
9月23日から24日にかけて、静岡県中西部を襲った台風15号により、大きな被害を受けた牧之原市内の二級河川3流域の復旧と再発防止のための整備の要望活動に、地元の県議として同行しました。
杉本市長、植田議長、そして被災した3区の区長さんら総勢10人を超える代表団は口々に、市役所担当課の作成した被害と課題が一目瞭然にわかる素晴らしい資料を基に、川勝知事、藪田議長、そして太田交通基盤部長ら県の担当部局に、早急な防災対策の必要性を熱く訴え、理解を得ました。
台風15号では、静岡市清水区をはじめ、静岡県内の15市町で、全半壊家屋2304軒、一部損壊3070軒、床上床下浸水約1万軒もの大きな甚大な被害が発生しました。それぞれ深刻かつ緊急を要する県の対応が求められていることはいうまでもありませんが…これまで、マスコミ報道等ではほとんど報じられてこなかった牧之原市の被害の実態をしっかり可視化した資料を携えて、根拠と説得力のある要望を実行できたことは、良い前例になりました。
原因の推定と将来の予測を含めた具体的な要望を、事前に県の担当部局に伝えておくことで、同様の災害の発生を未然に防いだり、緊急時における県や国の初動を確実に早めるきっかけになると期待しています。
牧之原市の関係各位のご努力に感謝いたします。
