末期ガンと闘う高校教師・榛葉達也さん(31)に密着取材を続けているテレビ静岡の特集第2弾が、You Tubeにアップされました!
昨今は、あきれた不祥事の続出で地に堕ちた感のある静岡県の教育界に…榛葉さんのような特別に光輝く偉大な教師がいてくれることを、地元の県議として心から感謝すると同時に、母校の剣道部の先輩として誇りに思います。
榛葉さんは、11月9日(水)18時30分から牧之原市相良総合センターい~らでも講演します。入場無料。予約不要です。
特集の中にも登場しますが…静岡県教育委員会の池上重弘教育長が、榛葉さんとZoomを使ってオンライン対談を行ってくださり、県教育委員会のトップとして彼への理解と全面サポートを約束してくださいました。これまでは、県立高校の教師が〝休職中〟に無償とはいえ、各地で講演活動することへの苦言もあったわけですが…これで一気に流れが変わりました。本当にうれしく、頼もしく思っています。
さらに池上教育長は、県教育委員会のホームページ内の自信のブログ『ようこそ教育長室へ』でも、このことを書いてくださっています。⇒こちら!!
↑上のリンクと同じですが…いかにコピペして転載します。
教育長挨拶
静岡県教育委員会教育長 池上重弘
教育長室へお越しいただき、ありがとうございます。
10月7日の金曜日、吉原工業高校の榛葉達也先生とZoomを使ってオンライン対談を行いました。榛葉先生は、剣道が専門の保健体育の先生です。テレビでも放映されましたのでご存じの方もいるかもしれませんが、榛葉先生は治療が困難とされるステージ4のスキルス胃がんを患っています。
榛葉先生は、病気を抱え治療を続けながらも、講演等の活動を通じて教育者であり続けようとされています。自分の命の輝きを子供たちの前に示していこうという姿勢に敬意を表するとともに、榛葉先生の今の思いや願いなどを直接聞かせていただければと考えお話をする機会を設けました。
榛葉先生は、講演等の活動の中で、主に2つのことを伝えているそうです。1つは人と人のつながりの大切さ、もう1つは時間の大切さであり、限られた時間であることをポジティブに捉えて夢や目標を追い続けてほしいという大切なメッセージです。病気を抱えたご自身の状況がわかっている中で、人に伝えていくことはとても勇気のいることです。でも榛葉先生には、高校生時代から何事にも全力で取り組んできた自負と自信があり、自分の生き様を全部ぶつけていこうという気持ちが自分の背中を押していると語ってくれました。
対談の途中、榛葉先生にとって教育者とはどういう人であるべきかと聞いてみると、「かっこいい」という表現が返ってきました。この「かっこいい」という表現には、人生に対して前向きに生きている姿、がっぷり四つに組んで真剣に取り組んでいる様子、そこにエネルギーを感じて、こんな生き方をしてみたいなと思ってもらえるような教育者像があることを榛葉先生と共有することができました。そしてさらに、「教育とは」と投げかけると、教えたり伝えたりするだけでなく、子供の心を動かして行動に移すところまで導くことだと話してくれました。
私は、教育とは人間の可能性を信じることだと考えており、その本質は何かを教え込むことではなく、人間の持つ可能性の開花をお手伝いする仕事なのだと思っています。私は常々、「一歩踏み出せ」と伝えていますが、自分の心の中で大きな気づきや変化があって初めて、人は本気で自分の一歩を踏み出すと思うのです。榛葉先生との対談は、教育について改めて見つめ直す貴重な機会となると同時に、榛葉先生の教育観が私の考えているところと符合し、感銘を受け、勇気づけられました。
榛葉先生の強い思いと命の輝きを感じとってもらえればと思います。

前夜のコスタリカ料理の残り物が、こうなります!
ごはんと豆が混ぜ合わされて、赤飯のようですが…全然、別物です! ダシが効いて美味しいです!
Gallo pinto(ガジョピント)という名前です。