
静岡県、政府拉致問題対策本部、そして静岡県議会北朝鮮拉致問題早期解決促進議員連盟の主催による「拉致問題啓発舞台劇公演『めぐみへの誓いー奪還ー』」(主宰:劇団夜想会)を浜松市福祉交流センターで観劇しました。
国民・県民のみなさまが拉致問題への認識を深め、拉致問題の悲劇を深く理解していただく一助となるよう政府が企画して、全国各地で実施している事業です。静岡県地域外交局のご配慮? で、最前列のど真ん中の席に座らせていただきました。
1977年(昭52)に、当時中学1年生だった横田めぐみさんが新潟で拉致された当時から現在に至る拉致問題の経緯、めぐみさんや田口八重子さんたち拉致被害者の北朝鮮での過酷で悲惨な生活を帰国者や北朝鮮からの亡命者らの話を基に再現した舞台でした。
故・横田滋さん役の原田大二郎さんや、横田早紀江さん役の石村とも子さんらベテラン名優、そして主演の横田めぐみさんを演じた菜月さんら個性的な若手俳優陣が魂をぶつけ合うような…まさに鬼気迫る熱演を、彼らの息遣いや忍足の音まで聞こえるわずか5、6m先のかぶり付きの特等席で90分間、凝視させていただきました。
以前、同じタイトルの映画を観ましたが、生の舞台の迫力と衝撃は凄まじいものでした。
北朝鮮による非道で卑劣な拉致行為を絶対に許すことなく、政府や県、そして全県民と一丸となって、一意専心取り組む決意を新たにしました。
シンガーソングライターの山口采希さんによるミニコンサートも行われ、北朝鮮拉致被害者の想いをかたちにした『空と海の向こう』というオリジナルソングを熱唱してくださいました。