
今朝の読み聞かせボランティアは…『あまんじゃく』というお話を読みました。天の邪鬼(あまのじゃく)ですね?
手も足も目も鼻もない「口ばっかりの変なおばけ」のお話です。ぽかんとしていたり、夜中にいびきをかいている人の口の中に飛び込んでくるイヤなおばけです。
お母さんや先生に「お手伝いしてよ!」とか「勉強しなさい!」とか言われると「やなこった」「したくないもん」と…勝手に口走ってしまう困ったおばけです。
でも、お母さんが急に優しくなって「宿題大変ね! お手伝いなんかしなくていいわよ」とか言われると、あまんじゃくが「いいよ! ボク手伝うよ!」なんて答えちゃうんです。口ばっかりのおばけだから、自分は何もやらないくせに、カッコつけてなんでも言えるんです。
でも、お母さんは喜んだんです。そして褒められたことなかったボクは、それがとってもうれしかったんです。あまんじゃくは、それが面白くないから、お母さんにまた反抗しようとしたけれど…。
ボクは、お母さんにまた褒められたいから、あまんじゃくの言いそうなことの反対をやり出したんです。ボクだって別に勉強をしたいわけでも、お手伝いしたいわけでもなかったんです。ただ、憎たらしいあまんじゃくの言うことを聞きたくないだけだったんです。
とうとうボクが、あまんじゃくのあまんじゃくになっちゃったんで、あまんじゃくはバカらしくなって、ボクの口から飛び出して行きました。今は、誰かの口を探しています。
2年1組の良い子たちが、手で口を抑えながら笑ってくれました。

うれしいメッセージが届きました!!
来月11~12日に袋井・エコパアリーナで開催される東海4県の高校バスケットボール新人大会で、各出場校の関係者(保護者・家族等)50名までが、スタンド観戦できることになりました!
「今さら? 甲子園も高校サッカーも、普通に有観客でやってたじゃん」とお思いかもしれませんが…さにあらず。。
実は、静岡県高体連のバスケットボール委員会では、昨年4月に国が示した「スポーツ大会実施のガイドライン」なる通達を、今も実直に遵守していて、今週末に静岡・このはなアリーナで開催される県大会では「各校2名」しか、スタンド観戦が許可されていないのです。
私は、保護者の方々からの依頼(=悲鳴)を受けて、この厳しい静岡のローカルルールの大幅な緩和を教育委員会や高体連に要請していたのですが…大会日が迫っていたこともあり、ご期待に応えることができませんでした。
それでも、東海地区の愛知県、岐阜県、三重県の3県では、すでに全国大会に準じた有観客開催に移行していることを強調したことなどが考慮され、本日晴れて静岡開催の東海大会からのルール改正が実現しました。
やればできるし、言わなきゃ変わらない…という現実を改めて確認できてよかったです!!