森竹治郎先生の大演説
静岡県議会2月定例会は本日10日の最終日で、一般会計の総額で過去最大規模となる1兆3703億円の新年度当初予算案など73の議案が可決し、閉会しました。
予算案では、新型コロナ対策費に600億円、2022年の台風15号による被害を受け、氾濫した川の災害対策などに25億円、牧之原市の川崎幼稚園でのバス置き去り事件と裾野市の園児虐待事件を受け、再発防止のため、不足する保育士と保育支援者の配置拡充などに約4億円が盛り込まれています。
また県政史上最長となる10期を務め上げ、今期限りで勇退する森竹治郎議員(80=下田市・賀茂郡)が特別に登壇されました。早稲田大学の大先輩である森県議は、静岡空港問題や漁業等、父の時代から大変お世話になりました。委員会でアドバイスをいただいたり、県議会稲門会を主催してしただいたり、互いの県政報告や南伊豆と榛南の特産品を贈り合ったりさせていただき…本当に、本当に親しくお付き合いさせていただきました。
本来は2月議会の一般質問で有終の美を飾られる予定でしたが、体調がすぐれずに欠席されたので、大変心配していたのですが…閉会日の特別演説では、矍鑠(かくしゃく)とした足取りで登壇。「我が40年の議員生活に一片の悔いなし。議会の先生方には、知事をはじめ県のみなさまと切磋琢磨していただき、静岡県の未来をより明るいものにしていただきたい」と、今まで通りの見事な〝森節〟で熱弁し、満場の大拍手を一身に浴びていました。
森先生! お疲れさまでした。本当にありがとうございました!!
↑↑↑静岡県は10日、『中小企業者等物価高騰緊急対策事業費補助金』の取扱いを写真のように変更しました。