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少子高齢化の進む典型的な地方の田舎だけど…美しい海が、山が、川が、大茶園が、富士山静岡空港がある。
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うれしくて悔しい一般質問

うれしくて悔しい一般質問

- 2023年2月20日 -



大忙しだった週末が終わり、気が付けば…庭の河津桜が満開になっていました。

本日は、静岡県議会の本会議場で、任期満了前最後の一般質問に登壇し、以下の6点を質問しました。

①知事の政治姿勢について【知事直轄組織】
○年末の記者会見での大失言を糾す。
②リニア中央新幹線整備への県の対応について【くらし・環境部】
○地権者や井川地区の住民の存在や意思はどこに?
③緑茶の機能性PRによる静岡茶の消費拡大について【経済産業部】
○県費をつぎ込んだ「お茶はコロナに効く」という研究成果はどうなった?
④金谷御前崎連絡道路の整備について【交通基盤部】
○東名相良牧之原IC周辺の着工時期は?
⑤県立高校の在り方について【教育委員会】
○学校の魅力化を進めている相良高への支援策は? 先生を減らさないで!
⑥榛南水道と大井川広域水道の事業統合について【企業局】
○今統合を決めちゃったけど、大井川下流域の水道水の安定供給は大丈夫?

最初の質問で、まさか川勝知事が素直に謝るとは夢にも思っていなかったので…用意していた攻撃的な再質問をちょっと言いにくい状況になり、後回しにしたら、時間切れになってしまいました。画竜点睛を欠く終わり方に、とても悔しい思いをしましたが…夕方のニュースで大きく丁寧に取り上げられたと知り、ホッとしました。

今回の知事の失言の一番の問題は…これまでのような選挙演説や訪問先、後援者を前にして気持ちが昂ぶった際の偶発的な失言・暴言ではなく…記者会見の1週間も前に、幹事社から秘書室に文書で届けられた質問に対する答えだったことです。

知事は会見当日も、広報課の局長、課長、参事ら広報課の全員、そしてその他の部局の幹部と、会見で話す内容の打ち合わせをしているのです。

誰もが「おかしい」と思っても、誰も知事に諫言できない。その辺りの組織的な問題点を追及したかったのですが、時間がなくなってしまいました。それが本当に、悔しかったのです。

それでも、あの発言を知っていた牧之原市民の思いを代弁する質問はできたかな? と思っています。その他の質問も、自分が想像していた以上に、県当局から真摯に答弁してもらえて、うれしかったです。

本日、静岡県庁本館の議場まで傍聴にお越しくださった40人近くのみなさま!! ネットでの生中継をご覧くださったみなさま! ありがとうございました。



↑このテレビのニュース映像だけをご覧になった方から「重箱の隅をつついて、知事を批判するな」というご批判のメールもいただきました。

私自身は、決して重箱の隅をつついたつもりはございませんが…ニュース映像だけでは真意は伝わらないので、私の質問の全文を掲載します。

【一般質問 2/20(月)】

1 知事の政治姿勢について

はじめに、「知事の政治姿勢について」昨年末の記者会見を例に挙げてお伺いします。

知事は、去る12月27日、昨年最後の定例記者会見で、幹事社からの「今年1年を漢字1文字で振り返ると」という質問に対し、「水」とお答えになりました。

そして、自ら「水」を選んだ理由を、3つだけ例示されました。まず1つ目は「台風15号の大水害に苦しめられたこと」。なるほどです。次いで2つ目に「JR東海がリニア新幹線トンネル工事での流出水の代替案として提案した田代ダムの取水抑制案について、当事者の東京電力との確約がなかったこと」と説明しました。

私はこの時「あれ? トンネル工事の湧き出る水の全量戻し等、工事によって『減少が懸念させる大井川の水と環境問題全体』の話ではなくて、ずいぶん細かくて具体的な理由なんだ?」と不思議に思ったのですが、まあこれはこれでもよいでしょう。

しかし、最後の3番目に、あまりにも思慮に欠けた不謹慎な理由を大真面目に挙げられた時、私は自分の耳を疑いました。その発言は次の通りです。一部、日本語として不適当な部分もありますが、当該部分をすべてご紹介します。

「さらにひとこと言えば、牧之原の幼稚園で、いたいけな子どもさんが、熱気の中でですね…ある意味、水分を全部体内から吸収されて、お亡くなりになりました。それもある意味で…広い意味で水に関係しているかなとも思います。(なので、今年の漢字は)水でございます」

川勝知事、この取って付けたおかしな説明は何でしょうか? わざわざ選定理由の3つに入れる必要がありますか? 「あの事件を教訓に」とか「県民の記憶にとどめるため」と本気で思ってくださっているのなら、そもそも漢字は水ではないでしょうし、あの場で口にしていいセリフでもないはずです。

知事は、事件で亡くなられたお子さんのご家族の心情を本当にお考えになったことがおありですか? 事件からしばらくたって報道された「女の子の水筒は空だった」とか「車内の暑さのためか衣服はすべて脱いでいた」といった痛ましい情報は全て、各マスコミが捜査関係者から得た独自ネタで、警察の公式発表でもなければ、ご遺族が会見して話したことでもありません。あってはならない悲劇で傷心のご家族は、今も女の子の顔写真でさえ公開していないのです。

