
本日は、御前崎ポートセールス実行委員会主催の『御前崎港視察会』に、ご招待いただきました!(^-^)/
午前中は、今年で開港52年を迎えた御前崎港の現状や、輸出入貨物の通関状況やコンテナ航路利用助成事業、港を利用する船会社の事業説明を、詳しく伺いました。
午後からは、許可証がなければ立ち入れない多目的国際ターミナルをじっくりと視察させていただきました。
巨大なコンテナ船の荷の積み降ろしや、欧州向けの自動車専用船へのスズキ車の乗船作業を間近で目撃できて、興奮しました!(^-^)v

リニア中央新幹線沿線の10都府県で組織する『期成同盟会』の年に1度の総会が本日開催され、昨年7月に加入した静岡県の川勝知事が初めて出席しました。
沿線の知事からは、川勝知事の強調する水資源や環境問題への懸念に一定の理解を示しつつも、静岡工区の早期着工を求める声が相次ぎました。
各知事の挨拶や意見表明の場で、川勝知事は「静岡県は一貫してリニアに賛成しております。リニアの技術は日本の誇るものであり、次世代に継承・発展させていかなければならない」と改めて自身が〝リニア大推進論者である〟という従来の立場を強調しました。
「田代ダムの取水抑制と、燕(つばくろ)沢の盛り土360万立方mと藤島沢の要対策土10万立方mを合理的に解決すれば何の支障もない」とも言い切りました。
これには、先日「山梨県内における先進ボーリング調査の中止」を要請した川勝知事に不快感を表明してきた山梨県の長崎知事も「静岡県の懸念はリニア開通に関わる重大な問題で、期成同盟会で意見を交わす場を設けるべく、まずは事務方で調整を始められたら…?」と助け船を出しました。
さらに長崎知事は「大都市間を結ぶリニア中央新幹線や東海道新幹線の各駅と高速道路を結節することで、高速鉄道利用のメリットが各地域に広く波及する。特に国際空港と高速鉄道が結節する静岡空港新駅については、これまでにない画期的な駅になると考えています」と、東海道新幹線の静岡空港新駅の構想も再び提案してくれました。
一部の静岡県民の「リニア工事は静岡県には何のメリットもない」「そもそもリニアなんか要らない」という声に配慮したこの画期的な発言に対し、他の府県の知事からは異論も反論も出ず、むしろ好意的に受け止められていましたが…肝心の我が静岡県知事は「空港新駅の可能性の話は本当にありがたい、ただ空港自体も大井川の水に頼っている」「たくさんの水を使っている会社がある、地下水を含めて水質が悪くなると困るところもある。水の問題と空港新駅の問題は関係している」というワタシに言わせれば、荒唐無稽でトンチンカンなコメントを発しました。
静岡空港のどこが、大井川の水に頼っているのか? リニアトンネル工事で、中下流域の水量が減り、水質が悪くなるという科学的根拠は? 水の問題と空港新駅の問題は、どこでどう関係しているのか????
6月29日(木)のワタシの一般質問で、改めて知事に問いかけたいと決意しました。