
昨日の話です。県庁剣道部の初稽古を終えて空腹が頂点だった私は、無性にラーメンが食べたくなり、駿河区敷地の『麺処汐のや』さんに行きました。塩ラーメンが激ウマなのです。
ここは以前、飲み屋で知り合った静岡学園サッカー部OBで店主の寺田さんが「そういえば昔、日刊スポーツの大石さんという記者が学園に取材に来て、大きな記事にしてくれたんですよ~!」「あっ! それオレ! オレ!(^^♪」という感じで意気投合して以来のお気に入りのお店です。
寺田さんは「地元密着」や「地域貢献」に熱心なナイスガイで、昨秋の台風災害の際には、被災された方々に自慢のラーメンを無料でふるまったり、自腹で新品のTシャツ100枚や飲料水や食器類を提供するという男気溢れる粋なボランティアをしていました。
昼の営業が終了直前だったのに、店の前には大勢のお客さんが列を作っていました。普段は、飲食店で待つのが大嫌いな私ですが、久々に来たので帰れません。20分後にやっと店内に入り「繁盛しているね? さすがだね?」と声を掛けると…「たまたまですよ。コロナ禍だからみなさん、時間をずらしてきたらバッティングしたんじゃないですか?」と笑いました。
激しい剣道の後なので、カロリーは気にせず、ラーメンと餃子にランチセットのカレーまでたらふく食べて、一番最後に外に出たら…なぜか店の前に、さっきまでより大勢の人が並んでいました。
「学園で同期だった藤枝MYFCの大石が、北信越リーグの福井ユナイテッドに移籍したんです。この人たちはヤツのサポーターです。これから貸切でお別れのサイン会をするんですよ」と寺田さん。
その場で、元U-18日本代表候補のFW大石治寿(つぐとし)選手(33)を紹介してくれました…というか、14年前は彼の取材に行ったような気も…(笑)
同じ大石でも、横浜生まれの大石選手は、とても礼儀正しく謙虚で紳士的なステキな男でした。「藤枝での5年間は、仲間にも人にも恵まれた幸せな時間を過ごせました。これから地域リーグで新たな挑戦です。もがいてもがいて、人として成長したいです」と爽やかに、きっぱりと話してくれました。応援します!
大石選手のコメントも、サポーターとのお別れの舞台を提供した寺田店主の友情も素晴らしい!! 感動しました。当然のことながら、入口前で2人の2ショット写真を撮ろうとスマホを構えたら…電池1%で画面は真っ暗!! 何とかシャッター音がしたのでほっとしたのですが、帰宅後に確認したら何も写っていませんでした。
なので、写真はすべてもらいものです!(笑)

10年に1度の大寒波がやって来るってよ!(笑)
10歳以上の子はカロだけだけどね…