
牧之原市の誇る日本唯一のサーフィン(&ボディボード)専用の人造波のウエーブプール『静波サーフスタジアム』が2月から3月中旬まで、防振工事のため休業することが16日、明らかになりました。
同社の安達俊彦社長が今夜、プールのある静波区の評議委員会を訪れ、一昨年の開業以来、近隣住民から苦情の出ていた機械室内装置(排気ダクト)による低周波の振動問題について「専門家チームや米国造波メーカーとの協議により、有効な工事手法が提案されたので、臨時休業の上、すぐに工事に着手します」と説明しました。
プールの水を完全に抜いた上で、すべての室内装置に排気抑止工事を施して、揺れの原因だった音域の振動波を低減させるそうです。これまで、窓ガラスの小刻みな揺れなどの被害を感じていた近隣住民のみなさまにはうれしいニュースです。
同社と牧之原市の担当課による、真摯で迅速な対応に感謝します。


評議員会では、発行されたばかりの牧之原市の『新しい学校づくりかわら版 Vol.3』も配られました。昨年12月15日の教育委員会で決定されたという2033年度までに榛原、相良両地区に1校ずつ市が設置する小中一貫の「義務教育学校」の候補地や通学手段についての説明です。
牧之原市が進めている市立小中学校の再編について、県議会議員の私は管轄外ということもあり、これまで詳しい情報に接する機会がありませんでしたので、とても興味深く読ませていただきました。最短でも7年先(榛原地区)という再編実現までには、まだまださまざまな課題や問題点、乗り越えなければならない障害が山積していると想いますが…
なるべく多くの市民や関係者にこのプロジェクトにもっと関心を持っていただき…十分な対話の時間を掛けて、胸襟を開いての活発な意見交換と課題解消を通じて、理想的な新学校づくりに努めていただくことを願っています。

一方、早くも学校再編に伴い閉校となる学校跡地に関する意見交換会が、近々に実施されるようです。静波区と川崎区の児童が通う川崎小学校に関しては、来月2月21(火)の午後7時から、さざんかで開催されます。