発が昼前になってしまったこと。そして、出発から15分後に、志太榛原地方だけに積乱雲が急発達し、突発的な豪雨になったので「先月同様、富士宮や御殿場まで行って、富士山がまったく見えなかったかったら意味ないなー」と思って、予定を変更しました。
幸い、静岡市では風雨の心配はなく、素晴らしい晴天の中、予定通りの行程をみんなで堪能しました。お客さん、特に海外からの友人でも来ないと、最近はもう家族みんなで近隣の史跡や観光地を巡ることはないので…普段、みんな好き勝手に生活している大石家にとっても、とてもいい経験になりました。
リンド夫妻は英語もペラペラですし、東京に滞在中は米国大使館職員の親友の豪華マンションに宿泊しているそうですが、夫婦間の会話はもちろんスペイン語です。四六時中おしゃべりしまくっている妻とイレアナさんの周りにいるだけで、私や息子にはスペイン語(…コスタリカの)を復習するよい機会にもなりました。
インターネットとSNSの発展で、世の中は完全にリモートで通信できる時代になりました。しかし、やっぱり時にはこうやってお互いが再開し、自分の五感をフル活用した国際交流をすることで、閉ざされた日本社会では気づかない世界の動きや流れ、思考基準が見えてくると思います。
17歳でAFS(American Field Service) の無償の交換留学生として1年間米国に留学した経験を活かし、長い間我が家やこの地域に海外からたくさんの高校生留学生を受け入れたり、自宅で何十人もの地域の子どもたちに英会話を教えていた亡き母・敦子の先見性と国際性に心から感謝しています。
最終的に私は英語圏ではなく、スペイン語圏に興味を持ちましたが…今の私、今の楽しい家族があるのは、間違いなく母の教えのおかげです!
<静岡高校在学中に1年間米アイオワ州に留学していた母・敦子(前列左)>