
本日から2泊3日の日程で、静岡県議会総務委員会の県外視察で北海道です。議会の視察で県外に出るのは3年ぶりです。
集合時間の45分前まで家でゆっくりしていて…マイカーで来て、駐車場の無料区域にとめて、ゆっくり歩いてチェックインして、まだ時間がたっぷりあるので、喫茶コーナーで『This is cafe』の『富士山空港ラテ』を飲みました。。
「地元に空港があるってステキだな~!」と呟いたら…「おめ~は、オヤジに感謝しろよ!」とベテラン県議のダミ声が飛んで来ました。
浜松在住の県職員によると、浜松市の市街地に住む人は、空港リムジンタクシーが自宅まで迎えにきて…たった2000円でここまで連れて来てくれるそうです。感動していました。
富士山静岡空港は、素晴らしいです。静岡県民のための空港です。そして、やっぱり新幹線の空港駅も必要です!

北海道は、静岡県の年末ぐらいの気候で、かなり寒いです。
新千歳空港と札幌のほぼ中間に位置する恵庭市の〝花の拠点〟『はなふる』に伺いました。庭園を中心とした約6.2ヘクタールの巨大な観光施設で、道の駅や農産物直売所、観光案内所や子どもの遊び場などが集約されています。本年6月に全国都市緑化フェア『第39回全国都市緑化北海道フェア』のメイン会場となりました。
札幌のベットタウンというだけでなく、商業や農業、工業がバランスよく発展している恵庭市は、北海道の35市の中で唯一、人口が増え続けているそうです。(人口70,333人=2022年9月30日現在、面積294.65平方km)
30年以上前から「市民主導による花のまちづくり」を合言葉に花を愛する住民の方々の活動を市が後押し。これまでに『緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰』『都市景観大賞』『美しいまちなみ大賞』等、数々の賞を受賞していて、北海道を代表する〝ガーデニングのまち〟として全国にも知られています。
市の名前が「恵まれた庭」と読めるので、質疑応答の際に私は、真っ先に「市名の語源は、おそらく違う意味だとは想いますが…〝恵庭〟という名前が、昔からの市民のガーデニングへのモチベーションになったのでしょうか?」とお尋ねしたところ…
担当課長は微笑みながら…「1906年(明39)に漁(いざり)村と島松村が合併する際、地元の恵庭岳(1320m)にちなんで恵庭村になりました。山名はアイヌ語の『エエンイワ』(頭が尖っている)からです。市名とガーデニングに直接の関係はありませんが、この施設の近くには、恵み野という地区もあるので、歴史的にはそういう意識もあったかもしれません」と答えてくださいました。
四季を通じて多彩な花があふれる我らが静岡県や榛南地方にとって、とても参考になる町おこしの取り組みだと感心しました。