
今日の早朝散歩は海ではなく、近所の秋葉山に行きました。テレビや新聞によく登場する8種類4000株のアジサイが、今まさに見ごろです!(*´∀`)♪
カロもネロもうれしそうでした。
※右下の1コマだけは、我が家の庭のアジサイです。
その後は、自宅で『静岡県中央新幹線環境保全連絡会議 第14回地質構造・水資源部会専門部会』をWeb視聴していました。やっきりしました。
気を取り直して、午後から県庁に行きました。今月29日(木)午後の一般質問に向けて、新たな作戦を練り直しました!

『静岡県中央新幹線環境保全連絡会議 第14回地質構造・水資源部会専門部会』では、相変わらず…現在山梨県内で静岡県県境まで459メートル地点まで掘り進められている高速長尺先進ボーリングで湧き出る水について、「この先、静岡県の水が出るのか?」「その場合は、出た水を静岡県に返すのか?」という不毛な議論が行われました。
専門家からは「「水質や水温など何かキーになるものを最初に 見つけておけばそのキーを使って比率が把握できる」という意見が出た一方…「静岡県側から流れ出た水だということを正確に特定するには、成分分析等で速くても1、2カ月はかかる」という見通しも語られました。
JR東海は「工事に関係なく、傾斜や地層の影響で今も静岡から山梨に流れている水が100あるとして…工事によって水の量が101になったら、われわれは増えた『1』だけお戻しすればよいのですか?」と質問。。リニア工事に対する県の責任者である森副知事は「はい! それで結構です」と即答しました。
しかし…「トンネル内に出た水を成分分析をして〝静岡の水〟であることが確定した段階でお戻しすればいいですか? かなりのタイムラグが発生しますが…」という質問には「生態系や環境に影響が出ると困りますので、いったん全部返していただいて、割合に応じて後から調整してください」と森副知事は答えました。
広大な南アルプス山脈の中を掘り進む直径20cmの保護管と直径12cmの削孔ロッドの先から出てくる地下水が…「静岡県の地表に降った雨水だった」だとか「工事をしなければ、すべて大井川の川面を流れる水になる」という前提と対処法を大真面目に議論していることが、本当に不思議でなりません。
結局、2時間以上に及ぶ今回の会議で「進展」があったとするならば…JR東海は、①JR東海は、県境まで300メートル以内の区間では湧水量や水質についての報告を週1回から毎日に改め、県と対話しながら進める ②水を戻す必要がある場合は「理解を得られた方法で静岡県側へ戻す」という方針を明言。静岡県は、これを「高く評価した」ことだけでした。