
惜しかった!! あと1票でした!
静岡県議会最大会派のわれわれ自民改革会議が提出した川勝知事不信任決議案の採決が、なんと日付をまたいだ午前0時50分にまでもつれこんだ『県政史上一番長い日』の幕切れは…賛成50、反対18。。
地方自治法178条に定められた出席議員(68人)の4分の3(51票)に、わずか1票だけ届かずに、惜しくも『否決』されました。
ワタシは光栄にも、中沢議長から会派の40人を代表して、投票結果を確認する3名の『立会人』に指命され、議案に賛成の白票と、反対の青票の総数を至近距離で確認させていただいたのですが…実に残念な結果に終わりました。
しかし、今や〝裸の王様〟でしかないの川勝知事の支持会派である『ふじのくに県民クラブ』の18人以外は、公明党県議団(5人)も無所属議員(5人)も、一人残らず「全員が賛成票を投じた」という事実は、果てしなく重いものだと感じています。
川勝知事の即時辞任を求めた今回の不信任決議は、残念ながら成就しませんでしたが…残り任期2年を切った知事との果てしない戦いに向けて、間違いなく意気揚がる惜敗となりました!

静岡県議会6月定例会の最終日で大変な事件が起きました! 県議会最大会派のわれわれ自民改革会議が、神聖な議場で不誠実にも虚偽の弁明を繰り返した川勝平太知事(74)に対する不信任決議案を提出したのです!!
午前中の委員長報告と討論に続く提出議案の採決は、全会一致で可決されたのですが…その後で川勝知事が、中沢議長に発言を求め…いわゆる『コシヒカリ発言』を巡る給与返上問題について弁明したことで、空気が一変しました。
知事の発言の要旨は以下の通りです。
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①県議会、県民のみなさまに十分に私の考えを伝えておらず、不信の念を抱かせてしまったことをお詫びする。
②令和3年11月に辞職勧告決議が可決されたのを受け、自分の不適切発言等に責任を痛感し「12月分の給与と期末手当を返上したい」と表明した。
③給与を返上するための条例案の議会への提案に向け、さまざまな努力や調整をしたが、議員の方々からの「辞職勧告決議は給与返上を求めるためのものではない」「給与返上と責任の取り方には関連性がない」等の意見を踏まえ、当時は提案を見送った。
④しかし、本議会で答弁している通り、給与を返上するための「条例案を提案したい」という思いは、その後も全く変わっていない。
⑤今議会の総務委員会で、給与返上が実行されていないことに対し「現行不一致である」という指摘があった。
⑥これにより、私は「県議会において、給与を返上するための条例案を御審議いただける環境に変わった」と認識した。
⑦なので、次の9月議会において、給与の一部を返上するための条例案を提案したい。
たい。
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またしても嘘ばっかり! 不履行の責任を、全部他者に押し付けている開き直りとも言える自己弁護に、わが会派のほとんどの議員が憤慨し、態度を硬化。長時間に及ぶ各種の会議と激しい議論の末、夕方になって急転直下、当初は執行部の視野に入っていなかった「不信任決議案提出」というもっとも重い決議案へと、会派の全議員が一致団結したのでした。