1年の最後の定例会見での、ある意味お約束の「今年の漢字」という年の瀬の風物詩的な話題だったこともあり、この知事のとんでも失言を問題視したり、批判的に報じたマスコミは皆無でした。したがって、県民はこの発言を知りません。

しかし、私は事件の起こった牧之原市の市民を代表する県議会議員として、この大失言を看過することはできません。

知事は当日の記者会見での別の質問に対し「私は自分の発言が重く受け止められているということを、ありがたく思ってもいます」と述べられた上で「ともあれ、発言には重々注意して参りたいと思います」と答えられていました。
まさにその通りです。これまで、何度も繰り返された知事の不適切発言は、その都度大きな誤解やすれ違いを生み、多くの県民、国民の心情を無下に害してきました。

知事は、同じ会見でこうもおっしゃいました。「私は、間違っていること、また公益に反することがあると認識された場合、これは相手の方が私より高い身分の方であるとか、重責をお持ちの方であろうと、腹蔵なくはっきりと申し上げるという姿勢を変えることはありません」と。

「身分」という言葉の使い方が気になりますが、ご発言の趣旨は私も100%同感です。1年生議員の私ですが「県のトップには2度とこのような舌禍を起こしてほしくない」との願いを込めて、あえてニュースにもならなかったご発言の真意をお伺いし、納得できる説明、釈明を求めます。


2 リニア中央新幹線整備への県の対応について

次に、「リニア中央新幹線整備への県の対応について」伺います。

昨年11月の国の「第18回リニア中央新幹線静岡工区有識者会議」の場に、18回目の会議にして初めて「関係者」として呼ばれた特種東海製紙グループ企業の十山株式会社は、南アルプス中心部の大井川源流域に東西約13km、南北約33km、面積2万4430haの土地を所有しています。これは、日本の民間会社が所有する「ひとまとまりの土地」としては日本一広く、JR山手線の内側の面積の約4倍、静岡市の面積の17 %、静岡県の3%にもなります。

その社名の由来通り、間(あい)ノ岳、悪沢(わるさわ)岳、赤石岳等3000m超の10の山を擁し、静岡県内の「南アルプスユネスコエコパーク」の大部分と、リニア工事の静岡工区の工事ヤードや作業員宿舎、現在問題視されている発生土置き場予定地の土地も、ほとんどすべて含まれます。

県は大井川の水だけでなく、自然環境や発生土の置き場についても、JR東海に対してまるで自分の土地、つまりすべてが「県有地」であるかのような厳しい姿勢で臨んでいますが、実際の土地所有者の意向が、県の主張やマスコミ報道の中で表に出てくることはありません。

地権者はリニア工事を契機として、登山者や観光客の増加や林道東俣線の改良や通信環境の改善等を要望しています。また、南アルプス公園線や県道三ツ峰落合線の改良、リニア工事関連施設の多目的利用や観光活用等に期待を寄せている静岡市の井川地区の住民の意見や要望もしかりです。

私は、今回の質問のために何度も現地に赴き、地権者や地域住民からさまざまなお話を伺いましたが「平成29年に県が窓口になって作成したJR東海と利水者との基本協定書が締結間近だったが、大井川の水問題の顕在化で、県から突然ストップがかかった。それ以降、県との対話はほとんどなくなってしまった」と聞いています。

県は、常にJRや国交省とは堂々と真正面から対峙していますが、とにもかくにも土地所有者や住民の意向を尊重し、前面に打ち出し、連携し、場合によっては共闘するべきではないのでしょうか。

県は、土地の所有者である当会社やリニア工事によって「デメリットだけでなく、さまざまなメリットもある」と認識している地元井川地区の住民と、どのような姿勢で向き合い、どのように対応してきたのか。また、この先はどのように連携していくつもりなのかを伺います

※長いので、3つ目以降は明日以降に掲載します!

【20日の代表&一般質問】

【田好浩(66=公明党県議団)】

1 知事の政治姿勢について
(1)令和5年度当初予算編成               
(2)防災・減災                     
(3)リニア中央新幹線                  
2 防災・減災対策について
(1)建築物の耐震化                   
(2)津波避難ビルの耐浪性の確認             
(3)被災者生活再建支援システムの導入支援        
(4)ドローンの活用                   
3 土砂災害警戒区域の指定について            
4 救急安心センター事業#7119の実施について     
5 出産や子育てで長期離職している女性の就業支援について 
6 困難な問題を抱える女性への支援について    
7 認知症対策について                  
8 脱炭素社会の実現に向けた建築物の省エネ化の取組について
9 県庁本館の維持管理に向けた取組について        
10 駿河湾の観光地としての活性化について
11 夜間中学の開校について                 
12 デジタル技術を活用した運転免許センターの利便性向上について 

【 落合愼悟(73=自民改革会議)】

1 若者の結婚・子育て観を踏まえた少子化対策について
2 水素エネルギーに係る企業の取組に対する支援について
3 ドローンの利活用の促進について
4 栽培漁業の推進について
5 志太地域の道路整備について
6 防災教育の推進について
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