
またしても、牧之原市生まれの女子学生(=しかも全員2002年生まれの同学年3人)が〝日本一〟です!! とてつもない快挙です! 今夜都内で開催された『2023年度ミス・ユニバース・ジャパン(Miss Universe Japan 2023)ファイナル』で、牧之原市細江区出身で静岡県代表の宮崎莉緒(りお)さん(20=共立女子大3年)が見事、グランプリを獲得しました!!(*^^)v
静岡県代表の優勝(グランプリ)は、2007年に世界大会を制した森理世さん(36=ダンサー)以来16年ぶりの偉業です。。
女優の萬田久子(65)らを輩出したミス・ユニバース・ジャパン( Miss Universe Japan)は、1952年に始まった世界で最も歴史あるコンテスト『ミス・ユニバース世界大会』に出場する日本代表を選ぶ日本国内で開催されるミスコンテストです。
以前は都道府県ごとの地方大会を実施して、「各都道府県代表=日本大会ファイナリスト」という枠組みで実施していましたが、現行の運営者になった2018年大会からは、32の府県で「ベストオブミス」という大会名で予選大会を開催し、各大会最上位者の32人をミス・ユニバース・ジャパン日本大会のセミファイナリストと認定。
そして、ミス・ユニバース・ジャパン事務局が独自に募集した中から選出されたセミファイナリストと合わせ、日本代表を争う形になりました。
予選大会の応募資格に、身長・学歴・職業・出身地・居住地といった条件はありません。今年の日本代表の選考は、全国の応募者の中から書類審査などを経て、セミファイナリスト30人を決定。この日の選考会では、ファイナリストに選ばれた宮崎さんら11人が、スピーチ審査、水着審査、ドレス審査などに臨みました。
応募年齢は、18歳以上。今年度から世界大会の応募基準が変更され、婚姻歴がある女性や、妊娠中や出産経験のある女性も参加可能となったそうです。。日本大会でも世界大会と同じく、「単なる外見の美しさだけではなく、知性・感性・人間性・誠実さ・自信などの内面も重視される。社会に積極的に貢献したいという社会性が求められる」ということです。
宮崎さんは、3月に行われた静岡大会で見事優勝。この半年間、グランプリを目指して、厳しく大変なトレーニングだけでなく、ミス・ユニバースに求められる社会貢献に関する様々な学習と経験を積んできました。今夜のステージ上では、審査員からの「日本政府は2025年までに男性が育児休業を取得する割合を50%にすることを目標にしていますが、現状は17%です。このことについてあなたの意見を教えてください」という難しい質問に…
間髪入れずに「私は、もっとより多くの男性が育児休暇を取れる社会を作るべきだと思います。〝男性だから…〟〝女性だから…〟という固定概念をまずなくす必要があると考えます。私は、未来の教育者として、未来の子どもたちために育休を取れる社会を作っていきます」と政治家もびっくりの堂々とした力強い意見を開帳し、満場の拍手を浴びていました。
11月に中米エルサルバドルで開催される世界大会に、日本代表として出場します。「本当に夢なんじゃないかなって驚きの気持ちでいっぱいです。これまで共にトレーニングをしてきた仲間や、ミス・ユニバースを目指していた女性たちのためにも『今年のジャパン代表として、責任を持たないといけないな』という自覚が今、ひしひしと芽生えています」と大きな目を輝かせて話しました。
同じ静岡県生まれの森理世さん以来となる史上3人目の〝日本人ミス・ユニバース〟を目指して…「この2カ月間でいかに世界に発信できるのか考えて、世界大会に臨みたいと思います」と熱い意気込みを口にしました。
◆宮崎莉緒(みやざき・りお) 2002年10月5日、牧之原市生まれ。みのり幼稚園→細江小学校から、静岡市の東海大静岡翔洋中高に進み、高校時代はチアリーディング部のエースとして全国優勝2回。昨年まで、プロ野球西武ライオンズの公式チア「blue legends」で活躍していた。現在、共立女子大家政学部3年に在学中。専攻は幼児教育。172センチ。