最高の環境と広域連携の重要性
雨で開幕が2日遅れた『第16回春季全日本小学生男子ソフトボール大会』を観戦に来て、レベルの高さに驚きました!!
北は福島、南は鹿児島までの26都府県からの代表計46チームが、トーナメント方式で日本一を争う選抜大会だけに、どのチームもピッチャーの球は凄まじく速いし、守備は上手いし…打撃は打撃で、シャープで広角で器用だし。。とても小学生(しかも主力は5年生!)には見えません。
東名高速や静岡空港に近いこの高台に、ソフトボール場が8面も取れる水はけの良い総合グラウンドがあることで…こんなハイレベルの全国大会が開催できるという素晴らしさを改めて実感しました。亡き父をよく知る関係者から「県議! 哲司さんに感謝には本当に感謝しているよ!!」と榛原町長時代の功績を称えられ、誇らしく思いました。
県外のチームの選手たちは、市内や周辺のホテルや旅館や民宿に、家族や関係者とともに何泊もしています。お弁当屋さんやコンビニも、夏の海水浴シーズン前の特需の恩恵を受けています。
大会誘致にご尽力くださったソフトボール協会のみなさま、おもてなしの心で各チームを受け入れてくださった観光会社や宿泊施設のみなさま、本当にありがとうございました!!
なお、大会は…週明けの平日に2日以上の日程順延は厳しい上に「小学生に、1日3試合はさせられない」という大会本部の判断で、明日の2日目にベスト4が出揃った段階で…「4チーム優勝」ということになりました。
い~らで開催された『JAハイナン合併30周年記念式典』に、ご招待いただきました。
ちなみに30年前の1993年の春と言えば…ワタシは東京でスポーツ紙記者の2年生。10クラブで始まったJリーグの開幕直前で、関東一円を駆けずり回っていました。
蛇足ですが(笑)…Jリーグは今では3部(J3)まであって、全国41都道府県に60クラブも存在します。さらに蛇足ですが…Jクラブのない6県のうち、三重と高知には、J3のライセンスを持つクラブがあります。
さらに、さらに蛇足ですが…残りの4県にもJを目指すクラブが存在します。静岡には神奈川(6)の次に多い4つのJクラブがありますが、まだ他にもJを目指す地域クラブが、静岡市内に2つ、浜松市にも1つあるんですよ!
と、ここまで、長々と何を言いたかったというと…「30年はあっと言う間に感じるけど…JもJAも、地域に密着して積み重ねた歳月の結晶はスゴい。われわれの人生や子どもの成長も、またしかり!」ということです!
閑話休題!(笑)
JAハイナンは、榛原郡南部に位置する4町(御前崎町・相良町・榛原町・吉田町)にあった3つの農協が広域合併し、1993年(平5)3月に誕生しました。その後、平成16~17年の市町合併により、受け持つ自治体が「2市1町」(御前崎市のうち旧御前崎町・牧之原市・吉田町)となりました。
温暖な気候と肥沃な土地に恵まれて栽培している茶は、荒茶生産量で日本第2位を誇ります。また、南アルプスから流れ出る大井川の伏流水を利用した水稲をはじめ、レタス、メロン、ミカン、イチゴ、トマト、花卉などの施設園芸も盛んです。
JAハイナンは、組合員のよりどころとなる組織であり続けるために…
・ 絶えず「農業の未来」を考え行動し、農業を振興します。
・ 満足度の高い事業を展開し、組合員と職員の幸福を追求します。
…というモットーの下
平成29年度からスタートした3カ年計画「ともに拓こう、協同が輝く時代」では、3つの基本目標「農家組合員の農業所得の向上に取り組みます」・「くらしの豊かさの実現に貢献します」・「JAの健全な運営に取り組みます」と6の重点目標及び自己改革実践項目を設定し、取り組んでいるそうです。
今回の3か年計画は、7つの基本目標と17の重点目標を設定し、「農業の飛躍的な生産拡大」「経営環境に対応した事業・経営の転換」を掲げています。
式典では、このたび農事功績表彰「緑白綬有功章」を受賞された菅山区の赤堀園の赤堀有彦さん(70)が特別表彰されました。また、第2部では、勝間田区出身で著名な尺八演奏家の縄巻修己さん(72)のミニコンサートを最前列の特等席で堪能させていただきました。
『静岡県中央新幹線環境保全連絡会議地質構造・水資源部会専門部会(大井川利水関係協議会)』をリモート傍聴しました。
いつものように、静岡県が会議の前面に出るのではなく…大井川の流域8市2町の首長や水利権者、JR東海とが、公開の場で初めて一堂に会して、直接、活発な質疑応答が行われました。
そもそも論的な質問や感情的な水掛け論になりかけた場面もありましたが…2時間以上に及んだ対話の最後には…リニアトンネル工事中に湧出する水の代替策として、JR東海が1年前に提案した最上流部の田代ダムから、富士川支流に流れている発電用の表流水の取水抑制案について「水利権を持つ東京電力との話し合いを早急に進めてほしい」という結論にまとまりました。