
本日は、早朝から、榛南ライオンズクラブの奉仕例会でした。坂口谷川の土手の草刈りと道路沿いを人海戦術で清掃。その後は静波のクラブ事務所周辺をメンバーのみんなで、徹底的にきれいにしました。
私は150号線沿いのゴミを拾い集めましたが…最近は飲み物の容器や缶よりも、以前は皆無だった不織布のマスクが至る所に落ちていて、辟易します。
個人的には県内各地の水害被災の現場へ、ボランティアに行きたいのですが、週末は特に大切な集まりや地元のイベントが目白押しで…申し訳ない気持ちでいっぱいです。
各地で頑張ってくれている県内、そして全国からのお友達のみなさん、本当にありがとうございます!

牧之原市細江区の神明神社の牧之原市指定無形民俗文化財『御船神事』が本日、3年ぶりに開催されました! 雨が心配でしたが…関係各位の祈りが天に通じて、30分を超える冒頭の『音頭出し(木遣り&口説き)』から最後の餅投げまで、無事に行われました。
牧之原市には、御船神事が4つもあります。神明神社の神事のルーツは、国の重要無形民俗文化財である大江区の大江八幡宮の神事だそうですが…本家から分かれて100年以上経った今では、独自の進化を遂げてしまって、完全に別の流派。ガラパゴスです。
大江や波津の神事が、伝統文化としての様式美を追求しているのに対し、ここのは本当に荒々しいです。 他では船を操る船若は、4人1組で、厳格な所作が決まっていますが…ここでは担ぐ人数も、船を激しく上げ下げする回数も…決まっていません!(笑)
この御船を所有し、10年前からこの神事を主宰する保存会のみなさんによると、地域の船若たちは代々、昭和11年(1936)に建造されたこの1隻(3代目)だけを80年以上…修理を繰り返しながら、大切に使い続けているそうです!
終わらないコロナ禍で、全国でも静岡県でも、こういった限られた地域にしか現存しない貴重な伝統芸能や無形民俗文化財の祭りや神事の中止が続き、継承者不足で絶滅の危機に陥っています。
江戸時代から神事を携わる東慶林を中心にした6町内会のみなさまに支えられたこの御船神事を後世に残すこと…。いや、まずはその前に全県、全国、全世界にPRして、広く周知されるイベントとなるように…。私も地域の代表として、これからも努力します!