
『静岡県中央新幹線環境保全連絡会議 第10回生物多様性部会専門部会』を県庁で傍聴しました。↓↓↓
昨年12月20日の国の有識者会議で示された「トンネル掘削に伴う地下水の水位の変化が沢に生息する生物に与える影響」などの3つの論点案について、県当局からの説明が行われた後で「この論点案で良いのか?」「他にも大事な内容があるのではないか?」という観点から部会としての意見をまとめる予定でした。
しかし、今回からメンバーに加わった2人の委員から、これまでの議論の内容や調査手法への疑問の声が相次いで、具体的な論点整理ができないまま、2時間の会議時間が終わってしまいました。
県は論点案について委員から再度意見を聞いた上で要望をまとめ、国の有識者会議に伝える方針ですが…新たに持ち上がった問題点や疑問点に関して、JR東海や国交省がどのように受け止め、いつまでに解決案や新たな調査や回答が出るのかはまったく不透明なままなので、事態の解決にはますます時間と手間を要することだけは、間違いありません。
