
本日は、静岡県議会『令和3年度決算特別委員会』の総務分科会です。聞かなければならない質問が、たくさんありました。
私は1時間の持ち時間内で、以下の内容を質問しました。(主なものを抜粋)
〇主要施策の実施状況【秘書課】
・秘書事務費として(1)知事、副知事の秘書、日程管理 (2)定例幹部会議の開催 (3)栄典事務、表彰事務、皇室対応事務等に、総額1813万9894円が計上されているが、内訳と具体的支出が資料に記載されていない。何故か?
・知事および副知事の秘書に関する事務について、知事の公務と政務の区分はどのように整理され、政務活動に関して秘書課はどのように関わっいるのか? 知事が常々「私は公務はするが、政務はしない」と公言していることとの整合性は??
〇継続費逓次(ていじ)繰越額について【財政課】
・近年には計上されていなかった『継続費逓次繰越費』について、その制度と繰越内容について伺う。
〇事故繰越額【財政課】
・事故繰越額が48億円あまりと大きな金額が計上されているが…従来と比べてどうなのか? また、これだけの多額な事故繰越が発生した理由は?
〇アイディアソン・ハッカソンの取り組みについて【データ活用推進課】
・オープンデータを活用して、地域課題を解決した事例について、具体的な内容を教えてほしい。
〇文書の管理について【文書課】
・県庁内の文書の保存について、収容能力4万8893箱に対し、現在収容量は4万1444箱と、85%が埋まっている。将来に向けて管理上の課題はないのか?
・重要な公文書や歴史的価値がある公文書は、マイクロフィルム化して保存しているとのことだが、PDFやUSB、クラウドでの保存が進んでいる現代において、マイクロフィルムでの保存にメリットはあるのか?
〇県庁職員の家庭生活の支援と職員住宅等維持管理費【福利厚生課】
・職員住宅の現在の入居率は、幹部職員用、一般職員用(世帯用、単身用)でそれぞれどれくらいか?
・第2時静岡県職員住宅管理計画では、今後の職員住宅の設置目的を「県の業務遂行における要因」により「入居する住宅に限定する」とあるが、具体的にどのような場合か?
・職員住宅は「築40年を目安に廃止する」とのことだが、最終的にはどれだけに職員住宅が残ることになるのか?

本日全県議が、7つの決算委員会の分科会で、昨年度の決算の内容を熱心に質疑していたまさに同じ時間帯に…リニア新幹線をめぐる静岡県の専門部会の会議が開かれ、県境まで迫っている山梨県側の工事について、JR東海の代表と激しい議論が行われていたそうです。
会議には先日、静岡市長選に出馬する意向を固めた県の難波理事が〝最後の御奉公〟とばかりに出席して…「JRの主張では、大井川の水が山梨県側に流出する可能性がある」と不快感を表明したようです。
一方私は、リニア中央新幹線工事における大井川の水資源や環境問題に多大な関心と責任を持っている大井川流域の県議会議員が傍聴できない日程を設定し、テレビや新聞の前でこれまで通りの〝正論〟を展開して、夕方から翌朝の県内ニュースで大見得を切っている難波理事や県の担当部局の思惑ややり方に、不快感を表明させていただきます。